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2010/02/02

Off | 蚊がいないところに住む

半谷さんのインタビューで「転職しましょう」というところを昨日はサラッと取り上げたが、実は私が一番親近感を感じるのは

住む場所はこれからもずっとシリコンバレーのあるベイエリアにいたいと思っている。何が素晴らしいといって、蚊がいないこと。蚊に刺されやすい体質なので、とにかく一生蚊がいないところにしか住みたくない。

というところ。

私自身はそれほど蚊にさされやすくないのだが、シリコンバレーは蚊がいないのは確かにスバラシイ。そして、それ以上にスバラシイのはゴキブリがいないこと。(ゴキブリについては半谷さんとも語り合ったのだが、上記の記事には載ってません。)

[注:Twitterでゴキブリいる、というコメントがあったので、注記すると、小さいのはいます。私の家には小さいのもいないけど。3センチもあって空を飛んでくるというのはどこにもいない。]

私は、いつかは南の島で暮らしたいとも思っているのだが、南の島の多くはゴキちゃんもいっぱいいるのが悩みの種である。考えただけでもゾッとする。

・・・・で、何が言いたいかというと、「ゴキブリのいないところに住みたい」といったような傍目から見たら「ツマラナイこと」を本気で追求してもよいのだ、ということです。

私は人生において、いろいろとこの手の傍から見たらツマラナイ「希望」や「願望」がたくさんあって、若い頃はそれを表明する度に

「そんなことより本質的なことを追求しなさい」

みたいな説教をされ続けて、「もしかしてそうなの?」と心が揺らいだことも多々あったが、結局「本質的なこと」などない、ということがよくわかった。「ゴキブリが嫌い」とかそういうことの総体が私という人間であり、そういう「ツマラナイこと」を真面目に追求すると、人間として心地よく生きて行けるようになるのであった。いや、もちろん、シリコンバレーには「ゴキブリがいない」という事以外のいいところもいろいろあるんですが。

というわけで、「汗をかかないところで暮らしたい」とか、「おいしい桃がたくさん食べられるところで暮らしたい」とか、「通勤しないで暮らしたい」とか、そういう「ツマラナイこと」は人生のハピネスに大事なのだ、というおはなしです。おしまい。

09:27 午後 Offアーカイブ | 固定リンク | コメント (26) | トラックバック(0)

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コメント

いつも楽しく拝読しております。

今回の投稿を見て、昔シアトルマリナーズに在籍していた長谷川滋利選手がテレビで言っていた、「アメリカに興味があって、住みたいからメジャーリーグに来た。もしダメならほかの仕事をしてでも住んでみたかった」というのを思い出しました。

人それぞれ本質的に好き(あるいは、どーしてもダメ)なことを追求してそれに従って住むところを選んだり、仕事を選んだりしても、案外うまくいくものなのかもしれないですね。

Posted by: TKG at 2010/02/02 21:51:58

文字通り、肌が合う場所が幸せですよね。昨年夏は、久々にゴキブリや蚊、アリンコなどのオンパレードで、ビビりました。

ベイエリアでは、リス、ねずみ、蜂がでますが、こっちの方がマシかも。

Posted by: NaokiChiba at 2010/02/02 22:38:17

激しく同意。乾燥して適度に山が近くて暖かいけど冬は雪が降るところが好き。よってコロラド。

Posted by: Sudoku_smith@コロラド at 2010/02/02 22:59:37

蚊やゴキブリって日本に住んでいるとあまりに当たり前すぎて、いない世界が想像できなかった。ちなみにうちはコウモリに住みつかれて大変な思いをしたことがありました。

Posted by: masa at 2010/02/03 0:34:19

つまらないことが大事ですよ。毎日のことだから。
私はストッキングとパンプスをはくのが嫌で、社会人から大学院生になりました。今は札幌で暮らしているのですが、本州にはいたゴキちゃんがこちらにはいなくてとても快適。蚊はいるかもしれないけど、本州に
いるほどは刺されないと思います。(私は昨夏一度も刺されませんでした。)これで、雪で凍結した道で滑る、ということがなければ、札幌最高!ですね。

Posted by: mosuto at 2010/02/03 0:37:01

こんにちは。私がいるチリのサンチャゴも同じような気候ですよ。夏は10月から4月まで雨がほとんど降らず、乾燥して日陰は快適。夕方は涼しい風がそよそよ吹いてます。蚊やゴキブリなどいないので夕方はあちらこちらでベランダでワインのみつつバーベキューしている姿が・・・。一応四季もあり、冬は車で1時間半以内にスキー場が3つもあります。海辺のリゾートも1時間半で行けるし。周辺にはたくさんのワイナリーもある。
カリフォルニアよりモノや娯楽はないかもしれないけど物価安いんでプール&ジム&庭つきの物件も月額家賃1000ドルちょっとあれば手が届く。みんな(チリ人の平社員も含め)家事手伝い雇っています。治安も良いしまさに穴場。

