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3 月 22, 2011

Quoraがニュースメディアになる可能性

Quoraは、最近人気を増しつつある「オンラインQAサイト」。Yahoo知恵袋のようなものだが、従来のQAサイトとは違うあさっての方向に進化しつつある。

で、その進化ぶりを見ながら、最近感じていたのが「そうか、こういうサイトがニュースメディアの一部を代替していく可能性があるんだ」ということ。

・・・という話を、本当は3月11日に書き始めていたのだが、地震があってちょっとお箱入りしておりました。が、福島第一原発の政府・東電発表と、海外メディアやアメリカ政府の右往左往ぶり、そして世界中の知見者がインターネットの片隅で発信する情報を見ながら、

「Quora(的なもの)が普及していたら、もう少し正しい情報が伝わるのに」

と思った次第。(以下長文)。

Quoraは、誰でも質問をポストできて、誰でも答えが書ける、というありがちなQAフォーラム。もちろん、アメリカにもその手のものは大量にある。そんな中で、なぜQuoraが違うのか。

元FacebookのCTOがファウンダーで、最初にまず、シリコンバレーのハイテク業界で人的ネットワークのハブとなるような人達がユーザーとして参加、質の高いQAのクリティカルマスが集まった

UGC系のサービスでは、みんなが面白いと思うコンテンツが集まるまでの「最初の一転がし」が大変。Quoraの場合は、元Facebook CTOのファウンダーが、VCやアントレプレナーのネットワークを活かし、彼らに「自分の知見で人助けをしながら見識を発表する場」を与えた。

Marc Andreessenもこれまでに2つ質問し、49個答えている

Quora_Marc

基本は実名で、それぞれの人の評価や、個別の回答の評価のフィードバックが明快にある

(1)実名・匿名

最初の登録には実名が基本だが、個別の回答時に匿名を選ぶこともできる。さらに、個別のテーマごとに、「なぜ自分が回答者として適切か」を書くこともできる。

例えばこちら

Quora_SteveCase

「なぜ1990年後半のインターネットバブルは崩壊したのですか?」という質問の回答でトップに来ているのはあのSteve Case。回答者略歴には「 Co-founder of AOL」となっている。AOLは、バブルの絶頂の2000年1月に、Time Warnerおよそ1600億ドル(1ドル100円として16兆円)で買収・・・・そして失敗したバブルの寵児。

「AOLのファウンダーの私が答えましょう」と来たら、読んでしまいます。

(2)ポジティブ・フィードバック

ポジティブなフィードバックとしては、個別の回答にvoteして、その表示順位を上げることもできるし、thankすることもできる。また、回答者をfollowすることもできる。誰がvoteしたかの履歴も残るので、その回答がどんな人に評価されているかもわかる。どれも、最近ありがちなソーシャルな仕組みだが、きっちりインプリされているとろこがエライ。

(3)ネガティブ・フィードバック

ネガティブなフィードバックでは、「Not Helpful」があり、さらに、Commentで、「なぜその回答が悪いのか」を書きこむこともできる。

Quoraなりの「良い回答のガイドライン」はこちらにある。このガイドラインに外れた回答が悪い回答。

ちなみに、このガイドライン、なかなか深いので、興味のある方は是非原文を読んで欲しいが、要旨を翻訳するとこんな感じ。

  • 内容が実態に即したものであり、回答者が自分で書いたもので、出来る限り正確を期す
  • 単なる感想や意見ではなく、質問に直接的に回答する
  • サポートする論理の筋立てを書き、読んだ人が、「なぜ回答者がその回答にたどりついたか」がわかるようにする (よって、理由が書かれていない非常に短い回答は大抵の場合NG
  • よほど自分の回答者としての妥当性が明快でない限り、データ元を明示する
  • もし、一般的に信じられている常識とは異なる回答をする場合は、まず「常識」に触れ、その上で自分は常識とは敢えて逆行するが、と前置きした上で、なぜ特定の回答に至ったかを説明する

要求基準が超高いし、極めて理屈っぽい。

で、この基準から外れると、ビシバシとネガティブなフィードバックが来る。

たとえば、とある会社間のやりとりがなぜ起こったか、という質問に、Big cat slaps little cat.という「短い」「感想」を回答として書いてしまった人にはこんなコメントが。

