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8 月 30, 2005

I feel like shit

パールミルクティーが好物。

濃厚に甘いミルクティーに直径1センチ弱のタピオカが入っていて、直径1センチくらいのストローがささっている。シンプルなようで奥が深く、予めタピオカを砂糖水につけてあるか、ミルクに台湾の粉ミルクがどれくらい混じっているか、お茶の味が濃いか、などにより、おいしさに相当差がある。

うちの近くにある割合おいしい店のひとつが、San Antonio Shopping Centerの南西の角にあるところ。(いきなりローカル)なぜかそこには、日本の女性雑誌が数冊おいてある。2-3年前のだけど。この間そのうちの一冊を読んでいたら、セイン・カミュの「英語ではこういう」みたいなコラムがあった。そこで

「憂鬱な気持ちなの」

「I feel like shit」
と言え、と書いてあった。。。

まじですか。

それって、
「クソみたいな気分だぜ」
ってな感じだと思うんですけど。。。しかも、文例として「You don't look well」といわれたらこう答えましょう、となっていた。載っていたのは確か化粧の雑誌だったと思う。

ちなみに、「You dont' look well」って、相手が真っ青で今にも倒れそうじゃない限り、アメリカでは言わないと思う。You look great! とかI'm fine! というのが挨拶の国だから、相手の弱みをつくのは礼儀に反する。それを敢えて言うということは、「大丈夫?何か大変なことでもあるの!?本当に心配・・・」みたいなニュアンスでは?

これを、メイクの決まったきれいどころの日本のお姉さんに言って
「I fee like shit」
という返事が返ってきたら・・・・驚きますな、相当。「かわりにI feel depressedと言ってもいい」とも書いてあったけれど、この二つはずいぶん違いませんかね。東海岸では I feel depressedと同じニュアンスでI feel like shitっていう・・・はずはないですよねぇ・・・。日本女性に恨みでもあるのか、セイン・カミュ。

そういえば、この間飛行機で隣に座ったアメリカ人が、スチュワーデスのサービスが悪いと
「Bullshit!」
と悪態をついた。そうしたら、パーサーが登場
「あなたはfaul language(→じゃなくてfoul language;-p 発音は「ふぁうる」ですぅ・・意味:悪い言葉)を乗務員に使った。もう一回そのようなことがあれば、到着地で警官に待機してもらい、あなたの身柄を引き渡す」
と通達しにきた。高校生とか大学生だったらまだしも、大人が公共の場で使っちゃいけませんですね。。。。

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8 月 26, 2005

AOLキャンセルできずに怒る客に敗訴

ちょっと前に、保険が勝手に更新され保険証未納で督促された、という体験談を書いて、そのとき、

「勝手に更新されて債権取立屋から支払命令が来る」
というの、非常によくある話です。ISP、各種携帯電話会社、長距離電話会社、雑誌など。AOL、AT&T、Business Week、Timeといった大手ですら例外ではありません。

と書きました。それを裏付けるニュース: AOL Settles Complaint Case

なかなかAOLがキャンセルさせてくれないというユーザーからの集団訴訟でAOLが敗訴、$1.25 millionを支払うことになった、という話。

Customer service reps could receive bonuses worth tens of thousands of dollars if they managed to retain half the people who called to cancel their AOL service. In many cases, customers were retained against their will or without their consent. AOL frequently ignored requests to cancel its service and to stop billing them.

AOLのキャンセル受付担当者は、「キャンセル申し込みしてきた客のうち、半分キープできたらボーナス数百万円」だそう。基本給いくらか知らないけど、すごいインセンティブに違いない。

AOL insists that its practices were not unusual.

“It’s important to point out that throughout the industry the practice of having a member retention program and the practice of providing compensation to customer service consultants for good customer service and exceptional member retention is de rigueur,” said Mr. Graham.

“It’s normal and it’s part of standard industry practice in the field,” he added. “It’s something we are agreeing to modify because we feel it would result in better service for AOL members, and it would be in the spirit of the agreement we worked out with the New York Attorney General.”

