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2009/04/30

On | 国や組織はどういう時に良くなるか

海外で勉強して働こうのちょっとだけフォローアップ。何とかポジティブにスピンをかけて書いてみるのにトライ。

まず、海外で働こう、というのは別に「永住して二度と日本に帰るな」と言っているわけではなくて、たくさんの人が海外に出れば、その中のある割合の人たちは日本に帰るだろうし、ある割合の人は、行った国と日本をつなぐ仕事をする。全然日本と関係ない仕事をする人でも、何らかの形で日本とその国とのコミュニケーションの助けになるかもしれないもしれない。ということで、「数の勝負」で、そういう人がたくさん出ることで、日本の将来の担い手になったり、日本の国際社会からの孤立を救うことになるでしょう、と。(ちなみに、海外=アメリカ、留学=アメリカ、ではありません。もっと広く「自分にあった場所」を探すのがよろしいかと。)いずれにせよどこの国も飛行機でひとっとび、Skypeでただで話せる昨今、「永住」とか「移住」という表現は、なんか実態に合わない感じが。実感的には「引越し」くらいの感じですが。

以下、「国や組織がよくなるのはどういうときか」について。

  • よくなるための施策を知恵をひねって編み出し、多大なる労力を費やして、それを実行することでよくなる

「これ以上悪くなりようがないからよくなる」「もっと悪くなればよくなる」といった、サインカーブみたいなもんじゃありません。残念ながら。

1997年ごろ、日経新聞出版から出た「三つの未来-衰退か再生か、日本のシナリオ」という本のための「日本の将来シナリオ分析ワークショップ」というのに参加したことがある。これはものすごい大金かけて、いろいろな人を箱根に集めて討議したりして、日本の将来シナリオを3つ作り出したもので、その一部の討議に参加させてもらった。これをファシリテートしたのがGlobal Business Networkという、シナリオ分析の手法をいろいろな企業等に提供しているサンフランシスコのコンサルティング会社。で、その会社の経済史の専門家から

「国というのは、思いがけなくどこまでも悪くなっていけるものなのだ」

といろいろな国を例に挙げて説明されてはっと気づいた次第。国の場合、競合に買収されたり、国民を全員解雇(追放?)して解散したりできないこともあり、会社組織の比でなく、何十年、何百年と悪化の道をたどれるのであった。

  • 組織トップ層の年長者が若い人の力を取り入れることでよくなる

どんな組織も20代にはやる気のあふれた人たちが、30代には「本当はこうすればよいのに!」という斬新かつ具体的な革新案・改革案を持った人がたくさんいるもの。(こういう人たちがいなかったら、その組織は本当に終わっている。)そして、よい組織とは、上層部が、そういう人たちをきちんと引き上げて登用し、彼らのアイデアを実行に移していける組織。

「最近の若い者はだめだ」というのは古文書にも書かれている永遠のテーマで、別に今の若者が昔よりだめになってるなんてことはない。若者にやる気がないと嘆くなら、やる気を失わせた自分たちを恥じるべきなわけで。

でも、その裏返しとして

「今の40代が20代だった頃より、今の20代は優秀だ」

というのもやっぱり違う。今40代、50代、それよりもっと上の人たちも、20代・30代の頃は血気盛んに世の中をよくしようと思っていたんですわい。ははは。

繰り返しになるけれど、よい組織とは、トップ層の老獪な人々が、旧態依然としたやり方の改革に意欲的に取り組んでいける精神力と体力を持った若手に権限を委譲し、きちんと組織全体を運用できる組織。国レベルでも同じこと。

「今20代・30代の人たちが優秀だから、その人たちが実権を握る20年後にはよくなる」

てなわけにはいかないのであった。本来だったら、その20年の間に大きな経験をして力を伸ばすべき人たちに場が与えられず、そうこうする間に社会の汚さや組織の政治的しがらみに疲れちゃうんですよね。

+++

なお、今の日本の最大の問題は政治。

多分「日本の政治は悪くない」と思っている人はあんまりいないと思うので、詳細割愛。ですが、「政治が悪いと国が傾く」という認識は意外に共有されてないのかも。最近あった若いひと数人に「政治が問題だ」というと「え、そんなの関係あるの?」という感じにびっくりした顔をされたので。

「ミドルクラスは誕生するものではなく政府が政策的に誕生させるものである」とクルーグマンも書いている。政治がぼろぼろだと、一部の企業や個人がどれだけ成功しても、それが全体のパイを増やすことにつながらず、貧富の差 を増大するだけ。また、公平なルールでビジネスをして成功できるインフラ(規制とか規制緩和とかいろいろ)を政府が整えないと、あこぎな方法で成功するのが当たり前になり、社会が腐敗する。

