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4 月 30, 2009

国や組織はどういう時に良くなるか

海外で勉強して働こうのちょっとだけフォローアップ。何とかポジティブにスピンをかけて書いてみるのにトライ。

まず、海外で働こう、というのは別に「永住して二度と日本に帰るな」と言っているわけではなくて、たくさんの人が海外に出れば、その中のある割合の人たちは日本に帰るだろうし、ある割合の人は、行った国と日本をつなぐ仕事をする。全然日本と関係ない仕事をする人でも、何らかの形で日本とその国とのコミュニケーションの助けになるかもしれないもしれない。ということで、「数の勝負」で、そういう人がたくさん出ることで、日本の将来の担い手になったり、日本の国際社会からの孤立を救うことになるでしょう、と。(ちなみに、海外=アメリカ、留学=アメリカ、ではありません。もっと広く「自分にあった場所」を探すのがよろしいかと。)いずれにせよどこの国も飛行機でひとっとび、Skypeでただで話せる昨今、「永住」とか「移住」という表現は、なんか実態に合わない感じが。実感的には「引越し」くらいの感じですが。

以下、「国や組織がよくなるのはどういうときか」について。

  • よくなるための施策を知恵をひねって編み出し、多大なる労力を費やして、それを実行することでよくなる

「これ以上悪くなりようがないからよくなる」「もっと悪くなればよくなる」といった、サインカーブみたいなもんじゃありません。残念ながら。

1997年ごろ、日経新聞出版から出た「三つの未来-衰退か再生か、日本のシナリオ」という本のための「日本の将来シナリオ分析ワークショップ」というのに参加したことがある。これはものすごい大金かけて、いろいろな人を箱根に集めて討議したりして、日本の将来シナリオを3つ作り出したもので、その一部の討議に参加させてもらった。これをファシリテートしたのがGlobal Business Networkという、シナリオ分析の手法をいろいろな企業等に提供しているサンフランシスコのコンサルティング会社。で、その会社の経済史の専門家から

「国というのは、思いがけなくどこまでも悪くなっていけるものなのだ」

といろいろな国を例に挙げて説明されてはっと気づいた次第。国の場合、競合に買収されたり、国民を全員解雇(追放?)して解散したりできないこともあり、会社組織の比でなく、何十年、何百年と悪化の道をたどれるのであった。

  • 組織トップ層の年長者が若い人の力を取り入れることでよくなる

どんな組織も20代にはやる気のあふれた人たちが、30代には「本当はこうすればよいのに!」という斬新かつ具体的な革新案・改革案を持った人がたくさんいるもの。(こういう人たちがいなかったら、その組織は本当に終わっている。)そして、よい組織とは、上層部が、そういう人たちをきちんと引き上げて登用し、彼らのアイデアを実行に移していける組織。

「最近の若い者はだめだ」というのは古文書にも書かれている永遠のテーマで、別に今の若者が昔よりだめになってるなんてことはない。若者にやる気がないと嘆くなら、やる気を失わせた自分たちを恥じるべきなわけで。

でも、その裏返しとして

「今の40代が20代だった頃より、今の20代は優秀だ」

というのもやっぱり違う。今40代、50代、それよりもっと上の人たちも、20代・30代の頃は血気盛んに世の中をよくしようと思っていたんですわい。ははは。

繰り返しになるけれど、よい組織とは、トップ層の老獪な人々が、旧態依然としたやり方の改革に意欲的に取り組んでいける精神力と体力を持った若手に権限を委譲し、きちんと組織全体を運用できる組織。国レベルでも同じこと。

「今20代・30代の人たちが優秀だから、その人たちが実権を握る20年後にはよくなる」

てなわけにはいかないのであった。本来だったら、その20年の間に大きな経験をして力を伸ばすべき人たちに場が与えられず、そうこうする間に社会の汚さや組織の政治的しがらみに疲れちゃうんですよね。

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なお、今の日本の最大の問題は政治。

多分「日本の政治は悪くない」と思っている人はあんまりいないと思うので、詳細割愛。ですが、「政治が悪いと国が傾く」という認識は意外に共有されてないのかも。最近あった若いひと数人に「政治が問題だ」というと「え、そんなの関係あるの?」という感じにびっくりした顔をされたので。

「ミドルクラスは誕生するものではなく政府が政策的に誕生させるものである」とクルーグマンも書いている。政治がぼろぼろだと、一部の企業や個人がどれだけ成功しても、それが全体のパイを増やすことにつながらず、貧富の差 を増大するだけ。また、公平なルールでビジネスをして成功できるインフラ(規制とか規制緩和とかいろいろ)を政府が整えないと、あこぎな方法で成功するのが当たり前になり、社会が腐敗する。

