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10 月 12, 2007
メジャーブランドの口紅にも鉛が
「お前もかブルータス」です。
アメリカで製造された赤い口紅の相当数から鉛が検出された。The Campaign for Safe Cosmeticsという民間団体の調査ですが、これを受けてFDAも調査に入ることが発表された。
ランダムに購入した口紅33種類のうち、61%に0.03ppmから0.65ppmの鉛が検出されたそう。ちなみに食べるキャンディーの鉛含有許容量が0.1ppmとのことですので、まぁ0.03ppmはよいか、という感じだが、0.65ppmはなんだかまずいような気がする。(男性諸君にご説明申し上げると、口紅というのはつけている本人がかなり食べてしまうものなのであった。)
最も多かったのは次の4種類だそうです。
• L’Oreal Colour Riche “True Red” – 0.65 ppm
• L’Oreal Colour Riche “Classic Wine” – 0.58 ppm
• Cover Girl Incredifull Lipcolor “Maximum Red” – 0.56 ppm
• Christian Dior Addict “Positive Red” – 0.21 ppm
他の製品のリストも載ったオリジナルのレポートはこちらからダウンロードできます(PDF)。
クレオパトラの化粧は鉛だった、と子供の頃に読んで「へー、昔の人は危ないことをしてたんだね」と人ごとのように思っていたんですが。
とはいうものの、正直なところ、0.65ppmがどれくらい危ないものなのか判断しかねます。はい。どなたかご存知の方がいたら教えてください。
さてさて、これとは別に知人が水銀障害で体調を崩し、民間療法系の薬などで徐々に水銀を体外に出す治療中。体内に水銀が増えすぎた理由は
「魚の食べ過ぎ。」
週に4−5回魚を食べており、しかもマグロと鮭が好物だったので長い年月のうちに水銀が体にたまってしまったとのこと。魚を食べると重金属が体に蓄積するからよくない、というのは話には聞いていたが、本当だったのね。。。
と、ふと不安にかられ「魚の種類別、食べてもいい頻度表」をチェック。特に気になるのが「サバ」です。というのも、わたしは缶詰のサバの水煮が好きなのだ。表を見ると、同じサバでも、King Mackerelは問答無用で食べてはならず、Spanish Mackerelだったら月に2回までOKとある。むむむ。
ちなみに水銀障害の症状としては、疲れやすい、気分が落ち込む、といった状態になるそうで、魚をたくさん食べている方はお気をつけあれ。
しかし、もう、何が安全で、何が安全じゃないのか、五里霧中。
ただ、基本的にはこれは、以前から感じてはいたことで、一番いいのは
「とにかくいろいろなものを少しずつ食べる」
ことではないか、と思い、できる範囲で実現してきた。危険なもののみならず、体にいい方の成分だって、雑多な食物から新たに発見されるかもしれない訳で、そちらも含め、とにかくいろいろなものを手広く、ちょっとずつ食べるのが一番よかろう、と。
で、さらに、毎日口にするものは、なるべく健康そうなものを選ぶ、と。(オーガニックの牛乳とかケージフリーの卵とか。これも完全に信用している訳ではないのですが。)
しかし、口紅は盲点だった。過去7年間ずっと同じ色(かぶれない唯一の製品。MACのTwigという色。同じMACでも違う色はだめで、すぐヒリヒリしてしまう)。健康にいいか不明なので、これもリスク分散させた方がいいのでしょうか。
まぁ、人間どれほど注意しても、皆最後は死ぬ訳で、それほど神経質になっている訳ではないんですが。
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10 月 11, 2007
アメリカのラジオ広告の変容
アメリカのラジオ広告市場は大きい。今年で約$20Billion、2兆円強。インターネット広告は成長したと言っても、なかなかこのラジオ広告市場に追いつかなかったのだが、ついに今年やっとほんのちょっとだけラジオを上回る見込み。
比較上、日本のラジオ広告市場はというと、2006年で1800億円弱と小さい。なので、2004年にはさっさとインターネット広告に抜かれてしまった。
さて、かようにラジオ広告が重要なアメリカなのであるが、視聴率調査を電子化したら、意外な事実があれこれと明らかになった模様。
テレビの視聴率をニールセンが調べているように、ラジオ視聴率は伝統的にArtbitronという会社が調べている。
ずっと、
「サンプルとして選ばれた人たちに、聞いているラジオ番組をノートに書き込んで記録してもらう」
というアナログな方法をとってきたのだが、やっと電子化。小さなデバイスを常に身に付けてもらい、それがラジオから流れるコードを記録、Arbitronのサーバに送る、という形式。(先日書いた、携帯電話を無料で配って、その携帯で視聴率を測るというのと原理的には一緒ですね)。
さて、こうして自動的に計測してみたら、ノートにペンで書き込んでもらっていた時代に比べ、こんな変化が。
far more people listen to the radio than had previously been realized
ラジオを聞く人の数は、実はずっと多かった
(これはよいニュース)
the "morning drive" time slot isn't as highly rated under the electronic system as it was before, and weekend listening is much stronger than most people believed
ラジオの「ゴールデンタイム」だと思われていた朝の通勤運転時間のラジオ視聴率は意外に低く、週末は意外に高い
people tend to switch channels a lot more than was known, and that the total time listening per person is down, resulting in lower ratings at many stations.
