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7 月 27, 2009
膀胱外交
今日運転しながらラジオを聞いていたら、「国際外交では、会議の場を離れたら負け」という話をしていて、If you leave the room, you leave powerだよ、と。
「ほほー、その場にいるだけでええんか。日本の会議みたいだな」
と興味津々で聞いていたら、そうじゃなくて「会議の間は短期間にどんどん物事が決まる。なので、その場を離れたら、自分抜きで決定されてしまう。だから会議室を離れたら負け」と。
前国務長官のMadeleine Albrightは、「bladder diplomacy」を自分の部下全員に徹底させていたとのことで、これはつまり「トイレに行ったら負けだよ外交」。6時間の会議を座り通せる膀胱が大事だ、とそういうことだそうだ。
うーむ、そもそも会議の間にモノが決まることがない日本で訓練されていては、中々これに太刀打ちすることは難しかろう。(もっと言うと、外交会議に出席する人って、その場で決断を下す権限があるのでしょうか。知らないけど。)お疲れさまです。
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7 月 20, 2009
ガーナ・渡辺詐欺
前、ナイジェリア詐欺の話を書いたら、未だに「もう少しで騙されるところでした」というコメントをいただくので、これも騙される人が出ないよう書いときます。今日Skepeチャットで届いたメッセージ。
「自分はガーナ国営銀行のIT担当者だ。Shafi Watanabeという人が$18.4M(18億円)をうちの銀行の口座に入れたまま、インドネシアの地震で死んだ。このままだと、このお金は堕落した偉い人に取られてしまう。同じワタナベであるお前が遺産相続人ということにして、二人で18億円を山分けしよう。」
渡辺なだけでいいんか。渡辺をなめんなよ、って感じで笑えますが、がんばるよねぇ。
「ナイジェリアでなくガーナ」、「ラストネーム設定」などいろいろ新しい要素が入っているが、「銀行口座に眠る数十億円単位のお金を山分けしよう」というのは非常に古式ゆかしい設定だ。ってことは、これ、やっぱり引っかかり続ける人がいるってことですよね。お気をつけ下さいませ~
Dear Watanabe,
I have been in search of someone with this name " Watanabe", so when I saw your name I was pushed to contact you and see how best we can assist each other. I am Mr Mark Ahmed ,i am IT manager of Ghana National BanK (GNB).
I believe it is the wish of God for me to come across you on skype now. I am having an important business discussion i wish to share with you which I believe will interest you because, it is in connection with your name and you are going to benefit from it.
One Late Shafi Watanabe,a citizen of your country had a fixed deposit with my bank in 2004 , valued at US$18,400,000.00 (Eighteen Million, Four Hundred Thousand US Dollars) the due date for this deposit contract was this 16 of January 2009. Sadly Shafi was among the death victims in the May 26 2006 Earthquake disaster in Jawa, Indonesia that killed over 5,000 people. Shafi was in Indonesia on a business trip and that was how he met his end.
My bank management is yet to know about his death, I knew about it because he was my friend and I am his account officer. He did not mention any Next of Kin/ Heir when the account was opened, and he Shafi was not married and no children. week my Bank Management requested that should give instructions on what to do about his funds, if to renew the contract.
I know this will happen and that is why I have been looking for a means to handle the situation, because if my Bank Directors happens to know that he is dead and do not have any Heir, they will take the funds for their personal use, so I don’t want such to happen. That was why when I saw your name I was happy and I am now seeking your co-operation to present you as Next of Kin/ Heir to the account, since you have the same name with him and my bank head quarters will release the account to you. There is no risk involved; the transaction will be executed under a legitimate arrangement that will protect you from any breach of law.
It is better that we claim the money, than allowing the Bank Directors to take it, they are rich already. I am not a greedy person, so I am suggesting we share the funds equal, 50/50% to both parties, my share will assist me to start my own company which has been my dream. Let me know your mind on this and please do treat this information as TOP SECRET. We shall go over the details once I receive your urgent response strictly through my personal emailaddress;kwaahmed@gmail.com
We can as well discuss this on phone; Mobile: +233-241-351-010 . Have a nice day and God bless. Anticipating your communication.