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ちなみに、日本の一人当たり国民総生産(GDP)は1993年に2位、2000年でも3位だったが、2007−8年ではIMF調べだと22位、(World Bank 23位、CIA25位)。このまま等差数列で落ちて20年後に60位くらいまで行くと、ふむ、今60位前後はルーマニアとかロシアとかメキシコとか・・・。

(なお、購買平価ベースだと日本はまだアメリカ、中国に続いて3位ではある。これはつまり、「国民が一人あたりGDPを使って国内で買えるもので比較すると、まだ世界3位だよ」という話でめでたいようであるが、日本の場合、20年続いたデフレという大いに物悲しい現象の結果でもあり、また、日本の輸出産業の生産性に比べ、非輸出産業の生産性が悪いということの表れでもあったりする。)

[5/4/09修正] PPP(購買平価)ベースでもIMF24位、World Bank 21位、CIA27位でした。コメントで指摘して下さった方Thanks!3位なのはPPPベースのGDP総額でした。これ、私ですら・かつ・かなりショック。Japan as No.1とかいってた時代もあったのに。PPPですらここまで落ちちゃったんだなぁ・・・・。

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世界には「わーこんな場所で住んでみたい!」と思えるような、風光明媚だったり、天気がよかったり、治安がよかったり、食べ物がおいしかったり、人がとっても親切だったり、やりがいのある仕事がたくさんあったりする場所がたくさんありますので、われはと思わん方は是非自分に会った場所を探してみてください。

もちろん、「海外に行きさえすれば何とかなる」、とか、「留学さえすれば何とかなる」、というほどには世の中は甘くない。なので、「どこに自分が出来る仕事があるのか」とか「何が自分にあった勉強なのか」とかは、手も足も動かしてよく調べることは大事。アメリカの大学院でも、人文系では、「大学院は学問のデトロイト」と自ら語る教授もいるくらいなので気をつけてくださいませね。ま、とはいうののの、動いていればリカバリーは可能です。やばい!と思ったら方向修正すればいいだけのこと。自分自身に力がついていきさえすれば、必ず道は開けることでしょう。

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4 月 29, 2009

気合いでアメリカ大手半導体企業で働くに至った藤野さんの話

パソナテックのサイトで連載している「はたらけシリコンバレー!」(すごいタイトルだな、しかしw)、藤野栄二さんの3回連載が終了したところ。

藤野さんは埼玉工業大学から都内のCrescoという会社を経て、サンディエゴに本社のあるTransilicaという会社の日本支社に転職、さらに同じくサンディエゴにあるJaalaaという会社に転職(ここで渡米)、そして売上げ3000億円近い大手半導体メーカーMarvellに転職、今はシリコンバレーにあるMarvell社のオフィスでASIC開発をしている。

「英語は、町中であった外人全員に話しかけて勉強」などなど、中々高度な技を繰り出し。しかし、仕事の面では、確実に技術力を伸ばしてきた藤野さん。会社がつぶれる寸前で給料もでないのに納入してしまった顧客のフォローをし続けて、1ドルで二食を食べる日々を続け、すっかり痩せたりも。

ロンゲ・サーファーの藤野さんの冒険記をお楽しみあれ!

努力はチャンスで報われる

「はたらけシリコンバレー」には、これ以外にも結構いろいろなシリコンバレーで働く人のインタビューが溜まってきた。どんな人が、何を考え、どんな職場で働いているのか。どうやって日本からアメリカに来るに至ったのか。興味のある方は是非読んでみてください。

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4 月 28, 2009

景気の良い話しー高収益ITベンチャーあれこれ

さて、2週間近くたってしまったのであるが、日本のセミナーで「思い切り景気の良い話しをします」ということで、いろいろとアメリカの景気の良いITベンチャーの話しをしたのでした。そこからいくつかご紹介。(こういう風に上手く行っている話しはあちこちにあるのだが、金融業界さんのせいで足を引っ張られている。その辺が整理整頓されれば、水面下でイノベーションに励んでいる会社が多数表面に出てくることでありましょう。)

  • Zappos.com
    オンライン靴屋。バッグも売ってます。未上場ながら去年の売上げ$1 billion突破(1000億円)。売りはカスタマーサポート。夢の定価商売だ。顧客の75%はリピートカスタマー。