+++

ちなみに、日本の一人当たり国民総生産(GDP)は1993年に2位、2000年でも3位だったが、2007−8年ではIMF調べだと22位、(World Bank 23位、CIA25位)。このまま等差数列で落ちて20年後に60位くらいまで行くと、ふむ、今60位前後はルーマニアとかロシアとかメキシコとか・・・。

(なお、購買平価ベースだと日本はまだアメリカ、中国に続いて3位ではある。これはつまり、「国民が一人あたりGDPを使って国内で買えるもので比較すると、まだ世界3位だよ」という話でめでたいようであるが、日本の場合、20年続いたデフレという大いに物悲しい現象の結果でもあり、また、日本の輸出産業の生産性に比べ、非輸出産業の生産性が悪いということの表れでもあったりする。)

[5/4/09修正] PPP(購買平価)ベースでもIMF24位、World Bank 21位、CIA27位でした。コメントで指摘して下さった方Thanks!3位なのはPPPベースのGDP総額でした。これ、私ですら・かつ・かなりショック。Japan as No.1とかいってた時代もあったのに。PPPですらここまで落ちちゃったんだなぁ・・・・。

+++

世界には「わーこんな場所で住んでみたい!」と思えるような、風光明媚だったり、天気がよかったり、治安がよかったり、食べ物がおいしかったり、人がとっても親切だったり、やりがいのある仕事がたくさんあったりする場所がたくさんありますので、われはと思わん方は是非自分に会った場所を探してみてください。

もちろん、「海外に行きさえすれば何とかなる」、とか、「留学さえすれば何とかなる」、というほどには世の中は甘くない。なので、「どこに自分が出来る仕事があるのか」とか「何が自分にあった勉強なのか」とかは、手も足も動かしてよく調べることは大事。アメリカの大学院でも、人文系では、「大学院は学問のデトロイト」と自ら語る教授もいるくらいなので気をつけてくださいませね。ま、とはいうののの、動いていればリカバリーは可能です。やばい!と思ったら方向修正すればいいだけのこと。自分自身に力がついていきさえすれば、必ず道は開けることでしょう。

10:19 午後 Onアーカイブ | 固定リンク | コメント (89) | トラックバック(8)

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Tracked on 2009/05/12 7:11:28

コメント

「若い人への責任」ですか・・・。

だったら、尚更、日本のカントリーリスクや日本以外の国で得られるリスク、リターンだけでなく、前提となる問いを立てる~先行きを予測することについても同時に触れる必要があるんじゃないですか?

エコノミストでも占い師でも納棺師でも何でもいいのですが、事後的にしか当たったのか、外れたのか分からない曖昧な予測しかほとんどの人ができないのが現実なんだから、他人が見てる水晶玉から映る未来なんて、真に受けててもしょうがないですよと!

特に記事に賛同する若い人にとって、その説明が抜けてるのは、余りにかわいそうな気がするんですが・・・。

エコノミストやアナリストが理路整然と「曲がる」ように、一見もっともらしい見通しや見立てが、先々に実現したかどうかは後にならないと誰にも分からないことですし、高い確率でそうなるはずだった見通しがとんでもない方向に振れて、どこかへの道が善意でできてたことを認識する羽目にもなり得るなんてことは最近も頻発してますし、、それこそ歴史が物語っている現実なわけですから。

仮に、どこかに辿り着いても命さえあれば、そこから這い上がってくればいいだけの話なんですけど。

Posted by: バイアス at 2009/05/02 12:14:19

だからチカさんは、自分が自分の国と折り合いがつかない理由を『ワーストケースの「日本右傾化論」』で正当化したいので、それを焚きつけるようなエントリーを書いている。ということですよね。

Posted by: haha at 2009/05/02 12:24:07

あう、間違えて投稿してしまった。
管理人様、上のコメント削除していただければ幸いです。

Posted by: DM医 at 2009/05/02 19:09:37

chikaさんのエントリを読んで反発している大多数の在日本の日本人は、おそらくはアッパーミドルクラスなのではないかと想像します。だとすると、「日本はそんなに悪くない」と思ってしまうのは仕方がないかもしれません。

でも、残念ながら「終わってる日本」はジワジワとあらゆる層に浸透してくるのではないかと思っています。今は最下層だけかもしれませんが、人口動態、政治、企業経営、あらゆるものが「終わってる」方向に進んでいると強く感じています。

