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2008/01/28

Off | 血の濃さと体感温度

暖房の設定温度、何度にしてますか?

我が家はアメリカ的に上限の華氏68度。摂氏20度。そう、たった20度です。もっとあげることもできますが、普通の人は滅多にしない。なので上限。

「ほんとにそんなのが上限なのか?」

と疑うあなたのために、San Francisco誌。今出ている号が、「eco-anxiety」特集なのでありました。環境問題に過敏になるあまり、不安神経症的になってしまう、、、というサンフランシスコ人の症状について。で、その中のDiary of eco-failureより以下抜粋:

6:34 a.m. Crank the heat from 58 to 67 degrees
6:35 a.m. Hear the roar of the heater.  Turn it back down to 63 - splitting the difference between the comfort and the end of days.

(以下温度は摂氏に直します。)
「6:34分に起きて設定温度を14度から19度にあげる。ヒーターがごうごうと燃えているのを聞いて、(罪悪感から)17度に下げる。快適さと地球環境破壊懸念の間を取ってこの温度。」

ということで、摂氏19度=快適、なんですね。

ちなみに、我が家では時々70度にして、「贅沢な暖かさ」とか思ってたんですが、ある日摂氏に換算したら、たったの21度だということに気づいてびっくり。全然贅沢じゃないし。

この間もフローリング屋の営業(白人)と話していたら、

「床材が届いたら、実際に床に張る前に、68−70度の室内に数日置いて慣らさないといけない。もちろん、70度じゃ暑すぎるかもしれないから68度でいいんだけど」

しつこいようだけど、70度=摂氏21度。これが暑すぎるんですか。うむむ。

逆に、夏の冷房の設定温度は凍り付くように寒いんですが。(摂氏28度なんて、「それ、外気温じゃないの?」とビビられることでしょう。)

さて、私は元々は超寒がりで、日本で高校に通っていた頃はセーター3枚重ね着して、その上にロングコート着て、手袋して、毛糸の帽子かぶって学校に行ってたくらい(都内)。しかし、そんな私も、シリコンバレーでの暮らしが3年を過ぎた頃から、この暖房・冷房の設定があまり寒く感じなくなってきました。

日本語では

「毛穴が閉じた」

といわれる状態ですな。

で、この、「体が慣れて寒く感じなくなる」ことを、アメリカでは

「血が濃くなる」

と言います。前メキシコでダイビングした時、ミネソタ(=超寒い)から来てた家族が、かなりの肌寒さなのに半袖のペラペラのウェットスーツだけで平気で潜っていたので、「寒くないの?」と聞いたら

「私、ミネソタの人間だから。My blood is thick」

とのことでありました。(私は5ミリの全身ウェット+フード。とほほ)

当地でも、昨日あたり、昼日中でも外気温が12−3度くらいしかなく、小雨がちらつく肌寒い天候だったのに、半袖で歩いてる人がちらほら。彼らは血がドロドロなのでしょうか。夏はクソ暑いんだろうな。お気の毒です。

ちなみに、医学的には、毛穴が開くのと血が濃くなるの、どっちが正しいんでしょうね。

08:37 午後 Offアーカイブ | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック(0)

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コメント

アメリカ人は天然の毛皮をつけていらっしゃる方が多いので、暑さに弱く、寒さに強いんでしょうね。

Posted by: けん at 2008/01/28 21:44:57

アメリカ人の方々が、初冬ぐらいだと、平気で半袖で歩いていたりするのは、
普段から、低い設定温度で生活しているってことなんですね。

なんか、記事を拝見して、納得してしまいました。

p.s.
いつも、楽しく拝見しております。

Posted by: d12892 at 2008/01/29 0:01:45

アメリカ人は、日本人に比べ、体温が高いのかもしれません。

スウェーデン人は平熱は37度の体温であると、スウェーデンの小学校の教科書に書いてある由。

もしくは、アメリカの人たちは基礎代謝量をあげることにより、低い気温に適応しているかもしれません。昔の日本人がそうだった、ってこないだどこかで読みました。

では!

Posted by: Wanpaku at 2008/01/29 1:19:10

normal body temperature is 98.6°F (37度)と言われていますよ〜

日本だと36.5度で赤ちゃん並みと言われるので、やはり体温が高いから低い温度でも大丈夫なのではないでしょうか。

ちなみに、私の平熱は36.7度。アメリカ育ちとしては低い方ですが、日本人としては高い方ではないかと思います。

Posted by: けりぃ at 2008/01/29 4:42:03

人種によって体感温度が違うのでは?、というのはよく聴く話ですよね。
フランスで、シャワーが日本人として耐えられない冷たさなのに、向こうの人は平気で使うとかという話を聴いたことがあります。
慣れの問題なのか、体質の問題なのかどっちなんでしょうね。

ちなみに、理屈で考えると体温が高い方が寒さには弱いのでは?(落差が大きい分)