異なる局に変える比率が高い
mainstream formats such as rock, country and soft rock fared better
ロック、カントリー、ソフトロックなどのメインストリーム系の人気が思われていたより高い
ということで、この結果を受け、
Those preferences have already contributed to several programming changes in Philadelphia and New York, each of which had two stations flip to rock or oldies formats in the past few months.
視聴率調査の電子化を行ったフィラデルフィアとニューヨークでは、既に二つのラジオ局がロックとオールディーズに変更した、と。
ふむふむ、やっぱり自己申告と、実際の行動は違うものなんですな。
なお、記事によれば、ラジオ局はみなArbitronがラジオ視聴率計測でモノポリーなのを嫌っている、とあるので、冒頭にリンクしたような、携帯電話を使った新しい視聴率計測が受けいられる余地もあるのかもしれませんね。
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10 月 10, 2007
10月18日セカンドライフセミナー
来週木曜の夜、六本木にて行われるこんなイベントでパネルディスカッションします。
NET NITE 六本木Stereo 10/18 (木)
ビズ・セッション 18:30~, DJ/Live: 21:00~
テーマ:セカンドライフを楽しもう!High touch (Kokoro), Music & Design, Diversity
案内はこちら。セカンドライフ内で面白いことをしている人たちをパネルにお呼びして、私が興味津々でその方々のお話を伺う、という設定の模様です。終わった後はライブ演奏もあるというおしゃれなイベントです。
案内には特に明記していないのですが、Second Lifeとリアルライフ両方で開催するらしい。。。技術的にうまくいかないかもしれないのですが、念のため自分のアバターの衣装も新調してみました。(笑)しかし、セミナーで話すために、自分だけではなくアバターの洋服の心配までしなければならない時代になったんですね。
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10 月 08, 2007
成長するネットワークでは一人勝ちが出ることについて
Facebookアプリでは、ごく一部の開発者が寡占、というニュースを見て思い出したのがこの本。
2002年の本ですが、
「成長過程にある系では、圧倒的な一人勝ち(もしくは少数寡占)が出る」
という話し。いわゆる「ロングテール」での、「ちょぼちょぼ大勢」というのの逆側にある、超人気のごく限られたトップグループがどうしてできるのか、ということを数学的に解析した本。
YouTubeやFacebookなど実証ケースには事欠かない出来事ゆえ解析してもらうまでもないとも言えるが、
「実際に起こっている現象が数学的に立証されると心が洗われる」
と思う人にはお勧めします。
で、話を戻してFacebookアプリ。
Facebookは「インフラ化」の道を邁進中で、サードパーティー開発者でも、Facebook上のユーザーページにアプリケーションをのせることができるFacebook Platformを公開。この春の発表以降、熱狂的な「Facebook向けアプリ開発」が続いており、それと共にFacebookの評価も上昇中。最近では、未だ未公開のFacebookが、1兆円の企業価値で増資中などという噂も。(マイクロソフトがこの企業価値で投資しようとしている、と。その後、Ballmerが「Facebookはそれほどのモンじゃない」と言っているという話もあるが。バブルじゃのぅ。)
で、その熱狂のFacebookアプリ。
「5000以上あるFacebookアプリのうち、84個が利用率の87%を占めている。10万人以上のユーザーがいるのはたった45個だけ。」
トップ200開発者のアクティブユーザー数をグラフにするとこんな風になると。
![]()