Quora1

「回答ではなくコメント。回答ガイドラインをよく読むように」

「質問に直接答えていない。回答ガイドラインをよく読むように」

・・・・こんなこと言われたらシュン、ですな。

 

というわけで、埋め込まれた色々なしくみ、厳しいガイドラインの設定などにより、

  •  「自分の専門領域について、真剣に回答するぞ」という気合が入りやすく、質の高い回答が集まる
  • 良い回答を書くと皆から評価されることもあり、さらに良い回答を書こうという気合が入る

という正のループが形成されているのであった。

では、それがどうしてニュースメディアになり得るのか

さて、こうして、「専門的回答を理屈っぽく語ることが推奨される場」が形成されると、それをリアルタイムの事象の解説、および当事者による説明にも活用できる。

たとえばこちら

Quora_Bill

Twitterが、メジャークライアントであるUberTwitterのAPIアクセスをブロック、という荒業に出たのだが、その直後に出た質問。

「どうしてTwitterはUberTwitterを利用停止したのですか?」

答えているのは、UberTwitterの親会社の社長のBill Gross。さらに下の方には、TwitterのPRの人も回答。報道記者は、当事者にインタビューするのが大事な仕事なわけだが、それより早く本人が自分の言葉で声明を発表できるわけです。

インタビューを受けた人の多くが経験があると思うのだが、記事では、「うぉおおお、こんなこと言ってねぇっ!」と頭をかきむしるような引用をされることもある。自ら書けば、その苦難は解消される。

もちろん、自分のサイトにきっちり説明を発表することもできるが、見つけてもらえるかわからない。いろいろな意見が出る中で評価されることもないので、本当に正しいことを言っていても、それが正しいかどうかを他人に分かってもらうのが難しい。

Quoraなら、きちんとした事実の提示と議論展開ができる中立的な場と成り得るわけだ。

例えば、今回の原発では、世界各国の専門家が様々な説明やリスク分析を発表しているが、それをひとつの場所にまとめ、専門家同士でそれをvoteしたりthankしたりnot helpful認定したりすれば、かなり心強い。現状Quoraは日本語では使えないが、Quoraもやがては日本語化するだろうし、日本に独自のQuora的なものを作ることもできる。逆に、日本の専門家・当事者が英語で情報発信する場としても使える。

QuoraがIT以外の領域でもニュースメディアとして機能するための条件

今のところは、やはりIT関係の回答者が強力。世界が注目する福島第一原発に関する質問は20以上あるが、回答できる専門家が少ないようで答えはチラホラとしかない。よって、上記のメリットが顕在化するに至っていない。

今後、現在のクオリティを保ったまま、他の領域にユーザを広げていけるかが鍵となるでしょう。

<注意事項>

  • 別にQuoraはニュースメディアになろうとしているわけではないので、これはあくまで「そういうこともできる」ということ。Wikipediaがニュースメディアではないのに、現在進行形の事象についてニュース並に詳しいのと同じような発展でしょうか。
  • 「Quora的な場があれば、他のニュースメディアは要らない」ということではなく、やはりテーマを取捨選択し、特定の視点でニュースを届けるメディアは必要。今ほどいらないですが。

 

[日本の震災援助用の寄付をするために、米国のNPOを評価したい方はCharity Navigatorのサイトに情報があります]

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3 月 17, 2011

シリコンバレー停電事情

シリコンバレーでは停電は突然やってくる。しかも頻繁にやってくる。特に何のイベントがなくても時折停電になるのだが、過去10年ほどの間に特にひどい停電が2度ほどあった。

まず2001年。これはEnronのせいで電力需給が狂って、カリフォルニア州丸ごと電力不足になったので。このときは計画停電で、地域ごとに停電させていく方式だったのだが、計画の内容は知らされず。

停電になるのはわかるが、何時からかはわからない。

料理をしようといろいろ切ったりした後、鍋を電気コンロにかけたところで「ばちーん」と停電、舌打ちして外出、電気のついているレストランを求めてさまよう、というような毎日であった。(もちろん、停電に巻き込まれた病院などは大変だった模様。)

