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2006/11/20

Off | 大学入試で評価するコトの日米格差

知り合いの3児の母いわく

「アメリカの中高生は、災害があると活気付く。『カトリーナ募金』とか『ツナミ募金』といったグループを結成して自分がリーダーになろうと必死。大学受験で、ボランティア活動の実績やリーダーシップ力が問われるから。なんだか皮相的な感じがするのよねぇ。」

別の3児の母いわく

「でも、それがアメリカの慈善活動を盛んにして、社会システムを健全にしてるわけで、いいところもあるんじゃない?」

アメリカでは、勉強ができるだけでは、いい大学に入れないんです。

そもそも学力を判断するのが、学校の成績と共通テストだけだからねぇ。共通テストは日本でいうところのセンターテストのようなもの。どちらがより難しいか、私は知りませんが、偏差値を出す程度のものであるからして、そんなに難しくできるはずもない。よって、アメリカでは、学校でトップ10人くらいに入る成績だったら、後はクラブ活動やらボランティア活動に精を出すこととなる。

しかも、
「同じやるんだったら、バイオリンよりビオラの方が競争が少ない」
とか、いろいろ戦略を練るわけです。(これ、実際に知人のお嬢さんが実施中。)

ボランティア活動はもはや必須であるらしい。Cupertinoあたりの公立高校から一流大学(ハーバードなどは当然のこととして、カリフォルニア大学(UC)なんかも難関)に行こうと思ったら、

  • 成績が4.0を超す (4.0でオール5。課外でより高度な授業を受けるとプラス点をくれるんだそうです)
  • スポーツ・音楽など課外活動で抜きん出た成果
  • ボランティア活動で抜きん出た成果

といった実績が求められるんだそう。「抜きん出た成果」とはコンクール優勝とか、知事賞をもらうとか、そういう「客観的評価によるシルシ」。

うっきー。高校の授業すらすらまともに行かず、マクドナルドのバイトで稼いだ金で、高3になるや運転免許を取り、夜な夜な運転の練習をしてた私には想像を絶する緊張の学校生活じゃ。(参照:マクドナルドと過労死とマッキンゼー

ちなみにワタクシ、高3の受験も終わったころ、担任だった現国の間野先生から電話があり
「現国の出席日数が足りないから卒業させない」
と脅迫・・・もとい、注意された。未だに
「しまった、単位が足りなくて高校卒業できない!@#&*(%」
という悪夢を見ることがあります。ふー。

話をアメリカの受験に戻すと、ラジオで「神童のその後」みたいな番組を聞いたことがある。13-4歳でバイオリン(だったかな)の見事な演奏を披露し、「将来は分子生物学をやりたい」と言った女の子に、数年後再度インタビュー。「今何してるの?」という問いに
「ハーバードで分子生物学専攻」
ということで、ホントに着々と目的に向かっている。大学のラボの仲間も全員何かの楽器に秀でているので、時々みんなで一緒に演奏会したりしてるそうです。

このラジオ番組、日曜午前にやっていて、時々聞く。「音楽の神童の演奏を聴く」という感じで、下は小学生から、上は20才くらいまでの子が登場していろいろな楽器を演奏。いや、見事デス。

で、登場する「神童」の多くが、将来の夢を聞かれて
「弁護士」
とか
「学者」
と答えるのであった。インタビュアーに「なんで」と聞かれて
「うふふ、だって音楽家じゃ金にならないし」
とはっきり答える子供もいて、さすがアメリカ人。

これが良いか悪いかは別として、とにかく音楽をやるんだったら「神童」レベルを目指すと、それが大学受験に役立つのである。勉強だけでは差別化できない受験システムでは、ある程度で勉強はOKで、残りの労力はマルチな活躍にかけるわけです。(そういえば、ライス国務長官も、ピアノとフィギュアスケートの腕前は相当なもの。その上頭脳明晰でマイノリティという「最強の受験生」だったのじゃ。)

さて、一方、日本の大学受験は何を評価するのか。諸説あると思うが、私の説は

「無駄なことに執念を燃やすオタク的職人魂」

です。

この間日本の本屋で、何気なく東大理系の過去問をパラパラと見た。で、そのあまりの面倒くささぶりにビックリ。「架空の惑星から、架空の物体を噴射した時の、架空の軌跡を計算せよ。さらに、その架空の物体に架空の別物体が衝突してから架空時間が経過した際の2物体の距離を求めよ。」みたいな。

