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7 月 14, 2007
Second Life初心者ツアー開催記
JTPAギークサロンの一環としてのSecond Lifeツアーは、混乱のうちに終了。
今回は、6人ほどが私の家からアクセス、残りは、ロンドン、日本、アメリカ各地、といったところから皆さんにログインしていただいたのですが、遠隔地から複数がアクセスして楽しむのは、初心者にはちょっと敷居が高いなぁ、というのが正直な感想。というのも、操作方法もよくわからない同志が、Second Life内だけのやりとりでコミュニケーションを行うのは難しいので。自分のアバターの視点や仕草を操作したり、周囲のものを見たりしてると、中々チャットの文字まで フォローできないんですよね。
逆に、一箇所に何人かで集まって、Second Life内のアバターをヨロヨロ動かしながらワイワイ遊ぶのはものすごく楽しい。(私、1年分笑いました。腹筋痛い。)文字で説明するのが困難な操作でも、画面を実際指差しながらだったら簡単なこともあるし。人生でSecond Lifeで遊ぶのはこの1回だけ、というのでも十分楽しめます。
(今回遠隔地からアクセスいただいた皆さん、もしつまらなかったらごめんなさい。私たち6人は死ぬほど盛り上がっていました。)
というわけで、一箇所にラップトップを持ち寄ってみんなでログインするのがお勧めです。(ちなみに、こういうのをLANパーティーといいます。) Second Lifeは、マシンスペックはかなり高くないとつらいですが、帯域はそれほどいらないので、数メガの回線で5-6人は楽勝。私の家は、6Mで契約、実測2 -3Mという回線ですが、6人でSecond Lifeアクセス、+別室からダンナが勝手なウェブブラウジングを行って特に問題なし。(ただし、時折、少々遅くなったことも。)
以降、スクリーンキャプチャ付き、ツアー記録です。
集合したのはJabara LandのYuruカフェ。カフェの方には、一応予め大勢で来ることを断ってはおいたのですが、お騒がせしました。真ん中手前で浮いてるのが私。最初のアカウント設定で選べるデフォルトのアバター「原宿guy」が2名いてやや混乱。一人(左奥のシマシマ)はなぜか、服装と顔が原宿guyでスタイルが豊満な女性、というので見分けはついたんですが、このヒト、やや不気味。(武士の情けで、誰のアバターかは秘密)。
(Yuruカフェの行き方:地図でJabara Landを検索してテレポート。Jabara Landについてから、Yuruカフェの座標(237 119 28)を直接インプットしてもう一度テレポート。)
私が昔、アルティマを着てしまった日産の島。「このパネルを右クリックしてobserveするとAltimaがもらえる」と説明している私。
みんなが同じ場所でどんどんAltimaを出したので、車同志が重なり合って大渋滞状態に。なお、この後、Altimaを出しっぱなしで次の島にテレポートしてしまったので、後片づけが大変だったかも。日産さんスミマセン。みなさん、テレポートするときは、出したものをtakeしてからにしましょうね。
体の形や髪の毛などが買えるCallaという店の外にある東屋。このいすに200分(!)座ると、Callaの商品が貰えるので、そのためだけに座って時間をつぶしている人と、それを見ている私。
大勢人が集まる場所の運営者には、Linden Labから奨励金みたいなお金が貰えるので、(もう奨励金制度は終了してるとのこと。コメントで指摘いただきましたので訂正。)
こういう
「いるだけで物またはリンデンドルが貰える場所」
はたくさんあります。(逆に言うと、それくらい、Linden Labは賑わいを生み出すために苦労してるしてたってことですね。)
最後の記念撮影中。この直後、
「巨大な箱を周囲にがんがんと置きまくって妨害する『箱テロリスト』」
が出現、箱だらけになって記念撮影できなくなったので、最初のYuruカフェに逃げるようにしてテレポート。
こういう妨害行為をする人たちは、度を超すと、死ぬほど退屈な「牢獄島」に送られてしまいます。(by Linden Lab。もっとひどくなると、アカウント剥奪。)
気を取り直してYuruカフェで記念撮影。お疲れ様でした、と一旦解散。
さらにしばしYuruカフェで和む一部参加者。しかし男性陣のアバターは、なんと申し上げたらいいのか。緑の人は、実は本人そっくりではあるのですが。
私のアバターは腹筋途中のような格好ですが、これは前に行った場所でデッキチェアに座ったら、それ以降、この姿勢から抜けられなくなったのでした。こういうときはその場所にもう一回戻って、「立ち上がる」というコマンドで戻れることもありますが、それでもダメな場合は、一旦ログオフしてログインしなおすしかない・・・みたい。
右奥で座っていらっしゃるのがYuruカフェ、オーナー様。お騒がせしました。
とんでもないアバターに食い込まれて不気味がっている私のアバター。とんでもないアバターの正体は武士の情けで秘密。
しなしなと横座りするとんでもないアバターと、それを呆れて見る私。
ちなみに、こういった仕草はそれぞれの椅子に仕込まれており、そこに座ると自動的にこの格好になっちゃいます。同様にダンスクラブ等では、ダンスの仕草を仕込んであるオブジェクトがあちこちにおいてあるので、それを触ると自動的にダンスができます。
さて、終了後、再度アダルト系のNude Islandにテレポート。
これは、ツアー中にちょっと見に行ったときのスナップですが、真ん中奥に立派な体型&リアルなディテールのヌード男性が。(ツアー参加者ではありません。)
これを見て
「おお、俺も脱げば素敵なヌードになれるのか!」
と勘違いした人のヌード姿がこちら。
デフォルトで貰う体型には、ディテールは無いのだ。なので、こういう「リカちゃん人形」みたいな形になってしまうのです。それがいやだったら、自分でせっせと作るか、金を出してshape、skin、各種パーツを買うしかない。この写真の右にある看板は、そういう「形セット」です。こういうのを買う。
さもないと、
こんな姿に。右の人、黒いソックスだけはいてるところが妙にリアル。しかし、黒ソックス氏は、こんな姿でも見知らぬギャルと会話が成り立ち、しかもそのギャルが彼のリカちゃん人形的裸を見て、「私も脱ぐ」と左で変身中。おお。
なお、Second Lifeは自分の容姿を変更する際、こういう風に宙に浮いた情けない姿になる。