ちなみに、輪番停電は英語ではrolling blackoutといいます。

さらに、確か2006年の夏には、猛暑で電信柱の上のトランスフォーマーが故障しまくり、広域停電した。このときは電力会社の修理が間に合わず、一旦停電したら数日、ひどいところでは数週間戻らないところもあったりして、なかなかにサバイバルであった。我が家も1-2日やられ、かろうじて微弱なクーラーが効いている公共図書館やIKEAに避難した。IKEAは、同じような停電避難民であふれ、普通にベッドで寝てる家族とか、ソファで団欒してる家族に占拠されておりました。

そういう「非常事態」以外でも、日常それなりに停電は起こる。つい3日前も、朝8時半から数時間、夕方4時半ごろから15分ほど、前触れもなく停電した。

停電すると、いろいろなタイマー合体型の時計が消えてしまい、電気が戻ってきたときに全部時間を合わせないといけない。その点、日本からやってきた電化製品(炊飯器とか)は、停電のない(なかった)国からやってきたにもかかわらず、停電してもタイマー・時計だけは持続されるものが多くてえらい。

一方、同じく停電のない(なかった)日本からやってきた瞬間ガス湯沸かし器を使っているのだが、これは電気がないとコントロール不能になって湯が沸かなくなるのが困りもの。シャワーを浴びるためだけにジムに行ったりしないとならず、大変面倒。普通のコンセントに差し込む式ではなく、直結型なので、発電機につなげたコンセントを使うわけにもいかない。(ノーリツさん、なんとかしてください)。

それでも、広域な停電はまだましで、電力会社もなんとか早く直そうとする。しかし、ごく限られた停電(1ストリートだけ、とか)だと、結構時間がかかる。私の知人は、彼らの家だけ停電したが、修理が来ず、3−4日間、隣の人から長いコードを引いて「借電」し生き延びていた。

「シリコンバレーにたくさんあるIT企業は停電だとどうするんですか?」

と日本から来る人に時々聞かれるが、みな「今日は仕事終わり」と家に帰っておしまい、という感じでしょうか。家が停電していなければ家で働くのもありだが、社内システムが丸ごと落ちてて仕事にならないケースも。(自家発電できる会社もあるかもしれませんが・・・)。

ちょっと驚いたのは、信号の停電への対応の整然さ。

基本的には4-way stopのルールが適応される。これは、全方向「止まれ」のある交差点では、一旦停止の上、先にきた車から進入、複数の車が同時にきた場合は右側の車を優先する、というルール。信号が停電していると4-way stopと見なされ、「一旦停止→右側優先」となる。

・・・のであるが、これが巨大な交差点でも機能してるのにびっくり。

アメリカに来たばかりの頃、片側3車線の大きな道路が交わる交差点で信号が消えていたことがあった。交通整理の警察官はいない。全方向、結構な交通量だったのだが、全員が一時停止し、順繰りに3台ずつ交差点を通り抜ける。スケール感としては、日比谷通りと晴海通りの交差点でこれが起こっているイメージです。

(ローカルの方へ:El CaminoとPage Millの交差点でした。)

さすが、停電慣れしている人たちは違う、と感銘を受けたのであった。(ただ、極めて効率は悪いので、大渋滞は免れない。)

+++

以下、あまり役に立たなさそうだし、日本でも通用するかは不明ですが、当地での停電の心得です。

  • 停電するときは、「ばちーん」と音がして結構怖いこともあるがたいてい何も壊れていないので大丈夫
  • 冷蔵庫は扉を開けなければ数時間は大丈夫。その位だったら冷凍庫内も少し氷が解ける程度で済む
  • 電力は、戻ってくるときも突然なので、危険そうなもののコンセントは抜いておく
  • どうしても電源が切れるとまずいものはUPS(無停電電源装置)で保護
  • ハイブリッド車を持っていれば、DC/ACコンバータをつなげることで、非常に効率のよい発電機代わりとなり、Priusだと、初代モデルで800w, 2代目以降で1.2kw程度になるそう(すべてPriusオタクのダンナ情報で私は未確認です)。もちろんガソリンは必要

 日本の皆様はお気をつけ下さいませ。

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3 月 16, 2011

不謹慎を英語でなんと言うか

・・・というtweetが昨日流れていたので考えてみた。

まず最初にぱっと思って脊髄反射でtweetで返したのが inconsiderate。「配慮が足りない」という感じ。

「それを言ったら不謹慎かも」

というニュアンスのことを英語で伝えたかったら、多分私は

It would be inconsiderate to say that.