Posted by: chagosama at 2010/02/03 2:04:14

共感します!!
和食を日常的に食べたい。夜遅くにふらっと本屋に寄って帰りたい。なので東京に住んでます。

Posted by: yamaguchiyu at 2010/02/03 3:56:45

ロンドンの市外住居エリアですが、蚊もゴキも今のところ見たことありません。

どこの国も繁華街にはいそうな気はしますけども。

Posted by: eakas at 2010/02/03 6:02:27

まったくです。
私は梅雨のないところに住みたかったのです。

Posted by: suzushiro@イギリス at 2010/02/03 7:42:34

ウチの妹に昔、「何で留学しないの?」と聞いたら、「私はたこ焼きが好きで、たこ焼きが簡単に買えるところに住みたいから。」といってました。

Posted by: rako at 2010/02/03 14:28:29

確かに!別にキャリア云々の問題じゃないかも。私も花粉症で困らなくて住むところに住みたい!

Posted by: harui at 2010/02/04 0:15:58

真冬のロンドンに来て3週間、家の中でなめくじとてんとう虫が出ました、不思議な組み合わせ・・・
庭にはきつねも来ると大家に忠告されました(田舎じゃないです、郊外)。
「きつね、かわいい~♪」と言ったら、「かわいいやつじゃなくて、野良犬みたいな感じだから」だそうです。

シンガポールは熱帯だけど市街は蚊いないですよ、蚊も出ないほど早朝に街が一斉消毒されるので。 飲食街に住んでたからゴキブリは出たけど。

Posted by: la dolce vita at 2010/02/04 3:50:58

私のいる中国の東莞は、真冬である2月はかなり寒くなければいけないはずなのに、今年はなぜか蚊が多くて、昨夜も寝ているうちに人差し指の先を咬まれて、夜中に痒くて睡眠時間を削られてしまいました。

Posted by: bobby at 2010/02/04 5:49:55

どうしても南国に住みたくて、かつて、約5カ月ほど沖縄に住んでいたことがありました。就寝前に、温かいお茶を飲み、幸せに浸って眠りに就き、翌朝も、「素晴らしい一日の始まりをおいしいお茶で」と湯を沸かそうと、昨夜そのままにしておいたやかんのふたを開けると・・・そこには生まれたての青カビがありました。その数日後私は沖縄を去り、実家へ舞い戻りました。
よく大人は、「なぜそう思うのか理由を言ってごらんなさい」と言いますが、食べ物の好き嫌いもそうであるように、理由なんてないことのほうが多いのかもしれません。
直感、嗜好、無意識に気がつくと・・・というのが、「私」そのものなのかもしれませんね。
直感のまま、本能のまま、どこででも生きていけるように人は常にわが身をを磨くのでしょうか?「芸は身を助ける」「転ばぬ先の杖」…などといった話では、ないかぁ?

Posted by: kazu at 2010/02/04 8:04:42

揚げ足を取る心算は全くないのですが、ベイエリアにも蚊は存在します。
特に夏場は、ウエストナイル熱のウイルスを鳥からヒトへ媒介するので、
ヘリコプターからの殺虫剤の散布も行われたりします。
シリコンバレーは蚊のいないところ、という意味では間違った情報であるので、コメントした次第です。

Posted by: 在米12年 at 2010/02/04 10:48:05

わたしは蛇のいないところに住みたいです。わたしにとってカリフォルニアは蛇、それもガラガラヘビがいるのが大きなマイナス。ハワイは蛇がいないそうですね。真剣に考えようかな。

Posted by: F Fries at 2010/02/04 18:21:16

ヘリコプターで殺虫剤をまいてるんですか? 私もベイエリアに9年くらい住んでたけど、知らなかったなー。

Posted by: rako at 2010/02/04 21:37:26

でも、今グーグルしてみたら、殺虫剤の散布は割合最近の話みたいですねー。

http://www.sanjoseca.gov/district10/wnv.asp

私は1993年から2002年までベイエリアだったけど、蚊は、少なくとも市街地にいる限り、気になりませんでしたね。

Posted by: rako at 2010/02/04 21:49:40

ベイエリアに蚊が存在するのはそうですが、いるかいないかでいうと「いない」ですよね。
どのくらいいるかというと、10年間で一度刺されるか刺されないかくらいじゃないですかね。
私は10年いますけど刺された記憶はありません。
ゴキブリも一度か二度しか見たことありません。