「本当にこんなシチ面倒くさいことを私はやったのか」

と心から(自分に)感動した。

して、考えるに、日本の受験勉強とは、アリハウスに執念を燃やすのと同じようなものではないか。つまり、殆ど無駄なこと、誰が見ても意味がなさそうなことに、情熱を燃やして、ひたすらまい進すること。そして受験に成功して、イチリューダイガクを出るのは、そういうことにまい進できる人。文系の勉強はよくわからないが、理系はかなりそうだと思うのですがいかがでしょうか。

昔のことであるが、駿台の東大模試の物理の問題で、微積分を使わないと著しく煩雑なものがあった。今は知りませんが、当時の高校の物理では微積分を使わなかったので、フツーの勉強だけで解くのは非常に難しい。私は、「教材は学校の問題集だけ」というフツーの勉強派だったので、ガリンガリン煩雑な式を解いてやっとの思いで正解に達したのであるが、ななな、なーんと、微積分を使わずこの問題が解けたのは私一人だったのである。(後で送られてきた講評に書いてあった。もちろん、微積分を使って解いた人は複数いた。)私の解き方は完全なる力技で、全くもってビューティフルでなかったわけで、自慢すべきか恥ずかしいと思うべきか不明。が、それにしても、フツーに勉強した人間が一人しか解けない問題ってどういうこと?トリビアかよ、としみじみ思いました。大学受験とはこういうパズル的なものである、というのが私の感想です。はい。

しかし、とはいうものの、「殆ど無駄なこと、誰が見ても意味がなさそうなことに、情熱を燃やして、ひたすらまい進する力」そのものは決して無駄なものではない。(・・・と思いたい。)だって、こういう強迫性障害的パワーが必要とされることもあるんじゃないかと。たとえば、以前のエントリーで取り上げたJoreme Groopmanという科学者の言葉:

Joreme Groopmanは、優れた科学者にいかにObsessive-compulsive Disorder(OCD)(強迫性障害)が多いかに触れている。

その中で取り上げられた一人の化学者は、8歳の息子を公立学校から転校させた。「解決しようとする問題があるとき、完璧に解けるまでそれ以外のこと を全くブロックアウトする」という非社会性を学校が受け入れなかったからだ。しかし化学者として成功した父親にとっては、その神経症的性格こそが自分を成 功に導いたことが明らかだった。息子がせっかく引き継いだその性格をつぶすなんてとんでもない、と彼は考えたのだ。

エッセーには、論文の締め切りが近づいて、完璧を期そうとすると、強迫性障害の症状が花開くように現われて「鍵を閉めただろうか」と何度も家に戻ら なければならなくなったりする、という科学者も登場、最後はGenentechのmolecular biologistのLaurence Laskyの「Who says advancing science has anything to do with being happy?」という言葉で締めくくられる。

もちろん、強迫性障害っぽければだれでも科学者になれるわけではないが、一つの資質ってことで。

実際、東大の理工系(理Ⅰ)の生徒には、自閉症気味だったり、強迫性障害気味だったり、そこまで行かなくても社会性に著しく欠ける人がかなりの割合でいたと思う。ま、そういう人を敢えて選択したんだから当然でありましょう。しかし、そういう人たちの多くが、アメリカだったらまともな大学に行けないんじゃないか。

「慈善活動」は、弱肉強食のアメリカ社会のゆがみを補正する重要な要素。それを推奨する受験システムはアメリカ社会の基礎。しかし、「社会性もリーダーシップもないが超オタクパワー炸裂な職人」にも機会が与えられる日本の受験システムってのも、結構捨てたものではないと思うんですが。(変に改善して、「リーダーシップも求められず、かといってオタクパワー炸裂職人が報われるわけでもない」という中途半端なものにするのが最悪ではないかと。)

アメリカの慈善については、よろしかったら下記昔のエントリーを参照クダサイ。

07:56 午後 Offアーカイブ | 固定リンク | コメント (20) | トラックバック(0)

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コメント

なるほど。
私の勤め先は外資系ですが、会社を挙げて慈善活動に必死になる理由がわかったような気がします。
儲けるだけじゃ尊敬されないというわけですな。

Posted by: durian at 2006/11/20 23:04:28

社会性のないオタクが難関大学卒業の肩書きを得て社会の上にポジションを得る。それでもって現在進行中の格差社会においては、リーダーに立つべきこのポジションの人たちがドネーションもボランティアもフィランソロピーも知らず、自分の世界で自分を肥やす搾取社会を作ってしまう。
なんか金は天下の廻り物として消費に旺盛で、3兆円規模の分配までする人が出てくる米国を改めて羨ましく思う私はおかしいでしょうか?