(この辺のことを全部サーバ側でやるのが負荷を増しているのでもあるが。)
また、「全部脱ぐ」とすると、髪の毛まで取れてしまうことがあり、このギャルも、いきなりツルバゲになってしまい、がんばって、髪の毛だけ戻す、など苦労していた。
というわけで、Second Life内エッチはそこにいたるまでが大変。
見た目がよろしくなった後も、さらに「動作」「仕草」も必要です。その手のものを提供してくれるベッド(やら椅子やら)がある場所を探すか、または、買って自分で所有しなければならない。
長い道のり。
これは、そういう動作を提供してくれるデッキチェア。相手がいなくてもそういう「仕草」になるのが笑えます。私の横に立っている人は、座ろうとして間違って立ってしまった、という状態。
さて、ここでは、立っている彼女の左足に注目。こんな感じです。
素敵なサンダルを履いているのだが、足がサンダルを突き出てしまっている。「体のサイズ」と「洋服等のサイズ」は自動的にマッチするわけではないので、何か新しいものを買ったら、それにあわせて自分の体の方を変更しないとならないんです。シンデレラのお姉さんみたい。
特に髪の毛や靴は難しくて、せっかく素敵な髪の毛をゲットしても、かぶってみたら頭の方が大きくてハゲになってしまったりする。髪の毛、靴そのものに、「つける前にこれを着るように」というのがついてきて、それを「着る」と体の形の方が予め変わる、という親切なものもあるが、そうじゃないと、いろいろ自分で設定をいじらないといけません。
- Second Lifeはアダルトか着せ替え人形か
今回参加した男性陣の感想は、
男は(たとえアバターであっても)きれいどころのお姉さんに問答無用で惹き付けられてしまう
ということ。
「操っている本人とアバターのルックスは全然別物(もっといえば、性別さえ別物かも)、と頭ではわかっていながら、きれいなおねえちゃんが通りかかると、ついつい『おお』と目が行き、ふらふらとついて行ってしまう」
きれいなお姉さんアバターのあまりの引力に驚いた男性陣は、
「特定の外見を魅力的だ、と判断する脳内根拠は何か?」
「偽者とわかっているアバターに一瞬にして魅力を感じてしまう生物学的理由は何か?」
といった議論をする始末。
さらにいうと、
男がSecond Life内でしたいのはギャルゲット
ショッピングモールなんてかけらも興味なし。ギャルに好まれるルックスを手に入れたい、というのはあると思いますが。女性の皆さん、男性のパートナーがSecond Lifeにいれこみ始めたら、時々後ろからスクリーンを覗いて見ましょうね。
一方、
女性陣の関心はひたすら「お買い物」。
普段洋服にかまわないシリコンバレーの私たちも、内なるgirlsが突然目覚め、モールでお買い物しまくり。(これが、上記の写真の男性と女性のアバターの差に現れてます。)
nude islandでも、上の写真の「靴に合わせて足を変える」というのをしている最中に、われわれの目の前にとんでもないエロ男性が突っ立っていた模様ですが、自分の容姿の微調整に夢中で、そんなの見てる暇なんてない、という状態で全く無視。その私たちを見た男性陣が
「同じ状況でも、男と女の考えることって、こんなに違うんだ・・・・」
と唖然としておりました。はい。
というわけで、女の子だけで、Second Lifeお買い物ツアーをしたら面白いかも。興味ある人がいたら、またいつかやります。。。
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7 月 12, 2007
ナイジェリア詐欺実体験記
私じゃなくてダンナですが。eBayで携帯電話を売ろうとしたら、ナイジェリアの詐欺師に落札されてしまった、という話し。今日の出来事なり。
売り物は市場相場150ドルの新品の携帯電話機。eBayに出品したところ、締め切り3時間前まで140ドルくらいをうろうろしていたそうですが、突然最後になって3人がビッドをあげまくり。最終的には400ドルで落札。
ありえない。
しかも3人の中には、自分自身のビッドを自分であげてる人も。それも何度も。
これもありえない。
この段階でダンナ的には、「やられた」という感じだった模様ですが、その直後来た落札者からのメールが決定打。
「この携帯は、ナイジェリアに留学中の息子のために買ってあげた。自分自身は、今ニュージーランドに出張中。調べたら、ナイジェリアに郵送するには200ドルかかるということがわかった。」
ナイジェリア。ああ、ナイジェリア。
ナイジェリアは、詐欺メールで有名。ナイジェリアと聞いた瞬間に怪しい、というくらい有名。日本語版のWikipediaに解説があるので、ご存じない方は読んでください。ナイジェリアからの詐欺メールの文面を542個集めたギャラリーもあります。
昔は、「凍結した銀行口座にウン十億円あるので、それを受け取るために名義を貸してくれたら、そのお金の半分(だかなんだか)をあげる。まずは手数料でウン十万円(からウン億円までいろいろ)送れ」みたいな類の詐欺であった。日本でも昔あった「M資金」みたいものです。が、最近、いろいろなパターンに分化・進化している。日本の「オレオレ詐欺」的進化。
最近登場したパターンは、「ナイジェリア、子犬詐欺」。ナイジェリアに血統書付きの子犬が保護されており、無料でいいから引き取ってくれる人を探している、と。それを見て連絡すると、「犬はただでいいけど、送料は払って欲しい」とかなって、それを払うと、今度は「犬が病気になった。獣医に見せる金が要る」などと言ってさらに金を振り込ませる、というもの。詐欺にあったことがわかった人たちは、
「お金はもういいけど、子犬は大丈夫なの??」
と心配するのだが、もちろん最初から犬なんかいないので、この点だけは心配しなくてよろしい。
というわけで、「ナイジェリア」という単語が出てきた段階でもうダメダメである。大体、携帯電話一つ送るのに、送料200ドルはありえない。
しかし、話に聞くばかりだったナイジェリア詐欺。ついにホンモノが!と、私は俄然喜び、
「何が起こるか調べよう。騙された振りして連絡するべし。」
と提案したのだが、ダンナは渋い顔。落札価格の%でかかってくるeBayのオークション出品料を払い戻してもらうのが大変だ、ぶつぶつ、と怒っている。
しかし、この後どういう展開で詐欺を仕掛けてくるつもりなんだろう、わくわく、と待っていると、すぐにメールがやってきた。
From: service@paypal.com <asha@accountant.com>