「井の中の蛙、大海を知らず」と言います。個人としては、井戸の壁を越える力を付けていきたいと思っています(まだまだ力不足ですが)。

Posted by: サトシ at 2009/05/02 20:03:20

個人として書かれているブログなので、思ったことを書かれているんだろうなと感じています。
なのでブログの主の人と違う意見やコメントがあっても、それに対して反論したり論拠を示す必要もないかと。
そもそもブログを見ている人の方も、「論理性がない」「前提条件が明確でない」と感じたら、その前提で情報に接すればよいだけで。
このブログは比較的エリートの人が書かれていてアクセス数も多いみたいですが、だからといって説明する義務がある訳でないし。

誰かの意見に対して疑問に思ったらまず自分が調べるであるとか、大したこと言ってないと無視するとか行動は色々あると思いますが、その義務のない人に対して新たな要求をするのは子供のすることであると感じます。
大人であれば、Chikaさんの予測があっていると思う、筋がいいと思う、あるいはその逆であると思う等の判断をするのはブログを読んでいる方自身で、それぞれの判断にあった今後の行動をされていくのだろうと。

Posted by: ringo at 2009/05/02 21:17:25

>日本はもう立ち直れないと思う。
とか
>なお、今の日本の最大の問題は政治。
とか、前提が「みんな知ってると思うけど」っていう
日本的な馴れ合いの感情論だもん。

そりゃケチの一つも言いたくなるってのが人情。
過激な感情論ってのがそもそも釣りなんでしょうけど。

Posted by: ff at 2009/05/03 5:10:56

とても論議を呼びそうな議論ですが、とても複雑で本当はいろんな要素をはらんだ議論なので、紋切り型の議論は出来ないですよね。
日本の国家として、あるいは国民経済としての問題と、日本人と言う国民と言うか民族と言うかそういう集団としての問題と、世界市民として日本に生まれた日本人一人ひとりの生き方としての問題と区別しないと実のある議論にはならないように思います。
世界市民として日本に生まれた日本人にとっては国民経済としての日本の行く末は、気にはなりこそすれ、個人の問題としてはかなり低い優先順位なんでしょう。そう言う方を対象に考えた場合、日本じゃないところで学んで仕事を得て暮らしていくのはなかなか賢い選択しなんでしょう。
ただ、世界市民としての自覚がない大方の日本生まれの日本人にとって、日本以外で学び生活の糧を得るのは、なかなか難しい選択なんでしょうね。
日本以外のかなり多くの国では、そう言う選択肢を突きつけられるのは当たり前なのに、日本では珍しいですよね。海に囲まれた平和な島国故でしょう。

また千賀さんの思い切った発言、期待してます。

Posted by: Jiro at 2009/05/03 5:33:32

>ringoさんへ

あんまり触れる気すらも起きないんですけど、ブログ論とか子供論とか大人論とか、本題の記事に関係ない、毒にも薬にもならないこと言っててもねぇ・・・要求と提案・質問は違いますし、せめて議題にコミットするコメントでもあると、建設的だと思うのですが、いかがでしょうか。

>スピン

視点にスピン。

グローバリゼーションが激しく進行中の現世で、資本(人も金も含む、しかもどちらも@過剰流動性)の移動が、今のようなスピードで実現できてしまう場合。

日本というある種、難攻不落の要塞みたいなところ(自滅するのか、日はまた昇るのか、どうなるかは誰にも分かりませんが・・・)で、例えば地の利を生かしたような自分の武器をせっせと磨いてグローバルにも展開できるような「競争力のあるニッチ(製造業でも非製造業でもウェブでも)」を作っていくようなスタイルが得意なのか?

それとも、これはと思うような場所(あっという間に群がるグローバル・ソルジャーやマネーとウォー!)を世界から探し出し、さらにローカル・ルールをこなし、短期戦にも長期戦にも景況感にも左右されずに闘い抜く中で「競争力のあるニッチ」を作っていくスタイルが得意なのか?