Posted by: Tad at 2006/11/20 23:40:18

>「社会性もリーダーシップもないが超オタクパワー炸裂な職人」にも機会が与えられる日本の受験システム

日本では、受験までは職人にもチャンスが与えられます。
しかし、ひとたび社会に出ると、ひたすら搾取されます。

若い人もバカじゃないので、最近ではその辺りの仕組みが広く知られるようになり、皆搾取する側に回ろうと必死になっております。おかげで職人の世界では、後継者不足と空洞化が深刻な問題になっています。

昔、DS9で
「われわれフェレンギ人は搾取を止めさせたいんじゃない!一日も早く搾取する側に回りたいだけなんだ!」
というロムのセリフがあって、当時は単にバカな話だと思っただけでした。今は「そうか。フェレンギ人は、本当に日本人をモデルにしてるんだな。」と、あのストーリーを作った人の洞察力に関心しながら、乾いた笑いをあげています。

そういえば、上の話の後でロムの選択した道は、惑星連邦の一技術者になることでした。これも象徴的ですね。自分の祖国では夢を見ることさえできないなんてね。どこかの島国とそっくりです。

Posted by: 貧乏神 at 2006/11/21 1:12:12

うーむ、、、論点をずらしてしまうかもしれませんが、勉強もやり、社会奉仕もすると、つまるところいい家の子がいい大学にいけるのでは?という気がする。。。一部の天才を除けば、幼少期より親の助けなく勉強しなければいけない子には、大学受験の勉強部分だけでも相当負担。庶民の家に生まれた普通の子が大学ぐらいはいいとこ行きたい、そしたらいい企業に入れるかも、と思えるところが、みょーに公平感を感じるのが本音です。でも確かにアメリカみたいになれば、いい大学を出てもちっともエリートとしての責任感も教養もない、、、なんてヒトは減るかも・・・・。どっちが良いのか悩ましいですねえ・・・やっぱアメリカみたいにならなきゃア、強い国にはなれないのかもしれませんね・・・・。

Posted by: とんぽ~ろ~ at 2006/11/21 4:14:30

SJで働いていた時の同僚の娘さんは、かの有名なPalo Alto High Schoolに通っていましたが、それはそれは、恐ろしいほどの勉強量に加え、バスケットの練習にピアノのお稽古・・・ととにかく、私の日本での高校時代とは比べ物にならないほどに目の回るようなスケジュールでした。「睡眠時間も4時間くらい」と。。。高校2年生にあがる頃には、ハーヴァードに「視察旅行?」なるものに行って帰ってきて、「もっと目立つボランティアの活動もしなくちゃ」って言ってました(←目立つボランティアって???)

いや、アメリカで本当に「一流」の大学にいくのは大変なことですねー。確かに日本ではチカさんのおっしゃるとおり「おたく的勉強」だけでなんとかなりますからねー。
私は、バリバリの私立文系で偏差値だけが高い四谷の学校をでておりますが、私の受験勉強量なんぞ、「へ」みたいなもんでした。ただその中にも「オタク」要素は多分にありました。世界史の年号とか・・・。ありえないほど細かい年号をただひたすら覚えたりとか。そんなこと。

いや、アメリカで一流大学に入るには、勉強もさることながら、ほんと「体力」ですね。あんなに勉強して、運動して、そして慈善事業(?)もしてたら、一日24時間じゃたりないですね。

Posted by: Sarah at 2006/11/21 4:45:16

やっぱりそういう高校生達もバッファローウイングを食べてスタミナをつけているのだろうか…、

Posted by: のりたま at 2006/11/21 4:58:13

アメリカは子育てに金かかりそうだなぁ。社会の健全化というより階層化に繋がってるような。
それと、実際の受験問題には奇問は殆ど出ないと思うので、その手の勉強は不要で普通に基礎だけやればいいと思う(S台とかΖ会とかするなら大学の勉強した方が遥かにいい)。

Posted by: ヲタ社会人 at 2006/11/21 5:06:50

でも、アメリカの大学って、転入や転出で他の大学に結構移るでしょ?学部と大学院は普通別のところに行くわけだし。大学院まで行く積もりなら、学部から超一流のところなんて行く必要ない。どうせ、授業と宿題の日々だし。むしろ、超一流の大学の理系の学部卒って、メディカルスクールとか文系就職したりするケースがかなり多いんじゃないのかな。