Subject: **PAYMENT CODE CONFIRMED(Routing Code:C826-L003-Q999-T5365)**CONFIRMED
と始まる、これまたダメダメなメール。送金サービスのPaypalからのメールを装っているが、見た瞬間に違う。・・・せめて本当にpaypal.comから来た様に見せる努力をして欲しいぞ。ただし、それ以外は良く出来たメールだった。ロゴやリンクなどはホンモノそっくりで、不注意な人だったら、まぁ見間違える可能性はある。
で、落札代金400ドル+送料200ドル=600ドルを送金した、とこの偽メールには書いてある。
多分、この後、さらにメールが来て、「送料はやっぱり20ドルでいいことがわかった。差額の180ドルのうち、140ドルを銀行振り込みで返金しろ」とか言ってくるんでしょう。
うーん、手間がかかる割りにしょぼい詐欺だなぁ。
でもナイジェリア詐欺の特徴は、騙された側が小額を送金すると、本腰を入れていろいろと理由をつけてああだこうだと連絡してきて、だんだんと段階的に大金を騙し取っていく、というものらしいので、これは
「いいカモかどうか」
を見極めるためのテストみたいなものかも。
・・・・ちなみに、上記の偽Paypalメールの内容をeBayに説明したら、即刻オークション出品料は返金されたそうです。ま、もうさすがにこれは誰がどう見ても笑ってしまうくらいナイジェリア詐欺なので、カスタマーサービス不評なeBayもグーの音もでない、という感じでしょう。
しかし、ナイジェリア詐欺、昔は規模がでかくて億単位の話だったのが、今は数百ドルまで下がっちゃったんですね。ルパン三世がお菓子屋の万引きに成り下がったみたいでちょっとロマンがなくなったような。
***
ちなみに、アメリカは、上場している名簿データベース会社が「騙されやすいシニアのリスト」なんていう名簿を販売する国である。New York Timesの記事いわく
InfoUSA advertised lists of ''Elderly Opportunity Seekers,'' 3.3 million older people ''looking for ways to make money,'' and ''Suffering Seniors,'' 4.7 million people with cancer or Alzheimer's disease. ''Oldies but Goodies'' contained 500,000 gamblers over 55 years old, for 8.5 cents apiece. One list said: ''These people are gullible. They want to believe that their luck can change.''
「抽選であなたも当たる」といったようなDMを郵送し、それに応募してきたシニアをリスト化、そのリストを売るんです。上場企業が。
それに比べたら、ナイジェリア詐欺なんてかわゆいもの。。。とはいえ、いまだにちゃんと騙される人がいるから、詐欺が続いているのでしょう。お互い気をつけましょうね。
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7 月 11, 2007
JTPAのSecond Lifeツアー参加者募集(ツアコン=私)
<追記:定員となりましたので、募集は締め切りました。>
突然ですが、NPOのJTPAにて、Second Lifeツアーを行います。毎月開催している「ギークサロン」の一環です。通常ギークサロンは、回り持ちでシリコンバレーのエンジニアがスピーカーとなり、濃い技術の話を語りあう15人限定の熱い集まりです。
(過去のギークサロンの内容はJTPAのアーカイブをご覧下さい)
しかし、今回は、単なる「物見遊山」ツアー。
Second Life内資産が100万ドルを超えたことで有名になったAnshe Chungの開発したバーチャル島、スキン・髪・洋服などを売っているショップ、米国大統領選候補者の島、各種企業の島、といった場所を巡るという企画で、「Second Life初心者向け」です。
行きがかり上、ツアーガイドは私です。私も初心者ですが。この日のためにavatarもバージョンアップ、ピカピカ光るハイヒールも履いてます。江島のKennさんも来る予定です。どんなavatarか、興味津々です。
日時:7月13日金曜日8:00pm (米国西海岸時間)
7月14日土曜日12:00 noon (日本時間)
一応、申し込み頂いた方だけに集合場所等をご連絡しますので、興味のある方はJTPAのサイトをご覧の上、お申し込み下さい。
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7 月 10, 2007
人類滅亡後に残るもの
Scientific American誌のAn Earth Without People。
「人類が今日突然いなくなったら、その後1兆年の間に何が起こるか」
というのをシュミレーション。心が洗われるストーリーであります。
こんな感じらしい。
- 1週間後:水冷システム停止により原子力発電所がメルトダウン
電気が通わなくなると、結構すばやくいろいろなものが崩壊するようだ。もし、うっかり最後に残った人類になってしまったら、最初の数日の間に、発電所等がない場所にせっせと逃げましょう。
- 4年後:寒冷地では、冷凍・解凍の繰り返しで弱った建物が倒壊し始める
カリフォルニアの建物は残りそう。この時期、ネコさんたちは結構生き残る可能性が高いらしい。野鳥などは、人類滅亡後は増えると考えれるので、それを食べて順調に繁殖、と。家畜の牛は野生の猛獣の餌食になるのでダメ、だそう。
- 5千年後:核弾頭のケーシングが腐食、プルトニウム239が流出
- 1万5千年後:マンハッタンが氷河に覆われる
この辺までがよくSFとかにでてくる「人類滅亡後の地球」だな。暗い未来。
- 3万5千年後:自動車の排気ガスから蓄積した地中の鉛の痕跡が消える
- 10万年後:空気中の二酸化炭素が、人類工業化以前のレベルに戻る
- 1千万年後:青銅像だけが人類のいた痕跡として残る
ついに汚染のない美しい地球が帰ってくる。しかし、排気ガスの鉛や二酸化炭素の影響がそんな先まで残るのは、ちょっと衝撃。
- 50億年後:寿命の終わりが近づき、拡大する太陽に地球が飲み込まれる
小学校に入った頃読んだ「星の一生」という絵本にも出てました。