というような個人としての戦略論で考えてみると、なんてことはない、結局はchikaさんの「自分自身に力がついていきさえすれば、必ず道は開けることでしょう。」に行き着くので、実は国がどうなるとか社会がどうなるとかは、あんまり関係なかったりするというお話ではないでしょうか、良くわかりませんけど。

Posted by: バイアス@帰省中 at 2009/05/03 9:11:10

<スラムドッグとグローバル化>QTE
重要なのは現代化とグローバリゼーションのいいところを取ることだと思います。盲目的にすべてを受け入れるのではない。インドの素晴らしいカルチャーは、本当に様々な国に支配されながら、決してつぶれなかったのです。すごくしなやかで、自分の国に対する自信も持っていて、どんな国が来ても大丈夫だ、立っていられるという自信があるので、その中でどうやって現代的な要素と、そして伝統的な要素を調和して、バランスを保っていけるかだと思います。

―― 日本では格差社会と言われて、教育費をかけられる家庭とかけられない家庭が出ています。今のインドは、どんな環境でもあるいは適応力さえあれば何とかなるという方向に変わってきているのでしょうか。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090430/193441/?P=1

 インドも社会的な格差はさっき申し上げたようなことでだいぶなくなっていますが、経済的な格差は間違いなく残っています。2億5000万人の方が、いまだに1日2ドルで暮らしているという現状を、もちろん忘れてもいません。ただインドのいいところは、教育に対して、誰でもアクセスはできる点です。行きたければ大学進学も、世界で一番コストがかからないんじゃないかと思います

Posted by: snowbees at 2009/05/03 15:11:52

chikaです。

ちょっとだけ。

「こっちがだめだからあっち」戦略はすばらしい!と思います。

「こっちがだめだからあっちにいったら、あっちもだめだった」

てなときには、さすがに「うーむ、今度は直すのは自分かい?」と考えればいいんじゃないかなぁ。根気がある人だったら、さらにもう一回「あっちのあっち」への「キャリア転地療法」を試してもいいかも。

「日本でダメな人が海外でうまくいくはずがない」なんてことは全然ないと思います。(もちろん、俳優、とか政治家とか、「言葉」がものすごく大事な職業だと、「転地療法」は難しいですが。)ちょっとずれた喩えですが、孟母三遷。よりすばらしい教育を受けるために場所を移るのと、よりよいキャリアを得るために場所を移るのは同じことでは?

まずいのは、「過去において失敗した方法を繰り返す」ことではないかと。同じゴールを達成するにも、「手を変え品を変え」トライし続けるのが大事だと思います。

あと、「過去うまく行った政府がどうして今はうまく行かないか」については、「あるフェーズにおいてうまく行った手法が、次のフェーズではうまく行かないことは往々にしてある。しかし、過去うまく行った方法を変えることが出来ず、新しいフェーズに対応できない」ということかと。発展途上国から脱するための統治方法と、先進国を成長させる方法は違う、と。What got you here won't get you thereです。

Posted by: chika at 2009/05/03 21:14:29

>購買平価ベースだと日本はまだアメリカ、中国に続いて3位ではある。

リンク先を見ると、一人当たりPPPベースGDPはIMF24位、World Bank21位、CIA27位となっています、が…?

Posted by: himaginary at 2009/05/03 21:42:10

貴方が海外に行こうが構わないが海外で働いてる人間がもう日本は終わりだなんていうのは格好悪いですね。
それよりも日本で頑張ってそういう事言う人のほうがよっぽど発言に意味がある。勝手に海外に行って勝手に日本に失望してるのは格好悪いですよ。

Posted by: せこい議論 at 2009/05/04 3:21:08

日本の東京とアメリカのシリコンバレーとどちらも「発展しすぎ」の場所しかご存じないようです。
国のレベルはピンからキリです。
ご自分のバックグラウンドから驕りが感じられます。
もっと他の国も訪れてご覧になってはいかがでしょう。
日本がいかに可能性にあふれた素晴らしい国かわかりますよ。

Posted by: Sephiroth at 2009/05/04 3:30:51

みな日本を変えたいんでしょうな。
ここでコメントしている人たちは、それなりに地位も財もあるのでしょうから、本心で国を変えたいと思うのであれば、政治家に立候補すればよい。
私は自分なりにこの国に見切りをつけました。

Posted by: OBIims at 2009/05/04 4:05:58

僕は、日本で会社を作って、海外に移住して、海外でも仕事しています。
海外に出てみて、始めて日本の良い点、悪い点がわかりました。
良い点は、まあ普通にしていれば、食べるのには困らないと言う事。

悪い点は、無数にあります。
日本は、少しでも成功すると国を含む既得権益を持った、あらゆる方面からのねたみの対象となり、潰しにやってきます。
少子化、少子化と騒ぎますが、(口だけですが)結局、老後に自分の面倒を見てもらうための心配しかしていません。
まったく、救いがたい。
税制を含む国の居心地が悪いから、力のある企業や個人は、みんな海外に出てしまう。
今までの資産を食いつぶし、国家が衰退していく。
人口の減る国で栄えた試しは、一つもありません。
何を言おうとも、これが自然の流れというもの。