ZapposのCEOのスピーチ。売上げ推移グラフもある。

  • Pure Digital
    オンラインでのコンテンツシェア/管理が容易な小型デジタルビデオ、Flip Videoの会社。去年の売上げ$150 million(150億円)。100万台売り上げるまでの期間は、iPodが100万台売り上げるまでより短かったそう。昨年Ciscoが$590 million(590億円)で買った。
  • Opentable
    グルナビ+リアルタイム予約システム。レストランに予約システムを納入、これをサイトでの予約と直結させているので、15分後の予約、なんていうのも可能。いと便利。去年の最初の9ヵ月の売上げ$41 million・・・ということで、高収益というにはちょっと小さいが、使うととても便利。
  • Craigslist
    2チャンネル+クラシファイド広告+求人広告+その他諸々を都市ごとに提供。ただいま50カ国、570都市あり。(日本もある。ちょっとしか情報はないが)。一部都市での求人情報だけ有料(しかも圧倒的価格破壊でシリコンバレーは75ドル、それ以外の18都市が25ドル(それ以外は求人情報も無料)。売上げ100億円(もしかしたら200億円超かも?)などなどと噂されているが、外部投資家もおらず社員は25名というステキなビジネス。
  • あとは、公開しているが、最近業績を伸ばしているのがNetflix。

    ツタヤでもやってるDVD郵送レンタル事業が核で、これが、不景気でより安値を求める市場のニーズにマッチ。

    それだけでなく、数年トライしてきたコンテンツのダウンロード販売がついに花開いて、単なる「安値狙いサービス業」化していないところがミソ。去年の11月からXBox経由でNetflixのサービスを受けられるようになったが、2月の頭までの2−3ヵ月で100万人がこのサービスに入って、トータル15億分のコンテンツをダウンロードした。XBox以外もいれると、数百万人のダウンロード顧客がいる。やっとテレビ画面でインターネットからダウンロードしたコンテンツを見るのが当たり前の時代になった。去年の売上げが$1.36 billion、約1360億円。

    (以上、円ドル換算は1ドル=100円でしてあります。)

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    というわけで5−10年前と比べて、インターネットビジネスの規模が一桁(か二桁)上がったと思う。オンラインで靴売って1000億円、という時代になったのね、と感慨もひとしおなのであった。

    こうした未上場企業には「是非投資したい」と思う一般投資家も沢山いると思うが、そういう会社が上場できないとは、Sarbanes  Oxleyの害は大きいですなぁ。(去年の夏以降は景気要因ももちろん大きいが)。一応Open TableはIPO申請中で、市場回復を見計らい中ではあるがどうなることか。

    それにしても、本当にアメリカでの上場は大変になった。

    Sarbanes oxleyも緩和されつつあるが、なんとか企業価値500−1000億円くらいの会社が簡単に上場できるようになって欲しいものです。

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    4 月 27, 2009

    海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。
    1)日本はもう立ち直れないと思う。
    だから、
    2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

    これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。

    というわけで、明言することにした次第。

    (後日注:アメリカに行け、と言ってる訳ではない。シリコンバレーに来い、と言ってる訳でもさらにない。タイトルで書いた通り「海外で」。伸びてる場所を海外に見つけよう、という話しです。中国でもインドでもベトナムでも、金のわらじで「伸びてて自分に合った場所」を探しましょう、と。念のため。)

    今の私が考える、日本の20年後ぐらいの将来はこんな感じだ。

    • ベストケース:一世を風靡した時代の力は面影もなく、国内経済に活力はないが、飯うま・割と多くの人がそれなりの生活を送れ、海外からの観光客は喜んで来る(フランス型)
    • ベースケース:貧富の差は激しく、一部の著しい金持ちと、未来に希望を持てない多くの貧困層に分離、金持ちは誘拐を恐れて暮らす(アルゼンチン型。あの国も19世紀終わり頃には「新たな世界の中核を担うのはアメリカかアルゼンチンか、と言われたほどだったんですけど・・・・)
    • ワーストケース:閉塞感と絶望と貧困に苛まされる層が増加、右傾化・極端で独りよがりな国粋主義の台頭を促す。

    ワーストケースになると、日本の外にいてもとても怖い。日本は人口も多いし(20年後7000万人になってもまだイギリスより多い)、集団行動をすることにかけては世界で最も優れた民族である。なんだかんだ言って軍事力だって大いにある。大量の優秀な人たちが間違った方向で一致団結したら何が起こるか。アルカイダですらアメリカ本土攻撃できちゃうんですから。あと、怖いだけでなく、日本で生まれたものとして悲しい。なので、是非これだけは避けて欲しい。