***
さて、地球もきれいさっぱりなくなった人類滅亡1兆年後、何が人類が存在した痕跡として残るでしょうか。それは
テレビ電波。
小林青年がホットドッグを食べる姿、ケイン・コスギが跳び箱を飛んでる姿、といった電波が、弱弱しく、かつ分断しながらも、延々と宇宙を広がり続けるのでした。これをウカツに受信してしまった他の知的生物が、「一体全体これはナニ?」と頭を悩ませる姿を想像すると楽しい。
***
えーなんでこれが、心洗われるかというと、人類が地球に及ぼす悪影響には心が痛むので。
野生動物が、開発、乱獲、地球の温暖化などで、苦しむ姿を見るのはつらい。南極の氷が変わったことで、何十匹ものペンギンが氷の隙間に落ちてただ死んでいくのを待つ姿。北極の氷が解ける時期が早まってエサが減ったホッキョクグマが、溺死の危険を冒して、陸が全く見えない北極海を孤独に泳いで獲物のいる地を探す姿。密猟者に親を殺されたオラウータンの子供たちが、保護してくれた人間にすがり付く姿。
まぁべつに私は、「人間だけが、進化できたエライ動物で、だから人間が全ての悪の元凶」というほどに思い上がってはいなくて、人間がいなければ他の動物が何らかの方法で進化し、結局環境を乱したのではなかろうか、とは思うんですが。
とはいうものの、少なくとも今の人間が及ぼした悪影響が、人間さえいなくなればいつかはなくなる(数万年かかったとしても)、というのはなんだかほっとしてしまうのでありました。
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7 月 09, 2007
最近LinkedInがまた熱くなってきた
仕事用SNSのLinkedIn。昔からありますが、数年間あまり噂を聞かなかったのが、ここ半年くらいまた盛り上がってきてる感じ。昨年末に$250Mのpost valuation(増資後企業価値)でUS$13M弱増資、それ以降あれこれ新サービスを導入しているせいかも。 今年の5月時点で1100万人が登録してるそうですが、これ、中身がビジネス向けなので、MixiとかGree、MySpaceなんかとは全く違う意味での濃さがあります。特徴は
- 実名
- 履歴書付き
仕事に使うネットワークサイトなので仮名では意味がないので。
私も2003年に遊びで登録したんですが、何人かとリンクしたっきり飽きて放置してあったのでした。が、最近やたらと「リンクしませんか」という招待が来るので、重い腰を上げてログインしたところ、わわわ、と驚くことが。それは、
「この人知ってませんか」(You may know these people)
という「お勧めリンク先」リスト。本当によーく知っている人が10人くらいあがっていて、その正確さにあまりにも驚いたので、本腰をあげて、リンクを増やしてみたのでした。(といっても、数十件だけど。)
「You may know these people」、単に同じ時期に同じ学校に行った、とか、同じ時期に同じ会社で働いてた、というシンプルなものではありません。それだったら、もっとノイズが増えて、知らない人も大勢混じってくると思うんですが、お勧めリストはもっと深い知り合いばかり。(時々知らない人も混じっていますが)。
自分のアドレス帳をアップロードできる機能もあるので、そこから検索してるだけなのでは、ということも考えられますが、私が最初に「お勧めリンク先リスト」を見たときは、アドレスをアップロードしたりしてなかったのでこれは違う。共通の知人の有無など、いろいろなファクターを総合して見てるのではないかと推測されます。
この、You may know these people、他のユーザーも、その正確さに驚いてLinkedIn内の質問コーナーで聞いている人もいます。「本当に知っている人の名前がどんどん出てくる。どういうアルゴリズムなの!?」と。
ちなみに、この「質問コーナー」は、LinkedInが今年になって始めたサービスで、競合他社の同様なサービスとの違いは回答者の実名・職業・経歴がわかること。質問内容も、ビジネス関係のものが多い。たとえば今私のLinkedInページに出てくる質問はこんな感じ。
#
What is your best success story using LinkedIn?
#
Why does Silicon Valley lack true GMs?
#
Call Routing Solution for a Small Office?
質問をする際は「LinkedInメンバー全員に聞く」「直接の知り合いに聞く」のどちらかが選べるが、上記はみな私の2リンク先の人からの質問でありました。恐らく、「全員に聞く」を選んでも、より近い知り合いが見たときに、質問リストの上位に来るようなアルゴリズムになっているのでしょう。
で、元の「You may know these peopleはどういうアルゴリズムなの?」という質問への答えの一つがSiemensのソフトウェアアーキテクトからのものでいわく、
There isn't any kind of magic here, and even less the slightest trace of artificial intelligence. This is simply based on graph theory, starting exploration of the graph of your relations from your node, and filtering those relations according to what is called "homophily". The greater is the homophily between two nodes, the more likely two nodes will be connected. For a good introduction on the social network theory, see the document linked below.
http://home.earthlink.net/~ckadushin/Texts/Basic%20Network%20Concepts.pdf
とのことで、「ネットワーク理論に基づいた簡単なものだぜ」とのことなんですが、とにかく実際に知り合いがずらりとリストに並んでいるのを見ると感動します。ちょっと怖いくらい。
「おおお、LinkedInに見張られている」
という恐怖。CIAやらFBIに見張られているテロリストの気持ちがわかる・・・のか?