Posted by: いのべ at 2009/05/04 4:18:33

所詮経営コンサルタントの食い扶持稼ぎの釣りコメント。
本当に海外で成功したいと言うのならば、海外の海外のための海外の仕事につくという話になればいいものを、いちいち 日本なんぞに来たり見ないでください。
少なくても渡辺さんと言う人のブログを拝見するには、海外暮らしを長くやっている人は日本のことを貶める考え方をしなければ精神状態が保てないという人がいるのだなということを感じ取りました。
賛同者は左翼系文化人と軽薄アフィリ親父くらいだし。

Posted by:   at 2009/05/04 4:33:02

しかし、ARRA 2009該当企業以外では就労ビザの延長・再取得は順調なんでしょうか?
これからリチャード・クーの言うバランスシート不況が控えていてるなら米欧の投資は新規分野もふくめ低調になって行くだろうし…

Posted by: Cru at 2009/05/04 4:46:05

別にフォローしなくてもいいと思うんだけどなー

努力した見返りが日本で得られないと思ったなら、日本に見切りをつけて海外に移住するのも、個人の立派な選択肢だから。

オイラは日本語以外話せない無学歴の低脳だから日本に居るしかないし。
確かに見返りを期待しても帰って来なさそうだけどねw


日本はそれ程捨てたモンじゃないと思ってるからオイラは日本に居る。
努力した人達が日本を捨てて海外に出て働くようになって、その人達の税収入があてに出来なくなっても大丈夫。

だから安心して出国してください。
いままでご苦労様でした。

Posted by: ハッタリ at 2009/05/04 5:20:00

ヤフーのサイトからきました。
たぶん、筆者さんに嫌われていそうな東大法学部出身の某省官僚です。
”海外で勉強して働こう”というのには賛成です。というのは、そこには何らかの目的意識をもった行動が伴うことになると考えるからです。
しかし、日本が駄目だから、海外に行くとうのであれば、それはどうなんでしょう・・・と考えてしまいます。
日本が本当にどうしようもない状態にあるのであれば、そのように考えるのは合理的であると思いますが、現実の日本はまだまだ捨てたものじゃないというのが個人的な感想です。
私は大学時代は旅行が好きで世界一周したり、また、国費で留学させてもらっていたりと、結構海外のことについては詳しいほうだと思いますが、やはりどの国よりも日本が一番将来性があると感じています(ちょっと贔屓目ですけどね)。
さらに、個人的にも「未来の日本は自分が創る!」という気持ちで常に仕事に取り組んでいますし、実際に創っていきたいと考えています。10年後20年後の日本を見ていてください。びっくりさせてみせます。

Posted by: smooth at 2009/05/04 7:11:46

CHIKAさん、始めまして。

CHIKAさんの意見に大賛成です。日本の「閉塞社会」「閉塞経済」「閉塞人材」は末期症状です。

人口は毎年どんどん減り、経済は閉塞しているから外からも資本がくることは難しく、優秀な人材も日本に定着することは、法律により難しいです。

私は日本経済を浴するためには、まず

1.海外にいる人材を定着させるために、移民法の改正。アメリカのような移民法を制定して、優秀な人材を確保。

2.優秀な日本人を日本へ呼び戻すために、現行の国籍法を改正。現在の国籍法では、2つ国籍をもっている人は22歳でどちらかの国籍を選択しなければならない。でも、今の世の中、経済発展している国は皆「複国籍」を認めている。最近では、韓国も「複国籍」を認めました。

海外には多くの日本人が働いています。その中には、止む終えず、その国の市民権を取得してまで頑張っている方もいます。現行の国籍法では、他国の国籍を取得した人は、日本政府が「自動的に」その人の日本国籍を削除します。これは日本政府の「棄民政策」です。