TechCrunchの記事よりトップアプリの順位はこうなる。
1. Top Friends (Slide)
2. FunWall (Slide)
3. Super Wall (RockYou!)
4. SuperPoke! (Slide)
5. Video (Facebook)
6. X Me (RockYou!)
7. iLike
8. Movies
9. Graffiti
10. Likeness (RockYou!)
SlideとRockYou!のアプリがそれぞれ3つずつ登場。他の5000社はどこへ~という感じなわけです。
+++
さて、冒頭で紹介した本で紹介される「寡占」の話だが、簡単にご紹介するとこんな感じです。
- 自然界に現れる量は殆ど全て釣鐘型の分布を示す。どこかにピークがあり、その周辺に平均的に散らばりがある、という分布である。ネットワークのノードが持つリンク数も同じような分布になるだろうと考えられてきた。
- この分布が現れるには、「ネットワークのノード数は一定。しかも、ネットワークのノードはどれも平等で、リンクを獲得する可能性は、どのノードも同じ」というランダム・ネットワークが前提となる。
- しかし、多くのネットワークでは、「成長」が起こる。既にあるノード間でのリンクのみならず、ノードそのものが増えていく。
- また、リンクはランダムに張られたりしない。リンクを呼び込むのは人気であり、既に人気のあるノードがよりたくさんリンクされる、という「優先的選択」が起こる
- 「成長」と「優先的選択」をモデルに組み込むと、結果として、「わずかなリンクしか持たない大多数のノード」と、「膨大なリンクを持つ一握りのハブ」という「ベキ法則」に従う「スケールフリーネットワーク」ができる
・・・と迂遠な話をした後にでてくる分布図は、おなじみの「ロングテール」なんですが。はい。でも私は面白いと思いましたです。
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10 月 07, 2007
疑惑の英単語:colonel(発音はkernel)
KFCのカーネル・サンダースのカーネルがこれです。日本語だと「大佐」。が、恐ろしいことに、スペルはcolonelなのに、真ん中のLの発音がRになる。コンピュータのカーネルと発音は一緒。OSのコア部分がカーネルですが、こちらのカーネルはkernelで、果物のタネの真ん中の部分。仁っていうんですか。
(トリビア的には、サンダースさんの「カーネル」は、ケンタッキー州が名誉州民に贈る称号で、軍とは関係ないらしい。)
それにしても、なぜLなのにRになるのか・・・、と語源をたどると:
- もともとイタリアの軍隊階級にcolonelloというのがあった
- それがフランスに導入され、LがRに入れ替わりcoronelになった
- 16世紀にイギリスがフランスからcoronelを導入
- その後イギリスが、今度はイタリアの文献を翻訳して導入、その際に元のイタリア語に近いcolonelというスペルに。しかし発音はフランスから入ったときのままのRとなった
ということらしい。ヨーロッパ言語間の言葉の変移でRとLが入れ替わるのは良くあることだそうです。RとLに苦労するのは日本人だけじゃなかったのか?
いずれにせよ、変な単語でございます。
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10 月 05, 2007
書評:女が男のフリをして1年生活したら?
Self-made Man
One Woman's Year Disguised as a Man
Norah Vincent
去年の12月に読んだ本なんですが。女性ライターが1年間男性のフリをして男社会に潜入して書いたレポート。面白おかしい本かと思って買ったら、大変シビアなものでした。はい。
大体、潜入するところがとんでもない。
「ボーリングクラブ」(←なぜかアメリカでは、落ちぶれた中年男性の娯楽として普及。日本で言うところの雀荘みたいなもんかな?)