あと、最近LinkedInから来るメールの末尾に、「LinkedInにまつわるファクト」が一行ついてくるんですが、これが微妙にそそる。たとえば、
Fact: More people have joined LinkedIn than live in Sweden
Fact: Adding 5 connections makes you 3.7x more likely to receive a job offer
Fact: People with 20+ connections appear in LinkedIn search results 14.6x more often
ですが、私が一瞬ビックリしたFactはこれ:
Fact: Harvard Business School graduates have 58 connections each (average)
えー、背景を説明しますと、私が行ったStanford Business Schoolは、一応Harvard Business Schoolのライバル校なんですが、そのライバル校卒業生の平均リンク数が書いてあって、競争心をあおります。これ、Stanford Business Schoolの卒業生だけを選んで書いてあるのだとしたらすごいですねぇ。どうなんでしょ。
ちなみに、私、登録当初は、伊藤穰一(Joi)サンとリンクしたために、ネットワークがめちゃくちゃに薄まってしまった。というのもJoiはスーパーハブ・グローバルネットワーカーで、数千(たぶん?)のリンクがある。そのJoiとリンクした私は、世界中の人と2-3リンクで知り合い、という状態になってしまったのでした。リンクを経て誰かを紹介してもらう、というような使い方ができるのがLinkedInのメリットの一つなのですが、誰でもJoi経由知り合い、という状態では、逆に誰も知らないのと一緒だよねぇ、ネットワークの意味ないじゃん、と。(Joiのせいではありませんが。)
今回はどうなることでしょうか・・・。
LinkedIn、ひっそり出ているスポンサー広告と求人広告がメインの収入源と聞きました。昨年時点で既に黒字だそうな。
(ひっそりスポンサー広告の例は、下の画面イメージ左上のDelta。クリックで拡大)
しかし、これ、日本ではダメそうなビジネス。会社同士の付き合いがメインの日本では、個人を知ってても仕事になるケースが少ないので。
「日本では、ツテ・紹介がないとビジネスは大変だ」
という反論もあろうかと思いますが、
「ツテ・紹介があるのは最低限の条件で、そこからさらに会社同志の付き合いを作り出して初めてモノゴトが動く」
というのが私の日本ビジネスのイメージです。日本だと、たとえ社長がスーパー乗り気でも動かないプロジェクトがたくさんあるわけで、つまり社長というツテがあっても万全でないと。この辺、軍隊式のアメリカの会社から見ると、どうも理解に苦しむところらしい
あと、アメリカでも、大きい会社だと、結局個人を知ってても仕事にならないこともありますが、小さい会社で働く人が多い、というのも違いでしょうか。ありきたりな話ですが。
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7 月 08, 2007
人間はアイドルを求めてしまうものらしい
ユーザー参加型メディアは、誰にも平等に機会を与える民主的な場になる、と思われていたが、結果的には「普通のヒト」の中から「セレブ」が誕生してしまう、、、という話。
- 例1:ThreadlessでリアルTシャツデザイン
今日のNew York Times MagazineのMass Appealで紹介されていたThreadless.comというTシャツ販売サイト。
このサイトでは、ユーザーからデザインを公募し、その中からユーザー投票で選ばれたものを製品にして売っている。一日125件ある応募から、数十万人のユーザー投票により毎週5-6枚が製品化。1デザイン1500枚の限定販売。デザインが選ばれると2000ドルもらえる。
で、こうした公平なシステムだと、常に新しいデザイナーが続々と登場し続けるかというと、アニハカランや、固定ファンが付く「スター」が誕生してしまう、と。これまでに17回デザインが選ばれたニュージーランド人のGlenn Jonesサンは、頻繁にファンメールが来るほどの人気とのこと。
- 例2:IMVUでバーチャルデザイン
IMVUは、3Dアバターのチャットサイト。ごくごく簡単なツールで、ちょっとした洋服やらアクセサリーやらを誰でも作ることができ、それを売ることもできる。人から買ったアイテムにさらに変更を加えて売ることも可能。(ただし、オリジナルアイテムを作った人が、「変更可能」という設定をしている場合のみ。)変更を加えた後のものが売れると、オリジナルアイテムを作った人にも、販売価格の一部が還元される。
IMVUのメインユーザーはティーンエージャーだが、アイテムをゼロから作る必要がないので、「買ってきたTシャツに柄を入れて売る」程度であれば誰でもできる。なので、盛んにバーチャルアイテムの売買が行われている。で、特によいデザインをするユーザーは人気者となり、「セレブ」ステータスになると。
- 例3:There.comでも
There.comはSecond Lifeと同じ時期に誕生、苦難の歴史をたどってきたバーチャルワールド。ワールド内のクラブ等、人が集まるところの会話の殆どが
「誰がどんなアイテムを作っているか」
ということに終始し、運営する会社の側が驚いた、と。で、「素敵なデザイン」をする人が、やはりワールド内セレブとなる、と。
(上記IMVUとThereの話はVirtual Goods Summit 2007と、運営会社のサイトからの情報です。)
*セレブ誕生は必然?