この国籍法を改正して、パワーのある日本人を呼び戻すことで、日本は人材も、経済も回ると思います。

Posted by: Strongestgeorge at 2009/05/04 7:18:35

はじめまして、私はEnglandにてMBAを修了した者で、この度はじめて意見させて頂きます。
「海外で勉強して働こう」を読ませて頂きましたが、あまりにも低俗なご意見で落胆しました。
いかにも西欧のMBA修了者の考えそうな短絡的マクロ経済分析で、政治家でもない貴方が一側面のみから国政を非難するばかりでは、もがき苦しむ日本の政治家の方がまだ評価に値すると思います。
全てが資本の原理や経済のみで動いているとは思わないで頂きたい。
確かに資本主義、自由競争の元に現代の先進国は発展を遂げてきましたが、昨今のサブプライムに端を発する経済危機は、まさに西欧のMBAを修了したエリートと呼ばれる方々が巻き起こしたとも言えます。
私の恩師に貴方のような素晴らしい経歴の持ち主がいますが、彼は今哲学を学ぶためファンド経営者にも関わらず大学院に就学しています。
彼はコーポレートファイナンスの講師でもありましたが、自らの教えてきた講義に疑問を抱き、再度自らを研鑽すべく努力されています。
昨今の問題はリスクをヘッジするといいながら、複雑な会計処理を施して見えなくして海外にばら撒き、実体経済との乖離、いわば本当の社会と向き合うことなく経営を行ってきた盲目さに原因があると考えています。
国民性、歴史、文化的背景は、最も変革に時間がかかるもです。
自分の生まれ育った日本という国を非難し、海外に出ればという発送は、まさに日本という国のリスクを他国がヘッジしてくれるという考えと見受けられます。
そんな事を推奨される貴方は、利益の上澄ばかりを狙うという継続性を欠いた愚劣な行為ではないでしょうか。
もはや経済もグローバル化が進み、企業経営のロケーションも自由度を増すばかりですが、もういい加減どこかに逃げれば救われるという考えを改めては如何でしょうか。貴方にとって大切なものをもう一度改めてご一考下さい。
最後に、手荒いコメントとなりましたが、ご健闘をお祈りしております。

Posted by: England MBA at 2009/05/04 7:49:02

前回の記事と今回の記事、興味深く読ませていただきました。

確かに、日本人(個人)は日本に留まるということに固執し過ぎている部分があると思います。「(何だかんだいっても)世界一の治安の良さ」や「自国の防衛をアメリカ任せにしている平和憲法」に甘ったれたまま育ってしまった世代にとって、日本以上に住み良い国がないだろう、と思考停止している節があるのかもしれません。反省すべきですね。世界は広いのですから。


「留学」という部分には少し疑問を感じました。留学の前提として個人の才能が必要でしょう。英語圏に留学し、大学に入るだけの英語力がないために、まずそちらに留まって、数年経過してから大学に入ったり、入れなかったり、という中途半端な日本人の話をよく耳にします。すんなり海外大学に入れる語学力があればその選択肢も考えうると思います。ただ、最低限の素質として才能は必要です。若さだけでは足りません。

「経済」面は・・・う~ん。未来のことなので誰も正確な予想はできないですね。日本は転換期に差し迫っていると思います。ただ、フランス型やアルゼンチン型にはならないと、私は思います。
と、いうのも日本が経済面で直面しているのは、過去には学べないタイプの問題だと感じているからです。最大の問題は「少子高齢化」でしょう。人口の増加は、経済の成長と大きく関係しています。産業革命後に人口爆発現象が起きてからは、国の人口は経済とともに伸びるものでした。ところが、日本は違った。子供は産まず、老人は長生きする。
良く捉えるか、悪く捉えるかは別として、この現象は世界最先端です。

今、日本に求められているのは、過去の経験則に縛られて人口を増やす方向にしていく道(少子化対策や移民)ではなく、少子高齢化を受け入れて、新しい経済成長の根本的な解決策を見つけること、です。

Posted by: 24歳男性 at 2009/05/04 8:06:46

データなんて、どのような見方も可能であって、全く当てにならないと思います。基本的になってみないと分からない。経済をかじった程度で断言するのは容易いことです。二十歳前後の若者が天下国家を論じるのは、若気の至りと思いますが、いい大人が書くことではないと思います。言うは易く行うは難し。

Posted by: itishimin at 2009/05/04 9:02:10

自分がどのような価値観を持っているのか。
どのような枠組みで世界を見ているのか。
このレベルで物事を見てみるのは大事なのではないかと思います。

Posted by: san4rou at 2009/05/04 9:15:31

chikaさんへ

>「手を変え品を変え」トライし続けるのが大事

結局、ここに行きつくしかないですよね。

重要なのは、日本に限らず、どこの国がこの先どうなるかというボラティリティを予測することに立脚することではなく、経済のグローバリゼーションに主体的に関わっていく個人としての「競争力」をどこで、どうやったら、効率的に得られるか、そして、それを続けられるかですよね?