と言うのではないかと。もう少し軽く言うならinappropriate。「適切でない」という感じです。

しかし、「不謹慎」のニュアンスは「無配慮」「非適切」より強そう。「世の中の皆様に申し訳ない」というような。

だとしたらoffense against society はどうだろう?社会に対する攻撃。しかし、offenseは「犯罪」という意味になることもあり、今度はちょっと強すぎる気がする。

うーむ、と思っていたら、今朝読んだ「ハワイへの日本からの観光客が減って打撃を受けるのでは」という記事にこんな一節が

Typically, Japanese citizens do not travel immediately after a catastrophe out of respect for those who died

大災害の後に日本人の旅行が減るのは、out of respect for those who died=亡くなった方に敬意を払うため、と。

多分これは当時の日本で多用された「自粛」という表現が近い。が、ポジティブな方向性(respectする)を軸に表現するのは英語的。

なので不謹慎もこれにならって

not showing respect for those who suffered

でどうでしょう?ちょっと弱いような気もしますが。

===

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3 月 14, 2011

アメリカ納税者はアメリカのNPOを一つ選んで寄付しよう

提案は二つ

  • アメリカに納税している人はアメリカのNPOに寄付しよう
  • その際、自分で一つのNPOを選んで寄付しよう

ということ。

アメリカに納税している人はアメリカのNPOに寄付しよう

なぜなら税金控除があるから。「税金で得するから」という話ではありません。似てるけど少し違う。

「アメリカ政府が実質上マッチアップしてくれる分、寄付金の総額を上げることができるから」

というのが理由。

IRS(国税)により認定された501(c)3というNPOに寄付をすると、税金申告時の収入から控除できる。例えば国税35%、州税10%の人の場合、100ドル寄付すると45ドル税金が減る。大雑把に言って、「半分だけ自己負担」ということになる。

なので、「1000ドルは寄付できるかな」という人は、2000ドル寄付できることになる。税金は、来年のtax return(アメリカ版確定申告)で申告すれば戻ってくる。

つまり、「寄付金の税金控除」というのは

「国や州としても(本当なら入ってくるはずの税金を受け取らないという形で)寄付をするが、どこに寄付するかは一人一人の納税者に任せる」

ということ。別の言葉で言い換えると、

「国や州が意義ある寄付ができるよう、寄付先を選別する義務を納税者が負っている」

とも言える。

せっかくのこの仕組みを無駄にしないよう、アメリカに納税している人は、アメリカのNPOに寄付しましょう。

(ただし、「税金控除がなかったら寄付する金額より、税金分多く寄付する」ということをしないと意味ないですが)。

 (追記:独身・子供なし・住宅ローンなし、などの場合、かなり巨額の寄付をしないと、控除される最低額を超えない、とのコメントを頂きました。詳しくはこちら。)

寄付先は自分で一つ選ぼう

「どこに寄付していいかわからないから複数の団体にばらまく」というのは残念ながらあまりお勧めできない。より正しく運営されている団体、より意義ある活動をしている団体を、自ら真剣に情報を集めて、考えて、一つ選んで寄付しよう。

個々の人々がそれぞれに考えて、一番よいと思う寄付先を選ぶことで、正しい団体がリワードされる。

これは、普通のビジネスの世界と一緒。

「どのソフトウェアがいいかわからないから全部買う」

なんてことをみんながやったら、よりよい製品を開発している人が報われない。

NPOも、より意義のある活動をしているところがリワードされるべき。

「そんなこと言っても、どこがよいかわからない」

というのはわかるが、自分の入手できるだけの情報でいいから入手して、その範囲でベストの寄付先を選ぼうではありませんか。

Charity Navigatorという評価団体のサイトには、災害援助をするNPOのうち評価の高いところのリストがあり、日本の地震に関する寄付の際に、どのようにして寄付先を選ぶべきかのガイドラインが載っている。読むべし。

リストに載っているNPOの名前をクリックすると、それぞれの評価のページに行く。運営資金のどれだけが慈善活動に直接使われているのか、トップの給料はいくらか、といったことがわかりやすくまとめてあるので、これを読むだけでもそれなりにめどがつくのではないかと。

