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2005/08/18

Off | 聞きまつがい

ハワイでは、キカイダーがリバイバルで人気。昔日本でやっていたときに、ハワイでも字幕つきで放映され、大変はやっていたそうなのだが、何年か前に再放送され、再度人気に。数年前にはハワイオンリーのDVD全ウン巻が発売され、キカイダーフィギュアはおろか、キカイダージャンパーやキカイダー野球帽といったさまざまなキカイダーグッズが売られる始末。キカイダーに変身する人造人間「ジロー」役の俳優さんのサイン会まで催さたりしてました。

で、そのキカイダーに関する「聞きまつがい」、です。(聞きまつがいは、言いまつがいの変形版。言いまつがいは、こちらをご覧ください。)

キカイダーの悪役は「ギル博士」。ギル博士は、せっせと悪のアンドロイドを作っている。で、最もよくできているのがジローだが、ジローは不完全ながらも「良心回路」を導入、善の使いとなる。一方、悪のアンドロイドには、「その他大勢」がわらわらといるが、それ以外に、ジローに対決する個性的な怪物が毎回登場する。(「怪奇グリーンマンティス」とか、「呪いのオレンジアント」とか。)

「その他大勢」たちは、常に

「ゲル!ゲル!ゲル!」

と甲高い声で言いながら、ジローおよびジローが変身したキカイダーに向かってくる・・・と私は思っていたのだが、ハワイ育ちのダンナ・ダンナのお姉さんは、「その他大勢」は

「Get 'em! (Get them!) Get 'em! Get 'em!」

と言っている、と主張。確かにそう言われればそう聞こえる。
「えー、そうか、実は英語だったんだ!」
とハタと膝を打ったのであるが、しかし、その実態は・・・・

「ギル!ギル!ギル!」

だったのです!!我が家およびハワイのダンナの実家には、キカイダーDVDがずらりとあり、その中には昔のシリーズで登場した俳優さんなどのインタビューが入っている。そこで誰かが語っているのを聞いて、初めて判明した。

ふむ。ギル博士、単に悪のアンドロイドを作るだけでなく、そいつらに自分の名前を連呼させるという、まるで「自分が作ったチェーン店に、自分の人形を置く」というカーネルサンダースのような人だったんですね。

なお、キカイダーには、明らかに観光地のホテルや旅館とタイアップして作っている回が何度かある。筋と関係なく、登場人物が
「まぁ、素敵な景色!」
とか言いながら、宿を出て近くの観光名所に行ったり
「あら、急行にのれば、東京からたった2時間でついてしまうのね!」
とか言いながら電車を下りるシーンが登場。

テレビCMの効果が薄れる昨今、この手の「物語の一部に宣伝を入れ込む」というのが新手の宣伝手法として語られるが、30年前からあったんですね。

01:09 午前 Offアーカイブ | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック(5)

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Tracked on 2005/09/17 4:49:08

コメント

ご存知だと思いますが、キカイダーはBay areaでも放送しています。
自分も息子も大好きで毎週TiVoにおさめて欠かさず見ています。
ちなみに「その他大勢」たちは、最初のころはかれらの組織の名前を、
「ダーク!ダーク!ダーク!」と連呼していました。
なんで途中で変えてしまったのでしょうか。
「軍隊の部隊一個分に匹敵する力を持つアンドロイド」の落札価格が、うちの近所で売られている家の半額くらいだったりするなど時代を感じさせてくれるシーンがあるのに、すでに最近の宣伝手法がとりこまれていたのですね。

Posted by: boon at 2005/08/18 9:44:14

7月からKTSFでも放映しているよ。

http://www.generationkikaida.com/temp/ktsf_2005/index.shtml

ハワイでブームが始まったとは知りませんでした。

Posted by: はなびし at 2005/08/18 9:48:23

chika-san
ジローの演奏するギターがハワイアンを思わせてヒット
したのではと勝手に想像しています。

Posted by: itaru at 2005/08/18 19:01:27

石森章太郎の原作にはサイボーグ物が多いですね。でも、キカイダーは石森作品のテレビ化されたなかで、一番、グロテスクなキャラだったような。似たようなのでロボット刑事Kっていうのも、あったと思いますけど。