Posted by: golgo139 at 2006/11/21 6:45:48

アメリカは階級社会ですよね
お金がなければ子供の教育さえままならない
(まともな医療も受けられませんが!)
小学生でもみんな放課後の習い事を複数やってますからね
これも当然有料
貧乏人が勉強して一流大学に入るなんてこと、まずないよね

しかし日本も最近コレに近いんじゃないか?
幼稚園前から塾行くし、私立の学校行くし
大学入試の偏差値と親の収入は比例するって話は
かなり前から出てたと思われ

先日小学校でwalkathonなる行事がありました
子供が校庭を延々歩くというお祭りみたいなモンだけど
いかにたくさん寄付金を集めるか!というのが主な主旨!?
知り合いの大人に寄付をねだる訳ですが
「校庭一周につき何ドル」みたいなフォーマットがあったりして
歩けば歩くだけ寄付をゲット!みたいな
何だかなあ
小さい時から刷り込んでるのは確かですね

Posted by: DrGIANNI at 2006/11/21 11:32:34

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163683208
<<格差拡大を懸念する(日本の場合)>>
上記引用の著書で、伊藤忠商事の丹羽会長は、格差拡大を非常に問題視している。法人統計の数字によれば、資本金1億円以下の中小零細企業は、全法人企業従業員の72%を雇用している。しかし、該企業では、過去10年間に平均給与が16%下がっている。また、資本金1億ー10億円の中堅企業では、9%下がり、10億円以上の大企業では1%上がったと。
これだけの所得格差が現実に広がっているなかで、生活保護や就学援助を受ける家族が増えている。こうした状況は社会を毒するだけではない。100円ショップばかり栄えるような社会では品質のいい商品が作れなくなり、国全体の技術力が衰えると、心配していると。

Posted by: snowbees at 2006/11/21 13:45:21

http://www.amazon.co.jp/gp/product/482224542X
<<超・格差社会アメリカの真実>>
超大国アメリカは4つの階層から成り、人口比で5%に満たない「特権階級」と「プロフェッショナル階級」に富の60%を集中させている。中産階級に属したサラリーマンや工場従業員にもはや安定はありえない。彼らは「貧困層」や「落ちこぼれ」の生活への転落するリスクがある。貧困以下の層の不満は外に向けられ、富裕層の利益のための戦争を下支えする機能にされていく。
しかし、アメリカ社会では、「マネー」が絶対の基準であるゆえに、階層の上方移動の可能性が高いらしいのと、常に新しいものを生む風土に加えて、明確な棲み分けが下層にも快適な「心地よさ」をもたらしていると。

Posted by: snowbees at 2006/11/21 14:11:32

地方の話ですが、私の知っている中学生が通う塾では、理解の程度を評価して内容を学年にこだわらず先に進めるそうです。彼女はそこで学科によっては高校の内容を終了しています。

学校ではその教科の担任はが難問を作るのがすきで、平均点は40点に満たないこともあるそうですが、彼女は80点を超える得点をとります。塾でも学校でも教師が驚くような難問を解くそうです。

でも、彼女は高校入試の模試で苦戦します。
彼女いわく、”回答方法のルールが細かすぎる。本質的な難問じゃない。”彼女は今、受験用の塾で回答方法のトレーニング中です。

日本では入試のオタクを育ててるの気がします。

Posted by: taka at 2006/11/21 15:26:35

私は大学の単位が足らずに卒業していなくてそれを会社に指摘される夢をみます。物忘れが酷くなると卒業証書って重要です。

Posted by: haha at 2006/11/21 22:34:40

唐突とは思いますが、私には大学卒業後入社以降の学閥による階層が気になります。
どんなに良い会社に入れても、良い大学を出てなかったらそこでは奴隷に近い扱いを受けるようです。
私にはそれ自体の経験はありませんが、学閥違いで仕事が取れないという目には(「タンホイザー・ゲートを見た」と言いたいほどに)遭遇してきました。
社会に出ても先輩後輩って(彼らには)大切なんですね。

Posted by: katute at 2006/11/21 23:26:05

アメリカの大学入試に必ずついて回るのが人種問題です。国全体でのアジア人の人口比(5%)に較べてエリート校でのアジア人生徒の比率はどんどん増えているそうで(アイビーリーグで10-15%、カリフォルニア大学では40%以上)、それに歯止めをかけるために大学側では昔ユダヤ人に対して行ったような差別を今度はアジア人の入学希望者に対して行っており、白人や他の人種に対してよりもより高い選考基準をわざと設定しているのではないかと疑われているそうです。プリンストンでは裁判沙汰にまでなっています。(連邦政府の援助を受けている大学は人種差別を行ってはいけないことになっています。援助を受けていなければどんな基準を設けてもOKだそうです。)
http://www.nytimes.com/2007/01/07/education/edlife/07asian.html?_r=1&ref=edlife&oref=slogin