    というわけで、なんとかせめてベースケース、できればベストケースに至って欲しいわけです。

    そのためには、「閉塞感」が少なくなるとよいかと。日本国内の閉塞感が打破できないなら海外に行けばよいではないですか。

    (会社レベルで海外とのチャネルを強化する、というのも組織レベルでの閉塞感を小さくする一つの方法だと思うので、そこは仕事で細々とサポートし続けていたりはする。)

    とはいうものの、海外でいきなり就職するのは大変だと思うので、まずは留学してそのまま居残る、というのが楽なわけです。この方法には、「留学したけど、やっぱり日本の会社で働きたい」という時は、日本に戻って就職すればよろしいだけ、という利点もある。ま、全員が全員そうとは言わないが、大抵の場合、同じ個人に関して言えば、留学経験がある方が就職も優位になるので、特に20代の人だったら失うものはまずない。

    (こういうことを言うと、「日本で大学に行けないから、海外の大学にいったような人は、帰ってきてもまともな仕事がない」などという人もいるが、そういう人は元々日本で就職しようとしても難しかった訳で、それよりマシになるんじゃないでしょうか。)

    今の日本は、「成功体験のある人」が著しく減ってしまった。高度成長は1955年から73年なわけだが、この時代を経験した人の殆どはもう引退してしまっているわけです。80年代のバブル期にバリバリやっていた人たちは、その後の失われた20年で「やっぱり間違ってたかも・・・」という自信喪失に陥った世代。

    「組織や経済が力強く根元から明らかにうまくいく」というのは、「イマイチ駄目だ」「どれだけがんばっても現状維持」という状態とは圧倒的に違う。しかし、日本にはこの「うまくいく」という状態がどういう状態なのかを知っている人が本当に少なくなってしまった。しかし、大きな成功を生み出すには小さな成功の積み重ねが大事だし、苦境に陥っても自分の判断を信じてぐっと堪えて打って出るためには「成功体験」に裏打ちされた自信が大事。

    そして成功体験をするためには、成功している場所にいくのが一番。

    「海外で成功経験を積む」人が増えることは、日本のためにもなる。シリコンバレーにはインド人や中国人がやたらといる訳だが、インドや中国から見るとbrain drain(頭脳流出)が起こっている訳ではなく、brain circulation(頭脳還流)が起こっている、というのはUC BerkeleyのAnnaLee Saxenian教授の研究結果な訳ですが、飛行機でどこにでもさくっと行ける今日この頃では、「二つの国を行ったり来たりしながら働く人」というのも沢山いる。

    +++

    もちろん、上述した通り、日本は貧富の差が広がりつつあるし、今後もどんどん広がると思うので、「日本で勝てる!」と思う人は、是非国内でその道を邁進してください。誘拐には気をつけてね。

    あと、「日本の政治を根本から変えて日本を良くする」という自負のある人も是非日本でトライして欲しい。

    (追記:あと、「逃げ切れる世代」っていう人もいますね。今の20代は無理だと思うが。)

    私はこれからも「それ以外の人」向けのメッセージを細々と出し続けたいと思います。

    [4/30/09]国や組織はどういうときによくなるかというフォローアップエントリーも書きました。

    [1/11/10]皆さんから寄せられた「海外で働く体験記」を以下の通りまとめました。

    海外で働く体験談集:アジア編

    海外で働く体験談集:オセアニア・中近東・南米編

    海外で働く体験談集:ヨーロッパ編

    海外で働く体験談集:アメリカ編

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    4 月 08, 2009

    4月18日東京のセミナーで思い切り明るい話をします

    パソナテックのイベントです。
    題して『未来×チェンジ×ブログ』
    2009/4/18(土) 13:00~17:30
    大手町野村ビル
    無料ですが、事前申し込みが必要。お申し込みはこちらのサイトで。

    思い切り景気がよい話を沢山したいと思います。

    「ITはもう終わり」とか言う人もいますが、私は全くそう思っていなくて、やっとインターネットによる新しいパラダイムでの「収穫期」が始まったところ。収穫期ゆえ、超高収益ベンチャーが多数登場しており、100億円超の売り上げがあるところもあれば、1000億円超、というところも。全て未公開企業。

    そこまで行かなくても、「個人で作ったものが数千万円、数億円」という規模の成功は多々起こってきています。

    でたとえば、ゲーム業界では、80年代までは、パソコン少年が一人か二人でカリカリ書いたものが大当たりで、一攫千金!なんてことがあったのが、その後ゲームが大作化して、数百人がかりで開発、というのが主流になり、大企業のものとなっていたわけですが、最近またカジュアルゲームやiPhone Appsの台頭で、「一人か二人でカリカリ書いて一攫千金」が可能になって、ちょっと目端の利いた「個人」が思い切り力を発揮できる時代になっています。