Posted by: 洋三 at 2005/08/19 7:30:28

ロケで使う場所の宣伝と引き替えに施設をただで使わせてもらったのか、広告費を稼いでいたのかもしれませんね。子供相手の番組で宣伝効果があったかはやや疑問ですが。
広告といえば、SF BayAreaに来た当初、101の両側の広告の多さに圧倒されました。今でも事故起こしそうです。最近3Dの看板も珍しくないですしね。あっ、話しがまたそれました。。。

Posted by: giveme5X2 at 2005/08/19 13:50:37

観光地とのタイアップはキカイダーだけでなく初期の特撮戦隊モノでは定番でしたね。うちの田舎のほうにも来たことがありました。子供心に自分の知っているところが画面に映るとちょびっと嬉しいものがありました(笑)

Posted by: GNUE(鵺) at 2005/08/22 15:17:54

boon-san,はなびし-san

ベイエリアでもやっているとは全然知りませんでした。土曜の夜中の12時という「大人」な時間なんですね。ターゲットは子供のころ見たわたしたちか・・・。

こちらによれば:
http://comic-con.org/wc/wc_prog_sun.shtml

"A special look back at Toei's Kikaida: the Android of Justice, a subtitled superhero series that created a sensation in Hawaii in 1974 (similar to the Batman Craze that swept the Mainland a decade earlier), which was broadcast on San Francisco's old KEMO Channel 20, the following year. Through popular demand, Honolulu-based JN Productions revived the series in 2001, and this spring Kikaida will return to the Bay Area on KTSF Channel 26."

だそう。おおー、米国本土での60年代のバットマン人気に匹敵するほど、ハワイではキカイダーが人気だったのだーー。

ちなみに、ダークダークと連呼してたのは全然知りませんでした・・。もう一回DVD第1巻を見なくては・・・

itaru-san,

だんなに聞いたところ、70年代のハワイではウルトラマンも、仮面ライダーもやっていたそうですが、なぜかキカイダーがダントツの人気だったそう。やっぱりギターでしょうか。

洋三-san,

え、キカイダー、石森章太郎だったんですか・・・。「はやく良心回路を直して、さっさとダークを片付けろ」と思う私はアメリカン?

giveme5x2-san,

>子供相手の番組で宣伝効果があったか

しかも、舞台となる宿やその周辺で人が誘拐されたり、人質になったり、殺されたりするんですよね。宣伝になったんでしょうか。

GNUE-san,

>観光地とのタイアップはキカイダーだけでなく初期の特撮戦隊モノでは定番でした

へー、そうなんですか!実は私、子供のころ小心者で、戦隊モノが見られなかったのです・・・。(ウルトラマンが見られるようになったのは、タローくらいから。。それまでは怖くてとても・・・)キカイダーもリアルタイムではあまり見た覚えがないので知りませんでした・・・。

Posted by: chika at 2005/08/22 23:16:05

コメントありがとうございます(^-^)。
キカイダーに限らず、よく言われるのは、世界征服を企む悪の軍団が幼稚園バスを襲撃するという構図のおかしさがありますよね。もっと大きな組織狙えよ、と思いたくなるような(笑)。
しかし、テロの標的としてそういうこともありうる現在、笑い事ではないかもしれませんね。

Posted by: 23 at 2005/08/24 11:26:36

姉妹都市サンディエゴでの式典に関する横浜市の英文メールよみまつがい。

コトの真相を知りたいなぁ~。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071212it06.htm
「歓迎メール「誤解」、横浜市長が米式典キャンセルを謝罪へ」

Posted by: ユキエ at 2007/12/12 12:23:39

chikaです。

>コトの真相

本当にここに書いてある通りなんじゃないでしょうか~。市長(とそのお付きの人たち)が、たのしそうな観光旅行、おっとちがう、海外出張のチャンスを意図的になくすってなさそうだし。

これはちょっとシンプルすぎですが、象徴的に言うと、この手の誤解(の可能性のある関係)の間に入ることが私の仕事だったりします。

Posted by: chika at 2007/12/13 12:22:09






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