「修道院」(←いわずもがな・・・)
「男性の集団セラピーグループ」(←かなり女性関係で傷を負った人ばかりで怖い。)
などなど。作者の人は、本の表紙に女の服装の写真と、男装の写真両方ありますが、最初見たとき
「女装の男」
かと思ったくらいで、かなり男らしい女性なので、誰にも疑われずに男の園の奥深くに潜り込んでいく。
ボーリングクラブで仲良くなった仲間に、最後に
「実は私女なんだ」
と告白しても誰も信じてくれない迫真の変装。(無精ひげまで「捏造」。)
・・・・その1年間で、彼女が発見したのは
「男は大変だ」
ということ。「俺について来い」的リーダーシップと家族を支える経済力、という「昔からの男の仕事」に加え、繊細な思いやりとやさしい理解力が求められる。
これは大変です・・・と。(ま、これは、あえて1年も潜入しなくてもわかることではあるが、そこは実体験の深みがあるわけです。)
さらに、男同士の会話は常に表面的で、心に深く潜む悩みを語り合ったりしない。しかし、悩みを聞くのが得意な女性とは「友達」になれないので打ち明け話をする相手が誰もいない。。。。これが、結構男性の孤独を深めている、という観察もある。
ボーリングクラブで仲良くなった「男友達」の一人とは、この取材潜入の後も交友関係が続くのだが、相手の男性は
「男友達のようでありながら、女性の感性で話をしてくれる得がたい友人」
を得た、と喜んでいる模様。
(この辺、日本人男性よりもアメリカ人男性の方が孤独かなーという気がします。日本人男性は職場の同僚と延々と「くどくど」やるの好きでは。若い頃、会社の飲み会であれに付き合って、「会話に加わっているフリをしながら、心を彼方に飛ばして耐える幽体離脱の術」を学びました。はい。)
さて、「デート」について語る章は結構おかしい。
というのも、彼女はレズビアンなんですな。実は。で、この取材で、ついに今までタブーだった
「完全にストレートの女性に心置きなくアプローチ」
ができるとワクワク。しかも、それまでの潜入体験で、完全に「男」として通用する自信もあり、それなりに見た目も悪くない(これまた表紙の写真参照のこと。この人、実際、女性としてのルックスより男性版の方がレベルが高いです。)しかもその上、なんといっても本当は女性だから、細やかな女性の心もわかるわけで精神的にもどーんと受け止め可能。(さらに、しかも、本当に女が好きなわけだし。)
「もしかして自分はデートするには理想の男性?!」
と気負うのでした。
・・・で、オンラインで知り合ったアマタの女性とデートをするわけですが、残念ながら、これがかなりの苦行に。来る女性、来る女性、今までの恋愛の苦労話。相手がいかに嫌なやつだったか・・・などなど。いきなり初対面で出てくる話題が「くどくど苦情」ばかりで辟易し、「ストレートの女とのデートも大変だ」という結論に。
(とはいうものの、Hまで持ち込んだデートもある。もちろんあるところで「実は女なんだけど・・・」と告白するのだが、それで相手もちょっと考えて、「でもOK」てな感じになる。さすがです。)
多くのデート相手が、彼女が「実は女」と告白した後で、
「何か変だと思ったんだけど、そうだったの」
となる。「ゲイだと思った」という女性もいて、いずれも「変だ」と思う理由が
「おしゃれすぎる」
「髪の毛がちゃんと整いすぎている」「靴がステキすぎる」などなど。しかも、そういうオシャレさが、必ずしも女性に対する男性のセールスポイントとしてプラスに働かなかったりするのでありました。デート相手の一人の女性いわく、
"I thought him(男性のフリをしている筆者) good-looking and likable and the date was so very enjoyable (中略) But in the end, Ned (筆者の男性名) himself did not elicit any immediate visceral sexual response from me. Ned was too slight for me, too metrosexual.(中略)I like boys that weigh two hundred pounds. And yes, I find them emotionally disappointing, especially in bed, but the physical strength, the roughness I find erotic and I do not prefer sex otherwise."