    ソフトウェアも一緒。ウェブサービス化し、しかもホスティングも何もかも格安になったことで、「一人か二人でカリカリ書いてスタート」というのが可能に。

    この先しばらくの間は、こうした、とてつもない「チャンスの窓」が開いていることでしょう。

    Viva 個人!ああ楽しい未来。

    ・・・・という話をしたいと思います。

    なお、当日話してほしいこと、質問等ありましたら、コメントで書いてください。よろしくお願いします。

    セミナー詳細・お申し込みはこちらのサイトです。

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    地ネズミ行きかう春来たる

    トラ猫のチャイが取ってきた(と思われる)地ネズミの屍骸がバックヤードに出るドアの前に。

    Musu looking at mouse killed by Chai
    白黒ブー猫のムスビがそれを見つめたのち外出。

    3時間ほどたってもう一度見たら、既にネズミの屍骸はなかった。さて、ここで問題です。

    屍骸は:
    1)トンビが持っていった
    2)アライグマが持っていった
    3)チャイが家の中に持ち込み、家具の下に置き去りにされている

    答え:わかりません。

    昼間だったから多分1かな。(アライグマは夜にならないとあまり見ることはない)。

    3でないことを願うのみ。

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    4 月 06, 2009

    某アメリカ通信技術系大企業のR&Dのマネジメントをする寺澤さんインタビュー

    ・・・がパソナテックのサイトに掲載されました。
    とりあえず半年やってみる(1/3)
    とりあえず半年やってみる(2/3)
    とりあえず半年やってみる(3/3)

    「高校で親の転勤についてアメリカ行ったら、1年半でスタンフォードに受かって、それでそのままPhDコースにいったけど、マスター取ったところで就職活動したら一流企業の面白そうな仕事につけることになったのでそこに就職して、そうしたら30そこそこでdirectorになって、さらにsenior directorに昇進して・・・・」

    ということで、全く広く世間には参考にらないですが、シリコンバレーにいる日本人は、誰もがオーダーメードの特注版のキャリアなのですなぁ。

    それはさてはおきつ、「アメリカの王道的技術企業でハードコアなR&Dのマネジメントをする」、というのがどういうことがわかるんじゃないかと思います。寺澤さんの最近の仕事は、イギリス、インド、など世界に散らばる200-300人のチームを束ねて大きなサービスシステムの開発だったとのこと。カッコイイですなぁ。

    ご本人は、大変物静かで丁寧で知的な理系君です。

    関係ないけど、このシリーズの挿絵、日本人は結構本人に似てることが多いんですよね。

    「シリコンバレーでも有数の花形ベンチャーの創業メンバー」の石塚さん以外は写真も送ってないのに。不思議。「留学→就職の王道キャリア」の福澤さんは「髪の毛の分け目も一緒です」とのことでした。

    一方、全く徹底的に似ても似つかないのが、ロシア人のアンドレ。本人の写真はLinkedInのプロファイルに載ってます。「ガイジン」だからといって誰もが金髪碧眼ではないのであった。

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    4 月 01, 2009

    踊るテレタビーズSteve Wozniakダンス番組からついに敗退

    アメリカで人気の番組、Dancing with the starts。スポーツ選手、俳優など各界のスターが、ダンスで競うという勝ち抜き選なり。そして今年の目玉はあのApple創業者のSteve Wozniak。「踊るテレタビーズ」などと採点者にボロクソに言われつつ、視聴者投票での圧倒的優位で勝ち残ってきたが、ついに昨日敗退。

    Steve Wozniakといえば、独力でパーソナルコンピュータを作り出したとも言えるIT界の大天才。Before Woz時代には、コンピュータはパンチカードしか受け付けなかったという、まさにIT界に「光」を作り出した人。(Steve Jobsはそれをマーケティングした人。)そんな人がこんな・・・・。例えて言えば、本田宗一郎とか盛田昭夫がテレビで踊ってる、という感じ?

    すばらしきかな、Wozniak。


    ちなみに比較のため、おととしの優勝者、ハーフ日本人のApolo Anton Ohnoの華麗な踊りはこちら。

    基本的にこういうレベルの番組なのだが、インターネット界で「Wozに投票しよう」運動が起こり、全国のオタクが決起したために今までWoz氏は勝ち抜いてきたのでありました。

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