あとアメリカの大学では女子生徒の比率がどんどん増えているそうです。国全体で男子より女子の大学進学率が圧倒的に多いのがその理由ですが、キャンパスが女ばかりになってしまうと男子生徒がますます集まりにくくなるので、大学側も仕方なく女子入学希望者をより厳しく審査する羽目になっているそうです。

それでなくてもアメリカでは就学年齢の子供が増えていて、大学に進学する生徒も増えているので、昔は滑り止めだったような大学も近頃では難関になりつつあるそうです。アメリカの大学はどんどん入るのが難しくなっているので、親も生徒も血眼になってしまうのでしょう。

ちなみに上記のタイムズの記事ではバークレー全体でのアジア人生徒の比率は46%とありますが、私個人の経験では工学部などでは学部でもアジア人の生徒が圧倒的多数でした(10数年以上前で70%ぐらいだったでしょうか。)大学院になると白人のアメリカ人は鐘や太鼓で探さないと見つからないくらいでした。

卒業してシリコンバレーの企業に就職しましたが、たまに同僚になる黒人やヒスパニックの人は秘書や受付や警備の人ばかりで、本当に稀にエンジニアの同僚もいましたが、みんなアフリカや南アメリカの母国で大学教育を受けた人ばかりでした。

というわけで子供の時から始まる人種による階層化が生涯付きまとってしまうのがアメリカ社会です。

Posted by: Yuki at 2007/01/08 12:15:39

chikaです。

katute-san,

私の知り合い(in silicon valley)は「HP会社閥」に泣いていました。家を買おうとしてbidを入れたら、より低いbidの別の買い手に取られてしまった、と。理由が、売り手も元HP、買い手も元HPで、「HP仲間に売りたい」という。。。転職社会ならではのものですね。

Yuki-san,

NYTの特集、私も読みました。。

私的に心に残ったのは、
「昔はユダヤ人だった『勉強のできる人』が、アジア人になっただけ」
という言葉。やがて、アジア人も自分の社会的に安住して一生懸命勉強しないようになったら、アメリカの大学を制するのは何人なのでしょうか・・・。

Posted by: chika at 2007/01/09 21:13:14

ちかさんのおっしゃる通り、同じアジア人でも移民二世→三世と進むごとに一生懸命勉強しなくなる、という話を聞いたことがあります。

ということで、アメリカの大学を次に制するのは「移民希望の留学生」?H1サポート出なかったらどうしよう、という彼らがいちばん必死かな?

Posted by: まる at 2007/01/11 2:26:31

>同じアジア人でも移民二世→三世と進むごとに一生懸命勉強しなくなる、という話を聞いたことがあります。

同じ日本人でも
就職氷河期世代 => 氷河期後世代 => バブル世代
ということはあるかもしれませんね。

人間は堕落する生き物だということでしょうか。
年功序列が人を腐らせるのも当然ですね。

Posted by: 貧乏神 at 2007/01/11 6:31:34

やはり日米じゃ初任給が段違いですよね。アメリカじゃ一流大卒で職種によって初任給10万ドル超える場合もあるとか。
うちの国じゃ医者でもこんなにいくかって感じです。

Posted by: ファイア at 2007/01/24 7:08:33

子供たちが二人とも高校なので大学受験には興味大です。家の場合6年生から8年生まで夏スクールはUC系のギフト・スチューデントプログラムに送っていました。
今年はスタンフォードの夏スクールに合格。

夏休みぼーっと過ごしてるといい大学にはいけません。
小学生の頃からの履歴書をきっちり作っています。
もちろん特技も二人とも3,4歳からさせています。
コンクール、トーナメントの受賞もあり、奨学金ももらっています。

ボランティアは敬老ホームへ。
人の嫌がるボランティアを長く続けるほど大学申請用紙の履歴にはいいとか。。。
もちろん今のところストレートAスチューデントです。

...こんな話をできるママ友はいません。

でも、おかげで、老人や弱い立場の人にやさしく、物事を最後までやりぬく、自分に対して負けず嫌いな子供たちに育っています。だからアメリカの教育に感謝です。

Posted by: きのこ at 2007/03/22 21:08:50






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