不思議でしょうがないのは、どこの国よりもアニマル・スピリットとボトム・アップ・アプローチを重視し、実践してきたアメリカという国でビジネスをしてる人が、

「日本はもう立ち直れない」 だから「海外で働こう」(カミングアウト付き)

なんていう、胡散臭い投資アドバイザーみたいなマクロ・アプローチを日本人にオススメするのかということです・・・。

もちろんグローバル・マクロ戦略で一部のヘッジ・ファンドのように収益機会を狙うというのも分からなくもないですけど、ただそれは本題の趣旨とは外れそうですしね・・・。

Posted by: バイアス@帰省中 at 2009/05/04 9:50:33

そう簡単に海外で働こう!とおっしゃられても皆が皆、Chikaさんのようにものすごく優秀というわけではないでしょう。
海外に引っ越す感覚と簡単におっしゃられても、滞在するにはビザが必要ですよね?アメリカは知りませんが、欧州のあるところでは自国民を優先して雇用が原則で外国人を雇用する場合はそれなりの理由が必要です。もちろんChikaさんは優秀でいらっしゃるので簡単に手に入りましょうが、日本人だからビザは出さない、と断られた友人を知っていますし、外国人だからという理由で職をもらえず泣く泣く帰国した優秀な人もいます。
文章から察するにChikaさんは典型的なバブル世代ですね。

Posted by: Nancy at 2009/05/04 10:10:49

不安商法というものをご存知でしょうか?
幸せな人間、充実してる人間でもまったく不安がないということはありません。
ほんの些細な隙でも見せれば、そこに大きくつけこんで正常な判断力を奪うんですね。
その後に「こうすれば大丈夫」というものを提示すると、もうそれしか目に入らなくなってしまう。
オレオレ詐偽なんて誰が引っ掛るのか、などという人もいますが、アレは古典的かつ有効な心理操作です。
これは終末カルトなどにもよく見られます(オウム真理教は高学歴の信者が多かったことで知られています)。
#「自分は世間より物知りだ」と思いあがっている世間知らずほど騙されやすい側面があります。。。
そして恐ろしいことに、それらの考えを「もともと自分がもっていたもの」「自分が考えたうえで辿りついたもの」と盲信してしまうんですね。
その結果、「これがわからない奴はバカだ」「この解決法を"邪魔"するものは敵だ」というような攻撃性まで持ってしまう。

これらのエントリで
「これは正に自分の考えていた通りだ」「"漠然とした不安"を説明してくれた」と思った人たちは
これからの人生において幸福の印鑑や壺などを買わされないよう注意してくださいね。。。

Posted by: acm at 2009/05/04 10:26:40

追加で申し訳ありませんが、
私の場合、「海外に行きさえすれば何とか」なりましたし、「どこに自分が出来る仕事があるのか」とか「何が自分にあった勉強なのか」とかは、手も足も動かしてよく調べたことなどありません。すべて行き当たりばったりですが、こうして欧州で就職し、条件を満たさずとも永住権をまんまと手に入れることもあるのです。

Posted by: Nancy at 2009/05/04 10:43:08

Chika様
こんばんは はじめまして。
ヤフーのニュースからこのサイトを知り POSTさせていただきます。

このブログは仕事とプライベートが錯綜していて 何か 裏を読みたくなってしまいます。
それに
「日本はもう立ち直れない」 だから「海外で働こう」
は納得できないですね。
国のお金を使い勉強をし、税金で安全が守られてきていた日本での生活を以前していたと思います。

それに、日本の国籍をもちながら ”誘拐されないでくださいね” などという言葉をちらつかせる一方でコメントでは若者にアドバイスしているという言葉を言っておりますが Chikaさんはただのブロガーではない立ち居地に居られることをご理解されているのでしょうか。

このサイトが個人的で会社関係のことが一切書かれていなかったらそれこそどんなコメントをしてもいいと考えております。

個人ブログなら個人的な不安を解決する方法としてはいい思っております。。
海外にいて日本語に触れたいという強い気持も良く理解できます。

でも、会社を運営する身としての発言としては、行動が伴わない発言をされているようですのでこの会社には何も頼めないなぁと漠然と思った次第です。 

政治が駄目というのであれば提案と行動を
(当然 在外選挙人名簿への登録をされている)
国が駄目というのであれば GDPを上げる行動を
されているのかが不明なので 一概に反論は出来ませんが 今後世界規模での視野にたった発言と行動を期待しております。

Posted by: what? at 2009/05/04 11:18:48

シリコンバレーで働く半導体技術者です。
千賀さんのように起業しているわけではないので、分からないことは多いですが、
1つの製品の責任者をしているので、30州以上周ってアメリカの現実を少しは認識しているつもりです。

海外で勉強して海外で働く日本人が増えるのはいいことだし、
自分の将来を主体的に切り開いていける人が増えるのは賛成です。
でも、「日本はもう立ち直れない」とは思えません。
こちらに来て長いのでしたら、余計に日本がいい国だと再認識しませんか?