Thanks
Mr Mark Ahmed
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7 月 17, 2009
国民性を反映する本のタイトル
New York Timesの書評を読んでいたら、You Are Hereという本の話が載っていたのだが、 同じ本がカナダではWhere am I?というタイトルになってるんだそうだ。笑ってしまった。
人間、自分の心の中にある気持ちに近いものに惹かれる傾向が強い、らしい。
アメリカの大学/大学院向け共通テストの3択問題では、受験者の不安を表すような単語を敢えて間違った選択肢に含ませるのだそうだ。つまり、答えに確証がない状態だと「不安な意味の単語が入った(間違った)選択肢」を選ぶ可能性が高いので、まぐれ当たりが減る、と。uncertaintyとかanxietyとかまぁいろいろ。・・・という話が昔MBA用のGMATというテストの攻略本に書いてあって、へーそうか、と思ったものであった。
さて、この論に従うと、本のタイトルが国ごとに違うのは、それぞれの国民の持ちがちな気持ちに近づけているということになる。少なくとも出版側が「きっとみんなこういう風に感じているだろう」という想像に近いのでは。
で、アメリカ人は「オレサマはここだっ」という気概が強いので、You Are Here。
カナダ人は多分もっと奥ゆかしいので、「私はどこにいるのだろう・・・」ということでWhere Am I?
そういえば、What Should I Do With My Lifeという本があって、これは30代を中心とした数百人の人へのキャリアに関するインタビューを元に書かれており、詳細は当時書いたエントリーを見て欲しいのだが、タイトルを直訳すると
「私は、自分の人生で何をすべきか」。
shouldには、自分が社会で果たすべき役割は何か、といった義務、というか、天命、のようなニュアンスが含まれている。結構明るい転職話も沢山のっている。
して、この本が邦訳された際のタイトルは・・・・・
「このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるだろうか?」
・・・ひー。作者のポーブロンソンはどう思ったのだろうか。私だったらいやだな。
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7 月 16, 2009
トヨタさんNUMMI閉鎖しないでね
ちょっと最近また忙しくてこのままでいるとブログが放置になりそうなので、しばらく5分くらいで書けるネタを連発してみようと思います。(連発できなくても許してください。)
今日はNUMMI。GMとトヨタの合弁の工場で、グーグル本社から車で20分くらいの広域シリコンバレー的Fremontというところにある。
GMが手を引くことになり、ただいまトヨタが存続を検討中。8月1日までに最終決定するらしいが、かなり閉鎖の可能性が高いと考えられている。
閉鎖しちゃったら残念だなぁ。
90年代半ば、私がスタンフォードの大学院に行ってた頃、クラスメートと何人かでMountain Viewの映画館に夜映画を見に行ったことがあった。(しつこいようだが、グーグル本社のすぐ脇、みたいなところにある映画館)。
そうしたら、NUMMIのネームが入ったグレーのジャンパーを着た男性が3−4人で立ち話をしていて、アメリカ人のクラスメートが
「You guys work at NUMMI?」
と聞いたら、彼らはうれしそうに胸を張って「そうだよ」と答えていた。
その後で、クラスメートが
「NUMMIってよっぽどいいところなんだろうなぁ。このシリコンバレーの真ん中で、ブルーカラーの人が会社のネームの入った服を着て映画見に来るなんて普通ありえない・・・。」
と感心して言っていた。(デトロイトではGMのネームの入った服で映画見に行くのがステータスシンボルだったりしたのかもしれませんが・・・・。
クローズしたら悲しいっす。
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7 月 11, 2009
ゾンビマッシュアップ小説:高慢と偏見とゾンビ
ジェーンオースティンのPride and Prejudice(高慢と偏見)をベースにしたマッシュアップ小説Pride and Prejudice and Zombies。ここ数ヶ月あちこちの本屋で平積みされてて、ついに好奇心に負けて読んでしまった。(Pride and Prejudice and Zombiesは、元本のストーリーは基本そのままで、あちこちに唐突にゾンビが登場するという設定を付け加えたもの。なので正確にはマッシュアップじゃないですが)。
元の小説は18世紀の終わりに書かれた、イギリスの上流階級の惚れたはれたの恋愛小説。正直なところ何が面白いか私にはよくわかりません。人物描写が精緻と言われているが、そりゃ100年前はそうだったかもしれないが、今となっては少女漫画だってもっと精緻だよ。
しかし!
その高慢と偏見を面白くするのがゾンビ。
「高慢と偏見」にはベネット5姉妹というのが登場するのだが、...and Zombiesバージョンでは、彼女たちは、中国の少林寺で修行を積んだスーパーファイターである。ゾンビに蹂躙されたイギリスで、娘たちになんとか生き延びて欲しいと願った父親の計らいだ。
さっそく、14ページ目では舞踏会にいきなりゾンビの群れが乱入、ベネット父は5姉妹に命令する。
"Girls! Pentagram of Death!” (娘たちよ!「死の星」配置だ!)
そして五姉妹はゾンビを皆殺しにする。(首をはねるんです)。
直後にストーリーは元の「高慢と偏見」に戻る。
Apart from the attack, the evening altogether passed off pleasantly for the whole family.