Posted by: hdk at 2010/02/04 22:34:15

私は、Insects Phobiaというくらい虫が苦手で、昔は蚊も怖くて怖くて潰せませんでした(皆に話すと笑われますが本当に怖いのです)。でも、蚊を引き寄せる体質でとにかく刺されまくってましたし、東京での夏は最悪でした。ゴキブリに蚊、、、と。
ベイエリア在住4年目になりますが、日本に比べたらほんと遭遇する蚊の数はすくないですねー。ゴキブリも、大きいのは目にしないですね、、、。と思っていたら、去年の夏はなぜか自宅で寝ていて蚊に刺され、プールで泳いでいたら、日本でみるくらいでっかいゴキブリに遭遇しました、、、(近くに飲食店があるからかもしれません)。それでも、日本にいた頃に比べると、天国のような夏ですよ。
私も、ヘリコプターからの殺虫剤散布の話は知りませんでした、、、。

Posted by: サラSarah at 2010/02/06 17:39:46

こんにちは、いつも刺激頂いてます。肌に合う、と言う意味では日本の鎌倉もイイですよ。近所のババさまと話してると、良き日本を感じます。

Posted by: Regain at 2010/02/07 7:16:22

 私もバレー在住時には、蚊に出くわしたことがありません。でもコメントを見ていくと「いる」という意見もあったので害虫駆除散布が(特にSFOベイのなれの果てのあの沼地地帯とかでしょうかネ?)かなり徹底しているのではないかなぁ~とも想定したのでした。
 ともかく、虫やハエがいないし大体町や通りがタバコの吸殻やごみが(普通の住宅エリアや大都市なら)落ちてない。これはよく道路を散水車兼掃除の車で清掃している、その理由は有権者がしっかりしており納税意識が高く、おそらく自分たちの住む街の美化への予算活用がしかりしているから、なのでは?
 予算が確保されて清潔さ、快適さ、健康・文化的な暮らしが保証されているところ、それがアメリカです。
 なのでアメリカ合衆国の、特にシリコンバレーなど大都市圏の「よさ」ではなかなか肩を並べられるよい都市は少ないのではないでしょうかねェ・・。バンクーバーなどはいつも「住みやすい都市」のトップ常連ですものねえ。

Posted by: Andy-e49er at 2010/02/07 19:39:20

日本でも東北くらいに行くと、ほとんどゴキブリはいないそうですよ。

「大学で東京に出てきて、生まれて初めてゴキブリを見た」というような話は、東北民にはわりと普通なんだとか。

Posted by: AC at 2010/02/12 3:58:39

このエントリーを読むと、どうしても東浩紀の「動物化」の話を連想しますね。

つまらない欲求を追及すると、「やっぱり日本が一番居心地がいい」となる日本人が多いんじゃないかと。
手に入る食べ物の豊富さ美味しさとか、生活の便利さとかなら、日本の都会に住めば世界トップクラスですよね。
ブログ主さんは海外移住を積極的に推奨されているわけですが、上の点はどんなふうにお考えですか?

Posted by: yamashita at 2010/02/12 11:29:19

chikaです。

>「やっぱり日本が一番居心地がいい」となる日本人が多い

そういう人は日本にいるのが一番いいと思います。

私は東京生まれの東京育ちですが、子供の頃から都会や人ごみが大嫌いでした。なんとかして人口密度が低い場所で、充実したキャリアを持つことはできないものだろうか、とずっと思っていました。(10代の頃から、一生働くつもりだったので)。

Posted by: chika at 2010/02/14 19:57:27

 ノーベル賞を取った利根川進と村上龍のインタビューを読んだときに、利根川氏が日本の大学に戻るか、留学先の大学に残るかの重要な決断を「トイレがきれいな方で」海外に残ったと言っていたことを思い出しました。 それが、振り返ると自分の人生を大きく変えた決断になったとはっきり主張していたのが印象的です。
 どうでもいい話ですが、私は大学受験でK大とW大に両方受かったときに、W大の受験日のトイレのマイナス印象はかなりインパクトが大きかったです。受験生にとって、偏差値とか学校の評判はただの情報で、生で実感を比較できるのはそこくらいしかなかったから。。。

Posted by: akahori at 2010/04/01 14:23:39






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