AOL側は、「業界であまねく行われている慣行」と主張。「AOLは顧客のために、この方法を変えるが、別に悪いことをやっていたわけではない」そうです。

アメリカ在住の皆さん、こういう悪徳企業とはとことん戦って、世の中を少しでも住みやすいところにしましょうね。

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8 月 25, 2005

増資してインドと蛆

先週のベンチャー投資とインサイダー取引です。

増資してインド・オフィスを開設したのは、先週一番たくさん増資したNetDevices。$25 million集めた。インドのオフィスはハイテクでおなじみのBangaloreで、25人で始め、すぐ60人にまで増やしたいとのことであります。シリコンバレーはサニーベールの本社は既に100人以上。

作っているものは、
ルータ、スイッチ、VOIP、ファイアウォールや不正なアクセスの検出などをオール・イン・ワンでひとつの箱に押し込めた、最近流行の「ネットワーク向け・なんとかin box」です。

・・・・・というのより、すごいベンチャーを発見。それは、「蛆虫療法」を行うイギリスのZoobiotic

ウジムシに傷口を食べさせると、実はすばやく傷が治る

という衝撃の事実を利用したベンチャーでございます。

できたのは、ちょっと昔で、今年の5月なんですが、昨日とあるヘルスケア関係の専門誌を読んでいて発見し興奮しました。というのも、ウジムシ療法には見覚えが。いや、私がやったわけではないんですが。

Herd on the Streetという本に出てたのでした。Wall Street Journalに「動物こぼれ話コラム」みたいなのがあって、それを集めたのがこの本。糖尿病で足が壊疽を起こし、

「切断かウジムシか」

という究極の選択を迫られる男性の話が出てきます。結局、なんと5ヶ月間も、シャクシャクと蛆に壊疽部分を食べさせて復活。

  • 蛆は、健康な組織はそのままに、死んだ細胞だけを食べ
  • しかも、アンモニアのような排泄物が、生きている組織に対しては消毒液のような働きをする

ということで、医学では救えない酷い壊疽でも、蛆療法で治ることがあるそうな・・・。しかも、製造に必要なのは、生ごみとハエだけというローコスト!すばらしい・・・のですが、最大の難点は

「気持ち悪い」

こと。患者は基本的には、蛆が食べているのを感じないそうですが、時として

「食べられてる感じ」や「這い回られている感じ」

がするんだそうです。きー。

昆虫学の学位も持つイギリスの医者がずっと熱意をささげて研究してきた、とHerd on the Streetに載ってます。出だしは偶然の発見とのこと。「事故でフロントガラスを突き破り、傷だらけのまま3日間放置されていた人が救出される。傷口は蛆だらけだったものの、驚いたことにきれいに治りつつあった・・・」という事件から、蛆研究に没頭したそうな。

てっきり、Zoobioticは「ウジムシから、傷を治す成分を分離して薬品にする」という会社なのかと思ったんですが、サイトを見ると「ウジムシを育てて販売」と。

これで、将来糖尿病になって足が壊死しても安心です!

***

先週公開されたinsider取引額No.1はeBayの社外取締役、Scott Cook。

Intuitのchairmanですが、売却したのはeBayの株。今回手に入れたのは$6.3 million。未公開時からのeBayの役員で、当時のストックオプションから、これまでに$64.6 millionをキャッシュ化したとのこと。なお、eBayは2003年以降は、社外取締役に毎年5万ドルのキャッシュをretainerとして出してるそうな。

それにしても、65億円と5百万円とは、ずいぶん格差があります。。。「キャッシュでもらう収入では、めったなことではリッチになれない」という、シリコンバレーの経済を象徴するようです。

(情報ソース:VentureWire, San Jose Mercury News)

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8 月 23, 2005

シリコンバレー人はTreo好き

Treo650はPalmOneが出した電話。いわゆるスマートフォン。携帯電話と電子手帳(CLIE)を持ち歩くのが面倒だったのでついうっかり買ってしまった。ふー、苦労しました。

いろいろ設定するのだけで半日かかった・・・というと、買って一日で使えるようになったかのようであるが、半日を費やす日を見つけるまでに2ヶ月かかったので、結局2ヶ月もの間、「やたらかさばって、しかもフリーズする電話」としてありがたく使わせていただいた。

こんなTreoではあるが、通信専門家のMichiさんに教えていただいたところによれば「シリコンバレーでのユーザー満足度は非常に高い」んだそうである。「トラブルが多い」というのも広く知られたところであるのに・・・。私が邪推するシリコンバレーのオタク受けする理由は、オタクでないと、そもそも使いこなすのに難儀するのに加え
「あまりに手間がかかるので、結果として好きになってしまう」
からではないか、ということ。