Albert-Laszlo Barabasiという人が書いたLinkedという本では、ソーシャルネットワークを数学的に解析したりしながら解説している。で、そこでは、
「系が拡大している時にはスーパーノードが誕生する」
という現象が紹介されていた(・・・と思う。もう何年も前に読んだんで、以下少々うろ覚えですが。)
成熟して新たな参加者(ノード)がそれほど入ってこない世界では、大勢を知っている(=リンクしている)人、少数しか知らない人、は程よくバランスが取れた分布となるのだが、拡大している最中で、どんどん新しい人が増えている状態では、ごく少数としんみりつながっている「普通のヒト」がほとんどな中で、突出してく大勢につながった「スーパーハブ」がごく一部だけ誕生する、と。
ということで、ユーザー参加型であっても、系が成長している過程では、「みんなに好かれるスーパーノード」であるところのセレブが誕生してしまうのは当たり前の現象なのかも。
*人気投票だけで「民主主義的社会」は実現しない
冒頭のThreadlessでは、「Tシャツデザイン・セレブ」になると、
「投票の結果に関係なく、製品化するデザインを選べる権利」
を獲得できるそうだ。というのも、「人気投票」では、同じようなデザインばかりになってしまう傾向があるから、と。
せっかく毎週1000近いデザインから数点だけを選ぶ、という方式をとっているのに、なぜか「世の中で人気のあるデザイン」「先週選ばれたデザイン」といった「同じようなもの」が結局いつも選ばれてしまう、と。これぞすなわち時代の精神=Zeitgeist、ってことかもしれませんが、やっぱりそれだけだとつまらない。人気投票というプロセスは民主的だが、結果としてでてくるものがいつも同じではイマイチ。
そこで、セレブが一存で選ぶデザインも製品化する、というシステムを取り入れたそうだ。その理由を会社側はこんな風に説明している。
“We envisioned Threadless at first to be this level playing field, where everyone gets an equal shot,” Kalmikoff says. “But you start to realize that leaders and popularity and all those things are quite possibly an organic, natural part of any community.” What Threadless has done is try to keep exploiting the benefits of those natural tendencies while avoiding their potential pitfalls. Even a design democracy needs a few checks and balances.
「誰でも平等にデザインを採用してもらえる場、としてThreadlessを始めた。しかし、リーダーや人気者の誕生は、コミュニティに元々備わった自然発生的なもの、ということがわかってきた」ということで、逆にセレブに権限を持たせて、ユニークなデザインを生み出す力を残す、と。
たとえデザインの世界であっても、民主主義は、その健全さをチェックして正しいバランスにゆり戻す必要がある、という話し。単に人気投票だけではダメなんですなぁ。
企業経営、政治など、いろいろなものに適用できそうな話しですね。
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7 月 05, 2007
iPhone写真グループ
いろいろな人がiPhoneで撮った写真を集めたFlickrのグループ、The iPhone Camera Group。
現在88人から242枚の写真があがっています。私のお猫様写真もあり。
ちなみに、私のShureのEarphoneのプラグはiPhoneに直接差込不能。iPhoneのプラグは奥に引っ込んでいるので、アダプタがないとちゃんとはまらないプラグが結構あるのでした。
↑かなり神々しいShure Sound Isolating Earphones。私の愛用する利用法は、飛行機で配られるヘッドフォンの代わりに使うこと。普通にぐっと挿せばOK。音がいいと機内上映映画も楽しくなります。
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7 月 04, 2007
ホットドッグ小林敗退・でもenvelopeはpush
今日はアメリカは独立記念日で国民の祝日であります。そしてそれはまた、小林青年がホットドッグ早食いコンテスト7連覇に挑み、惜しくも敗れ去った日でもあります。
ESPNの中継番組見ましたが、ちょっと吐きそう。小林青年が12分の制限時間終了間際に、いきなり噴水のように口に入れたものを吐き出し、それを手で受けて再度口に押し込んだので・・・。(終了時点で口に入れていたものは全て「有効」というルール。)うむむ。しばらくホットドッグは食えんな。
今年現場に集まった人3万人、中継視聴者は去年が140万人ということで、一大イベント。1996年以降、アメリカ人が優勝したのは1999年の一回だけで、後は日本人が席巻というコンテストでもあり、「マスタードベルト(優勝者がもらうベルト)」をアメリカ人の手に取り戻せ!と話題に。Sports Illustratedは、今回小林の対抗馬として期待されたChestnutがダビデ、小林が巨人ゴリアス、という「ダビデ対ゴリアスの戦い」とまで言ってました。
ESPNの番組では、小林青年を「日本が誇るスポーツ選手」として、「王貞治、アントニオ猪木、大鵬、荒川静香」と比較する一覧表を出してました。はい。他の参加者はバスで会場に到着したのに、小林青年だけ黒いリムジンで。呼び名もコービー・ブライアント風に「コービー」と連呼。
今年の話題は、「アメリカへの王座奪還」以外に、「本当に小林が戦えるのか」というところにもありました。小林青年が自らのブログで「顎関節症で、とても戦える状態にない」と告白したので。(ブログ、今見ようとしたらダウン中。世界からアクセスが殺到してるのかも。)
アメリカでは、
「顎関節症はライバルを油断させるための作戦で、実は体調完璧なんじゃないか」
と疑う声も。ライバルNo.1のJoey Chestnut(San Jose State大学在籍)は、
「小林が万全という前提でトレーニングを続けてきた。絶対負けない」
とガッツを見せ、他の挑戦者も「小林、顎の不調がホントか嘘か知らないが、顎を針金で止めてでも来い!」と言うなど戦意満々。結果的には去年の自己記録53本を大きく塗り替える63本を食べて健闘、場を盛り上げた小林青年ですが、血管を浮き立たせて66本食べたJoey Chestnutに敗退。
(ちょっと思ったんだけど、「『体調不良』というデマで相手をかく乱する」なんていう心理戦を繰り出せる日本人は中々いないんじゃないでしょうか。武士道に反するということもあるし、そんな作戦思いつかないということもあるし。アメリカ人にはわかるまいがな。)
ちなみに、このコンテスト、もともとは単なる地元のお祭り的早食い大会で、「12分でホットドッグ10-20本食べたら優勝」というのどかなイベントでありました。そんな空気をものともしない小林青年が、前年の25本という記録の2倍、50本という大記録を2001年に樹立、Tsunami Kobayashiの異名をとって話題に。
こういうのを英語的には
push the envelope
といいます。「それまでのレベルを凌駕する水準へと推し進めること」。
「なんで封筒を押しつけるとそうなるのかなぁ」
とわたしは常々不思議に思っておりました。
(push the envelope、私の脳内イメージ↓)

(「汚職事件」を「お食事券」と勘違いする、というイラスト。)
『バカ日本語辞典 全国のバカが考えた脳内国語ディクショナリー』より。