Posted by: at 2008/01/29 9:32:39

こんにちは。
10年ほど前,ニューヨークに日本人の知り合いが出来て,遊びに行った時に聞いた話なのですが。彼はグランドセントラル駅近くに貸し部屋を持ってたのですけれども,NYの3月でも室内は半そでTシャツで大丈夫なくらい,暖房が効いていました。
彼いわく,当地では冬でも暖房を○度に保っておかないと大家が訴えられるとか(○度は忘れましたが,その半そででも大丈夫なくらいの温度です)。
さすが油の安いアメリカだわー,と関心した記憶があります。
だからchikaさんのこの話題は意外でございました。

Posted by: ユキエ at 2008/01/29 13:02:58

こんにちは。
一応、日本も冬は18℃(夏は28℃)を目標にしましょうということになっているはず。アメリカで21℃は、暑すぎるのかもしれないですね。

Posted by: kumtin at 2008/01/29 16:29:38

chikaです。

>やはり体温が高いから低い温度でも大丈夫なのではないでしょうか。
>理屈で考えると体温が高い方が寒さには弱いのでは?

これ、常々私も疑問に思ってるんです。代謝高い=体温高い=寒くても平気、というのは論理的な気がするのですが、その一方で、私の実家の母は、平熱が若い頃からずっと35度未満。なのですが、超暑がりで、夏は滝汗、真冬でもマフラーなんかしたら死ぬ、、という感じです。うーむ。真相はいかに・・・。

>当地では冬でも暖房を○度に保っておかないと大家が訴えられる

New Yorkは確かに賃貸のセントラルヒーティングの最低温度規定があるのですが、こちらのサイトを見ると
http://www.housingnyc.com/html/resources/hmc/sub2/art8.html#27-2029
「朝6時から夜10時の間は、外気温が13度C以下のときは、暖房を20度以上にしなければならない。それ以外の時間は外気温が4度Cを切ったら13度C以上」

となってます。ってことは、外気温が15度だったら暖房つけなくてもいいってこと??まぁ、よほどの貧民アパートで無い限りそんなひどいことはないでしょうが・・・。ニューヨークの賃貸、実際はどれくらいの温度になってるのでしょうか?(白人だと20度Cでも半そでは十分ありですが)

>一応、日本も冬は18℃(夏は28℃)を目標にしましょうということになっているはず。

日本の「政府推奨暖房設定温度」は20度みたいですが・・・。室内18度って、日本の感覚だとかなり信じられないくらい寒いです。ちなみに私は、冬の日本の暖房は、半そででちょうどいい体になってしまいました。電車とか。周りに変な顔で見られますが、汗だくになるのでやむなし。

Posted by: chika at 2008/01/29 17:47:25

血が濃いじゃなくて,筋肉が多くて脂肪層が厚いじゃないですかね。食べる物だって肉食で,運動して鍛えてるでしょ!

Posted by: kaz at 2008/01/29 17:48:36

熱さ寒さを感じないのと、熱さ寒さに耐えられるのは別の問題だと思います。
猛暑が続いてフランス人が大量に死にましたが、あいつら鈍すぎる。
日本でも高齢者に、熱く感じていなくても感覚が鈍くなっているから十分対策しろと呼びかけています。
熱さ寒さを、きちんと感じる方が安全です。

Posted by: K at 2008/01/29 19:46:59

このエントリで長年の疑問がすっきりしました!
冬でも屋外プールで泳いだりTシャツ一枚でウロウロしている白人を称して,「サーモスタットが壊れている」と自分は常々言っていたのですが,「サーモスタット=毛穴」だったんですね!メカニズム的にも納得!

(まあ真相としては基礎代謝説が有力だとは思いますが.)


Posted by: gotoguy at 2008/01/30 3:14:45

- (褐色脂肪細胞の活動が少ないなどの理由により)日本人の方が基礎代謝は低い。糖尿病になりやすいのもこのため。例えば日本人とアメリカ人が同じ食事をして同じように生活しても、日本人の方だけ糖尿病になったりする。言い換えればそれだけ燃費がいいと言うことでもあり、飢餓には強い。
- 体の表面の温度と内部の問題は別。基礎代謝が高く、断熱材(脂肪)が厚く、表面温度が低い者(極力熱を外部へ逃さない)が一番寒さに強い。
- 鯨や南極のペンギンは厚い断熱材(皮下脂肪)により体温を維持している。おそらくは表面温度が高いというわけではない。

いずれも噂話の域を出ないということは断っておきます。

あと「亀も体の表面温度は低いけれど、運動で発生した熱を蓄積しているので内部の温度は意外に高い」みたいな話も見たことがあります。

Posted by: とおりすがり at 2008/01/30 14:00:09

よく知らないですが、カラダの大きさが原因では?
・ネズミは1日に体重の何倍も食べないと、体温維持できなくて死ぬ
・カバとかゾウのような大きな動物は、体温維持よりも体温をいかに逃すかが重要になる(耳を大きくする、水中に住むなど)

身長がn倍になると、体積はnの3乗増えますが表面積はnの2乗しか増えません。発熱量は体積に比例し、外部気温への依存度は面積に比例すると思うので、カラダが大きくなると、暑さには弱く・寒さには強くなると思います。

Posted by: netpipeline at 2008/01/31 16:33:10






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