ビジネススクール時代に聞きかじった言葉が二つ頭に浮かんだ。
1.escalation of commitment:「こんなに努力したんだから今更やめられない」とさらなる努力をしてしまう
2.cognitive dissonance:認知的不協和「私がこんなにとんでもなく時間を費やしたものが、変なものであるはずがない。だからこれはいいものである」と心から信じ込んでしまう(正確にはもうちょっと緻密な定義。ご興味がある方はGoogleしてみてください)

というわけで、とりあえず今までに私が見つけたTreo650を日本語で使うtipsです。

・・その前に、まず単体の電話としてどうやって正しく動作させるかという基本問題。私はUnlocked GSMというバージョンを買ったのだが、これがバグだらけ。電話かける途中でフリーズとか、ちょっとしたことで、圏内なのに「No service」という表示になってしまう。GSMだとSIMカード付きだが、そのあたりが問題の可能性があるとは前述のMichiさんのお言葉です。とりあえずROMをアップデートしましょう。

日本語化はいくつか選択肢があるが、私は端末側では日本語は読めるだけでOKなので、標準的チックなCJKOSを選択。(参考:タイとPDAとモバイルと Treo650日本語化)

次に問題なのが、デスクトップ。コンタクト(アドレス帳)を編集したり新規に書き加えようとするとプログラムが強制終了するという由々しき大問題あり。イヤー参った参った、これが一番こたえました。この問題はこちらにあるパッチで解決。パッチを作ってくださった「せ」さん、心からありがとうございます。「そのうち予告無しに削除します」とあるので、大事に保存。PalmDesktopv.4.1.4、Windows版、SgContacts.ocxのバージョン1.1.1で使えるそう。使い方は・・・

ダウンロードしたファイルをPalmDesktopのインストール先に上書き

レジストリエディタ起動させてHKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics\Pilot\Desktop\Core\FontGeneral を「Arial」から「MS Pゴシック」に変更。ただし、右横の枠の部分は文字化けするのでFontGeneralの上にあるFontCardも「Arial」から「MS Pゴシック」に変更。

だそうです。このパッチを見つけるまでの涙の歴史よ(大げさ)・・ほかの人はどうやって使ってるんでしょうか??

えー、大体こんなところで、最低限の基本機能は使えるようになります。

プラス、T-Mobileを使っている人は、こちらにあるとおり、Proxyを216.155.165.50 port 8080とすると、なーんと月6ドルのメール用データサービスで、ウェブが見放題に!普通に「インターネット見放題プラン」だと20ドルするするのに!!・・・という「お買い得hack情報」はもちろん「お買い得マニア」のダンナが見つけてまいりました。

付属してくるVersaMailは、CJKOSを入れても日本語表示不可。ただし、もしかしたらこちらのページにある方法でVersamailのフォントをハックできるかも 。試してないですが。普通の人は別のメーラーを入れて使っているようです。よく出てくると ころではフリーウェアのPapi-mail 。ただしPapi-mailはファイルの添付ができないということで、Agendus mailというのを使っている人もいる模様。何かいいのがあったら教えてください。

端末側でも日本語入力したい場合、FEPのOn/Offをどうやって切り替えるか、という問題についての参考はこちら

ちなみに、「端末でビデオを撮ってHotSyncし、デスクトップで"media"を開こうとすると、デスクトップ全体が強制終了」という新たな問題が発覚しましたが、もう面倒くさいので、ビデオを撮らない、ということにしてます。解決方法をご存知の方がいたら教えてください。

しかし、いろいろな人のサイトで情報を収集しましたけど、みんな超マニアっぽい。「日本でTreo650を購入、普段は単なるPalmとして利用、電話として使うために海外旅行」とか。

私のようなオタクモドキのシロウトが扱うものではなかったかも。でもescalation of commitmentでがんばる。cognitive dissonanceで大好き。

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8 月 22, 2005

石器時代のアメリカブロードバンド(でも便利)

日経産業8月22日に掲載されたコラムです。
****
 アメリカのブロードバンド(高速大容量)通信の普及状況は前時代的といえる。一年で七年分進むという「インターネットイヤー」の感覚で言えば「石器時代」といってもよい。

 日本の家庭では百メガ(メガは百万)ビットの光ファイバーを敷くことも珍しくないが、米国で百メガビットといえば特別にインターネットを多用する大企業が毎月百万円を投じて利用する感覚だ。家庭では一メガビットもあればすごい、というイメージだ。数百人規模のオフィスでも、一・五メガビット程度で普通だ。