ところがここでのenvelopeは航空専門用語だったのでした。縦軸を高度を縦軸に、速度を横軸にして、その機体が飛べる範囲をプロットしたのがenvelope。push the envelopeは、「飛べる高さと速さ限界を広げる」というイメージなんですね。
というわけで、小林青年はホットドッグ早食いのenvelopeをプッシュしたわけです。
が、しかし、今回の中継を見て思ったのは、そろそろ死人がでるのでは、、、という懸念。50本以上食べる人たちの形相たるや恐ろしく、今にもどこかの血管が破れて爆死しそうな感じ。人間の胃袋というenvelopeはいくらなんでも無限にプッシュできないわけで。
こちらのESPNのサイトによれば、小林青年が稼いだ大食い懸賞金は2001年時点で推定年間15万ドル。これが本業なんでしょうか?だとすれば命を懸けた仕事だな。「あしたのジョー」みたいな感じ?小林青年は来年再挑戦する、と言っていますが、お体を大切に・・・。
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7 月 02, 2007
iPhoneタッチパネルは羽のように軽やか
iPhone、すごいのはソフトだ、と書きましたが、もうひとつ瞠目すべきはタッチパネルの「タッチ」。
羽のように軽やか。
指の腹の部分を、触れるか触れないか、というくらいの微妙さでタッチするとOK。多分ビデオで見ると、タッチパネルのキーボードは使い難そうに見えると思うんですが、これが意外に楽勝。その秘密はこのタッチパネルの繊細さなんですね。指をぐいぐい押し付ける必要がないので、小さな接地面でOK。そのせいか、思ったよりずっと正確にタイプできます。慣れればブラインドでもタイプできそう。で、ちょっとした接触時間の長さの違いで、別のことができたりするんですが、それも、とても直感的にできる。
「iPhoneのパーツには日本製のものはない」というのを読んで、ちとがっかりしてた私。特に、「このタッチパネルこそ、繊細なハード王国、日本の独壇場であるべきものなのに・・エプソン、どうしたんだ~」と思ってたら、ここはやっぱりエプソンを含む日本のメーカーが作ってるということで、(Takanoさん情報。Thanks)ちょっとほっとしました。ふー。やっぱりここも殆ど違うらし。(コメントいただいたので訂正。シャープが不良品率の高さでNGで、ドイツのBaldaにメインサプライヤーが移った、、と。供給は一社だけじゃないとは思いますが。頂いた情報ですが、情報源はEETimesのこちらとかこちら。そういえば、私のシャープのラップトップのスクリーンも割れちゃいました・・。)
あと、周辺機器として、JawboneのBluetoothヘッドセット買いました。「CNETで最高の評価を受けた」とのことですが、かなり神々しいヘッドセット。耳に 入る部分4種類、耳にかける部分が4種類あり、耳の形にあったものを選べる。なので装着性がよく、疲れない・痛くならない。さらに、強力なノイズキャンセ ラー付き。ガラガラ回ってる超うるさいアメリカンな洗濯機の前10センチで話す、というテストをしてみましたが、話している相手には殆ど雑音は聞こえず、当人も聞き取りやすい。 これ、いいです。Apple Storeで売ってます。
なお、当地の知り合いに
「iPhone買った。で、Windows/Palmとシンクするのが大変なので、MacBook買っちゃうかも・・ソファを買ってからそれにあわせて家を買う、みたいな本末転倒。」
とメールしたら、「そんなの全然オッケー!」というメールが。いわく
My first digital camera cost only $500, but in 3 days it ran my laptop out of memory, leading to me buy Apple's top-of-the-line cinema screen and fast duo tower ($5000), extra hard disk drives, Photoshop, Photoshop books, Photoshop lessons on DVD ($250),
$1500 in online photography courses, etc.etc.As long as you're going to buy a house, might as well buy the best, don't you think? Go for it!
「私も最初に500ドルのデジカメを買ったら、5000ドルのコンピュータからなにから、ありとあらゆるものを買うはめになった。・・どうせ『家』を買うならベストの家の方がいいでしょ?」
と。ちなみにこの方、シリコンバレーに程近いSanta Cruzの山中にあるヨガ共同体で暮らしているのでした。そんな浮世離れした共同体にも既にiPhoneが登場。
「ヨガの先生が早速買ったから見せてもらった。中々いいわね~」
ということで、先生も並んで買った模様です。ヨガ修行者もシリコンバレー近辺ではガジェッター。解脱なんかぶっちぎりですね。
これがほんとのGizmo道。
(何度も同じフレーズを使ってすみません。でも、個人的にものすごく気に入ってしまったのですよ。)
<オマケ>
- 吉川さん、iPhoneの感動に突き動かされてブログ開始。
- こちらは中国産iPhoneもどき。よくできてるものから、うーん、がんばりましたで賞、という感じのものまで、各種揃っています。単なるiPhone風MP3プレーヤーもあれば、ちゃんと通話機能がある(であろうと思われる)ものまで。
- 前のエントリのコメントにも書きましたが、発売日にPalo AltoのApple Shopに登場するSteve Jobsの写真が載ったブログ(スクロールダウンして最初の写真)。1人でボソッと角を曲ってきたところがいい感じです。
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7 月 01, 2007
シリコンバレー(にもある)夏の室内楽祭
Music@Menloの話し、なのですが、そのまえにiPhone近況報告。「あれがだめだ、これがだめだ」という人たちが山ほどいますが、「んなこたどうでもいいんじゃ」、という感じです。我が家には、「iPhone否定派」のダンナがでーんと鎮座しているので、否定派の気持ちもわかる。ダンナいわく
「自分の電話は、おなじような機能が全部あって、しかもたった100ドル。」
・・・とかいいながら、電池が切れるまでiPhoneで遊んでいるのはダンナ。「充電しろ」、と偉そう。で、否定派のダンナも感嘆してるのが、iPhoneのフォント。びよーんと拡大しても、しゅるしゅる小さくしても、どんなサイズでも超美麗なのがすごいです。これ、こうして文章で読んでも
「それがなにか?」
という感じだと思うが、かなり革命的インターフェースです。我が家では、夫婦の食事は新聞・雑誌を読みながら、ということが多いのだが、iPhoneインターフェース的ダイニングテーブルがあるといいな。机面全体がスクリーン。これだったら、平行して高速でいろいろなものを読み散らかせる。
ああ、しかし、私は、「アップル机」の前に、どうやってカレンダーとコンタクトをsyncするかに頭を悩ませなければなりませぬ。(私はWindows国Palm県在住なのだ。道は険しい。)
・・・・・・・と、まぁiPhoneはそれくらいにして、「シリコンバレー、夏の室内楽祭」。去年、おととしと私は行きました。今年の分は、今サイトを見たらチケットが殆ど売りきれているので、あせってご紹介します。電子世界在住のシリコンバレーの皆さんも、たまにはアコースティックな音を聞いてくださいませ。
この室内楽祭のサイト、情報量が多すぎて何が書いてあるかよくわからない。アメリカにありがちですが。私も最初は、
「うーん、面倒くさいから、適当に値段と雰囲気で判断してGo」
みたいな感じでいくつか行ってみた、という感じ。(ま、よくわからないのには、単に私という人間が、演奏家とか曲目を聞いてもピンと来ないせいもあり。)なので、FAQ的に以下説明します。
- どんな音楽祭ですか?