加えて、ガイドラインでも勧められているが、

「しばらく、各団体の日本での活動状況を見て、より正しい援助をしていると思われるところを選ぶ」

ということもできる。今回のレベルの災害だと援助活動はかなり長期化すると思うので、ちょっと様子を見てから寄付先を選んでも全く遅くない。

群衆の英知に触れた昔のエントリーで書いたが、

全体が、それを構成する個人より優れた知恵を生み出す(ためには)、構成員が「独立し」、「分散して」、「それぞれが勝手な理解の仕方をする」という条件を満たしていなければならない

のです。

今回も、全体として、よりよい援助活動が日本に対して行われるように、構成員たる我々は、独立し、分散し、勝手な理解の仕方をして、自分の寄付先を選びましょう。

Charity Navigatorのサイトはこちら (追記:コメント頂きましたが、このサイトからのリンクで寄付しようとすると、Charity Navigatorに手数料を取られるので、情報だけ入手したら各団体のサイトに行って直接寄付するとよいと思います。Charity Navigator自体は評価組織としてはかなりよい、と、ニューヨークにいるNPO専門家の知人に確認しました。もちろん、「Charity Navigatorの活動こそ、最も意義がある」と判断し、ここにどかーんと寄付されてもよろしいかと思います。)

 

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3 月 13, 2011

赤十字に献金して大丈夫か

おととい、アメリカからの日本の地震への寄付先の一つに赤十字をあげたところ、「アメリカ赤十字はいろいろスキャンダルがあるが」というコメントを頂いた。ので、追加情報。基本的には、私はOKだと思ってるし、自分も寄付した。

アメリカ赤十字への批判はいろいろあって

  • 災害があるたびに大量な寄付を集めるが、その災害向けに使い切れてない
  • また、災害地の人にばらまいてるケースも
  • マネジメントの給料高過ぎ

といったところがメジャーなところではないかと。(2番目は9-11の時に批判された。ニューヨーク、お金持ち多いので。)

・・・ではあるものの、トータルで見ると、それなりにきちんと運営されているし、総合的な国際的災害援助活動をしている団体は数少なく、代替が思いつかない、というのが正直なところ。こちらのCharity NavigatorというNPOの評価をするNPO(ややこしい)のサイトを見てみると、Red Crossの評価は4つ星中3つ星。で、寄付で集めたお金のほとんどが慈善活動に利用されているそう。

あとは、アメリカのGrouponがmatch upして寄付してる先のInternational Medical Corpsというのもあり。 (その名の通り、医療行為だけの援助ですが)。Grouponに寄付すると、同額をGrouponが上乗せして2倍にした上でこの団体に寄付する。ただしGrouponでの寄付は一回25ドルまでなので、まとまった額の寄付をするためにはDoSアタックなみに何度も決済しないとならないのでご注意。

ちなみに、このmatch upというのはアメリカの企業ではよく行われていて、社員がNPOに寄付すると会社がmatch up、とか、特定の団体の募金集めで「今寄付すると、X社がmatch upしてあなたの寄付が二倍に」といったように使わる。

ものを送ったり、自分が現地に行くのは、かなり迷惑になるケースも多いようなので、なるべくキャッシュで寄付するのがよいかと思われます。

(追加:「キャッシュで寄付」とは、現地の人にキャッシュをあげる、ということではなく、災害援助のプロの団体に渡して、彼らに適切な物資を調達して配布してもらったり、その他の活動に使ってもらう、という意味です。念のため。)

 

Red Crossへの寄付

International Medical Corpsへの寄付

Grouponへの寄付

<追記:本文でも触れたCharity Navigatorが、「日本の地震への救援のための寄付に適切な団体リスト」を発表しました。こちらです。当地は日曜なのにがんばってるなぁ!>

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3 月 11, 2011

日本の地震被災者への寄付をアメリカからできるサイト

残念ながら、「寄付金詐欺」もこういうときには出てくるので、やはり定評ある機関に寄付するのが安心。なので、赤十字と救世軍の寄付サイト。

American Red Cross

Salvation Army

また、携帯電話から、90999にREDCROSSとテキストを送ると、簡単に10ドル寄付できます。

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