確かにシリコンバレーは起業するには適した場所だし、
色んな人種が挑戦できる風土があります。
特にアジアンパワーは目覚しく、こちらで教育を受けた中国人、インド人などが起業し
彼らが優秀な人材を自分の国から連れてきて育て、そこで育った人たちが新たに起業するといういい循環があります。
しかも、シリコンバレー - アジア間のやり取りが多く、日本の頭上を通り越して
色々なイノベーションが起こっているということに関して、日本はもっと危機感を持つべきだと思います。
ただしいいことばかりではなく、生活はかなりの給料をもらわないと難しいです。
税金と住居費(アパート代)が非常に高いので、生活レベルとしてはこちらの年収1000万円と日本での年収600万円はほぼ一緒と思ったほうがいいでしょう。

また、アメリカ全体がシリコンバレーのようかというとそうではありません。
少数のPh.D(博士)を持つエリートと大多数の教育水準の低い人達という印象です。
ですから、エリートが新しいアイデアで起業するのには適していますが、
それが製品になると完成度が低い。
またPh.Dがアメリカ人ばかりかというとそうではありません。
IBMのワトソン研究所にも行きましたが、ほとんどはアメリカ人以外。
要するに人々の研究をちゃんと評価する機関があって、
優秀な人たちに相応の給料を支払う能力があるから、彼らはアメリカに来るのです。
もし、アメリカが没落し始めれば、優秀な人材は中国やインドに行きはじめるかもしれません。まだ20-30年はかかるでしょうが、そうなるとアメリカは危機的な状況になる可能性があります。

半導体に関して言えば、ものづくりは台湾のファウンドリーでウェハを作ってもらっているので、設計と製品化だけで設備投資を少なくできて、ビジネスがうまく成り立つのです。ただし、アメリカ国民全体を養うような産業という意味で考えた場合、
一部の成功者と大多数の敗者という風にしか思えません。最近だと、車のビッグ3がいい例です。

またあまりに金融業に走りすぎていて、儲かるときはいいけれど、
AIGのように損するときは10兆円と日本では考えられない規模の損失を出しています。
彼らやウォール街を規制できないようではアメリカだけではなく、
今回の金融危機のように世界的に影響を及ぼすことが繰り返されると思います。

そういう状況を踏まえた上で日本はどのようにすべきか考えた方がいいのではないでしょうか?
日本は技術立国というだけあって、電気や車産業は素晴らしいです。
それに食文化やファッション、デザイン、アニメなど世界に発信できるいいものはたくさんあります。
ただ、日本に出張などで戻るとほとんど悪いニュースしか聞かれず、
自分達のいいものを再認識することが難しいように感じられます。
また、世界の中でどうするべきかという行動力や変革のスピードが遅いことは確かです。千賀のように起業しようという方には日本では未だ難しいのかもしれません。
しかし、世界のトレンドを見て、自分の会社の強み弱みを見極めて、
戦略を決めることが出来れば、十分戦っていけると思います。

一つ日本の失敗例を挙げます。
妻がアメリカでMBAを取得しましたが、NTT Docomoはビジネスの失敗例に挙げられているようです。
日本で5000万台売ったのに、世界では500万台しか売れていない。。。
これは日本の携帯産業が日本市場を海外勢から守るために行った戦略で起こったことですが、Docomoが全盛だった時代は日本の携帯は海外のものよりずっと進んでいました。
もし海外勢と直接勝負していれば、ノキアの牙城を打ち崩すような戦いが出来たかもしれません。(実際、日本より遅れていたサムソンがノキアに肉薄しています。)

これはほんの1例ですが、こういった事例から学んで繰り返さないように
組織や体制を変えていくことが出来れば、日本はまだまだやっていけると思います。
海外に出ることは視野を大きくする一つの大きな手段ですが、
日本にいても出来ることはたくさんあると思います。
日本は復活すると期待していますし、自分も微力ながらそのために働きます。


Posted by: santa clara at 2009/05/04 11:58:26






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