Music@Menloというクラシック室内楽の音楽祭。2003年から毎年やってます。今年は7月22日から8月10日まで。核となるスポンサーはHPファウンダーのヒューレット財団。
- どんな場所でやるんですか?
これ大事。
4つ会場があるのだが、その中でも特にStent Family Hallは、昔、舞踏会をした歴史的お部屋(といってもカリフォルニアだから大した歴史じゃないですが)。いすをびっちり並べて140人しか入らない、というこじんまりしたところで、世界レベルの演奏家による室内楽を、本当に室内で聞くという稀なチャンスです。ハイドンの室内楽とか、それまで「つまらん・・・」と思っていたのですが、この会場で聞いてはじめて良さがわかりました。
ワタクシ、一昨年、手を伸ばせばピアノに触れられるStent Hallの最前列で、Gilbert Kalish演奏のCharles Ivesソナタを聞きました。すごかったです。
(もう一つの会場であるMartin Family Hallは小規模な近代的ホール。Menlo Schoolという超お金持ち高校のホールである。Stent Family HallもMenlo Schoolの一部。残りの二つは地元の教会です。)
各会場の説明はこちらのリンク先をご覧あれ。
- どんなイベントがありますか?
一般向けに、1)世界的演奏家による有料コンサート、2)若手演奏家による無料コンサート、3)演奏家と語り合う懇親会的なものがあります。また、別途、プロ演奏家の卵を対象としたワークショップであるところのChamber Music Instituteも開催されます。
- 有料コンサートにはどんなものがありますか?
「普通の演奏会」であるところのConcert Programs、解説者による講演(的なもの)に実際の演奏が少しついている「音楽セミナー」のEncounters、「演奏者が曲目を選んだ演奏会」のCarte Blancheという3つがあります。
私はCarte Blancheがお気に入り。あまり知られていない曲や、思いがけない組み合わせが聞けるので。
「普通の演奏会」のConcert Programsには、5種類アリ。Program1:Homage、Program2:Sounds of Nature, Program3:Instrumental Inspirations, Program4:Death and Transfiguration, Program5:Borrowed Cultures。
チケットがまだあるのはごくわずかだけなので、どの演奏会のチケットが残っているか見て、そこから逆算してどれに行くか決めたい人は、こちらのチケットページをご覧あれ。
- 無料コンサートにはどんなものがありますか?
Prelude Performanceというプロ寸前の若手によるものと、Koret(リンク先で、下のほうにスクロールして下さい)という8-18歳の生徒によるものがあります。Preludeは、すごいパワーがあって楽しい。まじ無料すか、という感じです。
- 懇親会とは?
Cafe Conversationsと呼ばれるもの。Music@Menloの演奏家やスペシャルゲストの方々の話を聞くことが出来ます。これも無料です。
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ということで、大体感じがわかりましたでしょうか。
「是非行ってみてくれ」
という熱意が行間からにじみ出ていたら光栄です。
無料のものは当日ぶらりと会場に行けばよいだけなので、お暇だったら顔を出してみてください。ちなみに私は、下記の二つ、チケット買ってあります。
Carte Blanche Concert I: E/merge
Wednesday, July 25, 2007, 8:00 pm
Stent Family Hall, Menlo School
<曲目>
- Fernando Sor: Variations on a Theme of Mozart, op. 9 (c. 1810)
- Johann Sebastian Bach: Prelude and Fugue in E-flat Major, BWV 998 (c. 1740–45)
- Manuel Ponce: Sonatina Meridional (1932)
- Leo Brouwer: Quintet for Guitar and String Quartet (1957)
- Manuel Ponce: Sonata for Harpsichord and Guitar (1926)
- Pat Metheny: Three Songs in Baroque Style, arr. Jason Vieaux (2005)
The Bat (1980) - Isaac Albéniz: Cuba (1886)
Asturias (1898)
(↑なかなか面白そうでしょ?もう売り切れだけど。)
Concert Program IV: Death and Transfiguration
Sunday, August 5, 2007, 5:00 pm
Stent Family Hall, Menlo School
<曲目>
- Sergei Rachmaninov:Trio élégiaque (1892)
- Bruce Adolphe: String Quartet no. 4, Whispers of Mortality (1994)
- Johann Sebastian Bach: Ich habe genug, BWV 82 (1727)
- Franz Schubert: String Quartet in d minor, D 810, Der Tod und das Mädchen (1824)
こっちはまだあります。「死と変容」を一緒にエンジョイしよう。



