ゾンビの大群に乱入された舞踏会のどこがaltogether plesantlyなのかわからないが、とにかく何事もなかったように、ストーリーは次のゾンビとの戦いまで続く。
ストーリー中には、日本刀、忍者もあちこちに登場、日本の武道マスターと中国のマスター、どちらが格上かで口論になったり、「座頭一の仕込み刀に切られて死んでしまえばよろしいのよ」てな描写まで出て来る。
・・・・という感じで、「高慢と偏見」のつまらなさが耐え難くなりそうなタイミングで折よくゾンビが登場して、それでなんとか最後まで読み切れました。(「高慢と偏見」が好きな方には申し訳ない。一応、私も中学の頃にがんばって読んだのだが、今回...and Zombiesを読んで、最初の1章しか記憶にないことが判明しました。つまんない話ってそうなるんですよねぇ。嵐が丘(確か)も「姉妹が辞書オンリーでフランス語の勉強をしている」ってところしか覚えてないし。)
さて、ということで、一般受けしにくくなった名作をもう一度面白くする「ゾンビマッシュアップ」。日本でも古典名作を片っ端からゾンビ化してシリーズにしてはどうでしょうか。
「平家物語とゾンビ」(壇ノ浦の戦いでゾンビと平家が手を握り、逆転して勝っちゃうとか)
「源氏物語とゾンビ」(六条御息所がゾンビになって葵の上に襲いかかるとか)
「坊ちゃんとゾンビ」(坊ちゃんの職業は、ゾンビと戦える剣道を教えることとか)
「雪国とゾンビ」(葉子が電車で看病してる行男はゾンビに噛まれてゾンビ化する過程だったとか)
いくらでも量産できますね。
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7 月 07, 2009
衝撃のムスビ動画
乙女なのに・・・・。
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7 月 06, 2009
Marc Andreessen3億ドルのベンチャーキャピタルファンドを立ち上げる
詳細はこちらでご本人が書いてます。「エンジェル投資ファンドを立ち上げる」という噂はずいぶん前からあったが、蓋を開けてみたら$300 millionの割と大型ファンド。投資は50万ドルのアーリーステージから、5千万ドルのレートステージまでいろいろするそう。集めたい金額より投資家の方が多いよ、という状態だったそうでございます。
以下、ご本人の表明から二つ抜き出し。
いわく、「燃料や輸送(グリーン系)投資のような魅力的なフィールドはあるが、我々はITに特化する。なぜならITは引き続き巨大な機会があるから」、「世界中にアントレプレナーはいるが、シリコンバレーに特化する。なぜならシリコンバレーにはスペシャルな魔法があるから。」
赤字は私が。
# While there are many exciting new entrepreneurial opportunities in fields like energy and transportation, there continues to be gigantic opportunity in information technology -- which is where we will focus.
# And, while there are many extremely bright and capable entrepreneurs all over the world, there continues to be a special magic to Silicon Valley -- which is where we will focus.
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7 月 01, 2009
乾燥して超暑いところでは自分に打ち水
シリコンバレーのあるベイエリアでは暑い日は窓を閉め切ってた方が涼しい、というエントリーにこんなコメントを頂きました。
灼熱のセントラルバレーに住む者です。 気化熱は乾燥しているので非常に有効です。水分をまずちゃんととって、きっちり汗をかくこと。もっと有効なのは霧吹きです。直接皮膚にかけるのもよいし、寝る前にベッドにさーっと吹くと驚くほど快適。ここ数年は扇風機と霧吹きで乗り切ってます。
カリフォルニアは内陸に行くと暑いのですわい。本当に人が死ぬ殺人的暑さ。40度超とか。そうか、そういうところでは、自分に水を打てばいいわけですね。なるほど。寝る前にベッドに霧吹き、というのは新鮮なアイデア。
そういえば、遊園地とかで、夏の暑い日には「霧を吹きかけてくれるマシン」みたいなのがある。全身霧をかけてもらうとひんやりするんですね。「夏=湿度が高い」というのに慣れてると想像するのが難しいと思いますが、汗すらかかないくらい暑いんですよね。(汗は一瞬で蒸発してしまうので皮膚上に塩分だけ残る)。髪の毛洗ったまま乾かさずに外を歩くと蒸気が上がってみるみる乾いて行くという。
なお、アラブの方に赴任した方いわく、本当に暑い日は石の床の上で寝る。それすら耐え難い温度になったら、裸で夫婦抱き合って寝るそうな。人間の体温の方が低いから。うわわ。