アメリカ人の男がラフでオシャレじゃないのは、女性がそういう男を求めているからだったのねー・・・という当たり前の落ちですな。
ちなみに、筆者は1年の潜入経験のあと、精神的に変調を来たしセラピーにかかることとなる。それくらい無理をして体を張って書いた本です。いわゆる「ジェンダー問題」的なものに興味がある人は読んでみてください。
私はといえば、本屋で表紙を見て「オモシロそうな本だ」と買ってみた軽やかな期待は裏切られたわけですが、修道院にまで潜入した筆者の根性には打たれました。濃いです。
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10 月 04, 2007
勝間和代さんの本:無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
ああ、和代さんごめんなさい・・・・。お友達、かつ、献本もしていただきながら、半年も書評を書かずにいたのは私です。
というわけで、
無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
by 勝間和代 (経済評論家兼公認会計士)
すごいタイトルですね。先日「天才が学ぶことの真髄を語る:Josh Waitzkin」でご紹介したのと同じ「学び方」についての本ですが、Josh君のが天才予備軍にしか役にたたなそうなのに比べ、こっちは非常に具体的ですぐに役に立つと思います。はい。大変売れているとのことです。
著者紹介をAmazonから借用すると:
公認会計士二次試験(合格率6%)を史上最年少の19歳で合格
以後、フルタイムの仕事をしつつ、かつ3人の子どもを育てながら、
中小企業診断士試験(合格率4%)、オンライン情報処理技術者試験(合格率4%)合格
TOEICは新卒時420点から3年間で900点へ
社会人大学院でファイナンスMBAを取得。
その結果、年収を16年間で新卒時の10倍とした著者が初めて公開する、
本当に効率的で合理的で楽ちんで、目から鱗の勉強法。
私のマッキンゼー時代の同僚なのですが、「個性」というオーラが全身から50センチ四方に常に放射されているような人です。大学在学中からアーサーアンダーセンで会計士として働いていたという伝説の人。会社のキッチンで夕飯用の野菜を刻んでいたという噂も聞いたことがあります。
で、その「スーパー和代」の本なわけですが、役に立つ勉強法ではあるものの結構大変・・・・私にはできないことが満載。
たとえば、
「通信教育で勉強をして資格を取る」
「セミナーのDVDを買って見る」
「隙間時間に練習量を確保する」
「独学より学校に通う」
うう、どれも大変そうです・・・・。(小学校以来塾も予備校もほとんど行った事ないので。)でも、確かにその通りなんだと思います。
一方、深く「そうだよね」と思うこととして、
「基礎を最初に徹底的に学ぶ」
「文字を読むのが遅いと勉強が続かない」
「速読を身につける」
新しい物事が「わかる」ようになるためには、ある程度の量をまとめて脳に詰め込むことが大事。情報量が一定量を超えることで、
「お、なるほど、わかったアル」
という「電球マーク」がピカッとつく感じに。ところが、ゆっくりインプットしてると、最初に入れたものを忘れてしまう。なので、「わかる」ための一定量にいつまでたっても達さない。
私のイメージする自分の脳は、「ところてん突き」。情報をインプットしても、一定スピードで常に「突き」の棒がその情報を押し出していて、しばらくすると反対側から出て行ってしまう。なので、なるべく急速に大量にギューギューに詰め込んで、突き出される前に「わかった状態」に持ち込むんですな。いったん「わかった状態」になると、それ以降入ってくる情報は、きちんと整理整頓されて脳に格納され、ところてん突きに押し出されずにすむようになるので、それ以降はまぁなんというかかなり楽チンにこなせるようになります。
・・・なーんていう抽象的なことを言われても「なんのこっちゃ」という感じの方もいると思いますが、これを和代さんの本は分解して、「速読が大事」「速読とは何か」「速読を学ぶ手法」「基礎力とは何か」・・・・と説明してくれるわけです。すばらしいではありませんか。
「家計簿を複式でつける」「簿記三級入門を読む」といった具体的な会計勉強法も出てきます。さらには、「なぜ勉強すべきなのか」「何を勉強したらよいのか」といったことまで親切に書いてあります。スゴイ。
しかし、一番スゴイのは著者の勝間和代さん本人かな、やっぱり。
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10 月 03, 2007
gPhoneと携帯関係あれこれ
携帯関係サービスでは、アメリカが日本を超えるものは殆どない。誇れるものは定額制のやたら安い料金くらいかな?iPhoneもデータ使い放題だが、通話も含め、そういう料金体系、たくさんあるんですよね。が、それ以外はまぁ・・・ワンセグとかSF?って感じです。
しかし、そんな中でもいくつか目に付く最近のニュース。日本では絶対無い・・と思われる3つです。
1.ユーザーの周辺音声を携帯経由で常時監視して視聴率調査
2.通話の中身を常時聞いていて、キーワードでCMをプッシュ
3.gPhone、もう本当に社内トライアル中らしい
1.ユーザーの周辺音声を携帯経由で常時監視して視聴率調査 Integrated Media Measurement Inc.(IMMI)というベンチャーの事業。IMMIには、Draper Fisherも投資しており、これまでに$14 million集めている。何をするかというと、 (1)2年間通話料無料の携帯電話を配る (2)配られた携帯は、30秒ごとに10秒分の周辺の音声を録音し、圧縮してIMMIのサーバに送る
(3)送られた音声を分析して、どんなCMを聞いたかを解析
(4)さらに、店舗にBluetoothのセンサーを配置しておけば、「いつ、どんなCMを聞いたユーザーが、いつ来店し、何を買ったか」まで計測できる
上記(2)が技術的に可能なのだろうか、という疑問はあります。バッテリどれくらい持つんでしょうか?同社のサイトによれば、「audio signature」を送る、となっている。音声そのものじゃなくて、何かのコードをアップロードするのだろうか?しかし、だとすると、携帯端末側で結構高度な音声認識をしなければならないわけで、それはそれで無理が感じられるんですが・・・・。いずれにせよ、既にトライアル中です。
2.通話の中身を常時聞いていて、キーワードでCMをプッシュ
こちらはDEMOfallに出ていたpuddingmedia。会話の内容を監視し、そこで話されるキーワードに基づいた広告を出す、という事業。携帯に限らず、通話全般、ですが。
現在はトライアルとして、thepudding.comというサイトに登録、そこで電話番号を入力すると、自分のPCから米国内のどこにでも無料で電話がかけられる。(私もサインアップしてみたが、wait listになってしまいましたので試しておりません。)こちらに実際に試した人の記事がありますが、話している内容と広告のマッチングはまだまだイマイチらしい。
このベンチャー、イスラエル軍で諜報関係技術に従事していた兄弟が創業者。こういう、
「大量の音声・映像情報をリアルタイムで処理する」
というの、イスラエルは本当に得意。さすがモサドの国であります。2000年ごろ、この領域をさらって見たことがありますが、その時は、アメリカのこの手のベンチャーの半分くらいがイスラエル発でした。
以前、とあるイスラエル軍出身のアントレプレナーの人に、イスラエル軍に端を発するベンチャーが多い理由を聞いたのだが、こんな感じらしいです:
以前誰かが、「イスラエルは、起業推進のための国策として、軍人が軍で開発した結果のIPを持ち出して起業していいということになっているのだ」と言っていたので、そうなのか、と朝ごはん相手のCEO氏(イスラエル軍出身)に聞いたところ
「そんなかっこいいもんじゃない。単に軍がIPにいい加減なだけ」
なんだそうな。軍の技術が持ち出されることがいいか悪いかは別として、「起業推進」てな政策を取るより、「規制緩和」で何もしない方が上手くいく、という好例か。
puddingmediaでは、この技術をキャリアや各種サービスプロバイダにライセンスしたいそうです。
IMMIといいpuddingmediaといい、
「プライバシーはどうなるんじゃ」
という懸念は大いにあり。が、しかし、私が10代だったら、超興味あると思います。
高校2年生のとき、1年間バイトして、やっとの思いで20万円ためたことがありました。(車の免許を取りたかったので。3年生になってすぐ取った。)あの時は、500円のランチが惜しかったです。はい。当時は携帯なんていうシャレたものはなかったが、あったら月々数千円は死ぬほど痛い出費だ。通話を機械に聞かれるだけで料金無料だったらラッキー、てな感じでは。
(うーん、しかし、このpuddingmediaという名前、いかがなものでしょうか。前回のバブル時、PurpleYogiという恥ずかしい名前のベンチャーがあったのを思い出しました。PurpleYogiはその後Stratifyというまじめな名前になりました。)
3.gPhone、もう本当に社内トライアル中らしい
Google様がお出しになると噂されるあのgPhone。「本当に作っていて、社内トライアルをしてるらしい」というまことしやかな噂が先週金曜のSan Jose Mercuryに。いわく
So we're standing in the Emeryville Apple store this week trying to troubleshoot a problem with a sales rep when a young woman bolts up to us saying she wants an iPhone. Like, now.
After some back-and-forthing about the particulars, she says she's a Google employee and she was going to wait for a demo of the gPhone, but it turns out Google's only letting 30 people test it internally and she's not one of them. Drat.
So here she is at the Apple store, needing her iPhone. Like, now.
At which point, we exchange glances with the Apple rep, who says to Google Gal, "gPhone? So it's real, huh?"
At that point the Google Gal realizes she's probably said too much and changes the subject.
ベイエリアのApple Storeにやってきたギャル(←死語?)が
「ワタシGoogleの社員なんだけど、gPhoneの社内トライアルに入れなかったから、iPhone買わなくっちゃ、like, now.」
と発言したというもの。わはは。もしかしてワザと噂を広めているんでしょうか?