 米国がブロードバンド化で出遅れた背景には、国土が広くてインフラ整備が大変という事情もある。通信自由化の進展で二千社近くの通信事業者が乱立したことも大きい。

 過当競争の結果、「将来を見据えたインフラ投資を実施し、適切な価格でアクセスを提供する」というあるべき通信事業者がいなくなってしまった。こうした状況をみると「通信はやはり公共事業で、完全に自由化してはいけない」という感を強くする。 

ただ、ネットを利用してできることが限られているかというと、全くそんなことはない。音楽のネット配信から免許の更新、州への企業登録といった公共サービスまで、便利で役に立つものが百花繚乱(りょうらん)である。高速ネットを手にして初めて成立するはずの映画配信まで動きだそうとしている。

ブロードバンド配信で出遅れた米国でネットサービスが浸透している背景には、二つの要因が挙げられる。

一つは「もともと人手でやっていたサービスの質が著しく悪かった」ということだ。米国では電話や電気といった近代生活の生命線ですら頻繁に故障する。修理を依頼しても誰も来ないことが日常茶飯事だ。世界で屈指の手厚いサービスを誇る日本と比べてはいけないのかもしれないが、それにしても悲惨な状況だ。

 

サービスを提供する企業や政府にとっては、顧客満足度の向上につながらない従業員を雇用するより、システム開発に投資してプロセスを自動化・省力化するほうが合理的なのだろう。

ユーザーにとっても、全幅の信頼が置けない担当者の代わりに、めったに間違いのないコンピューターと直接ネットでやり取りできるようになったことは本当にありがたい。ほんの数年前まで電話の修理のために何度も何度も電話する必要があった。最近は夕方にネットで申し込めば、翌日の朝には修理スタッフが家に来てくれる。

 

二つ目の理由は「企業も個人も、危なっかしいことまでトライする」という風土だ。実際、音楽のネット配信が最初に普及したのは日本でなく米国だった。ナップスターに代表される新興企業が登場して音楽業界を揺り動かした後に、アップルコンピュータなど大手企業が参入し、本格的なサービスを提供している。

 限られた回線容量を徹底的に活用する米国と、ネットでできることは限られていても広く高速ネット網が普及した日本。果たしてこれから十年はどんな将来が開けていくのだろうか。

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8 月 18, 2005

聞きまつがい

ハワイでは、キカイダーがリバイバルで人気。昔日本でやっていたときに、ハワイでも字幕つきで放映され、大変はやっていたそうなのだが、何年か前に再放送され、再度人気に。数年前にはハワイオンリーのDVD全ウン巻が発売され、キカイダーフィギュアはおろか、キカイダージャンパーやキカイダー野球帽といったさまざまなキカイダーグッズが売られる始末。キカイダーに変身する人造人間「ジロー」役の俳優さんのサイン会まで催さたりしてました。

で、そのキカイダーに関する「聞きまつがい」、です。(聞きまつがいは、言いまつがいの変形版。言いまつがいは、こちらをご覧ください。)

キカイダーの悪役は「ギル博士」。ギル博士は、せっせと悪のアンドロイドを作っている。で、最もよくできているのがジローだが、ジローは不完全ながらも「良心回路」を導入、善の使いとなる。一方、悪のアンドロイドには、「その他大勢」がわらわらといるが、それ以外に、ジローに対決する個性的な怪物が毎回登場する。(「怪奇グリーンマンティス」とか、「呪いのオレンジアント」とか。)

「その他大勢」たちは、常に

「ゲル!ゲル!ゲル!」

と甲高い声で言いながら、ジローおよびジローが変身したキカイダーに向かってくる・・・と私は思っていたのだが、ハワイ育ちのダンナ・ダンナのお姉さんは、「その他大勢」は

「Get 'em! (Get them!) Get 'em! Get 'em!」

と言っている、と主張。確かにそう言われればそう聞こえる。
「えー、そうか、実は英語だったんだ!」
とハタと膝を打ったのであるが、しかし、その実態は・・・・

「ギル!ギル!ギル!」

だったのです!!我が家およびハワイのダンナの実家には、キカイダーDVDがずらりとあり、その中には昔のシリーズで登場した俳優さんなどのインタビューが入っている。そこで誰かが語っているのを聞いて、初めて判明した。

ふむ。ギル博士、単に悪のアンドロイドを作るだけでなく、そいつらに自分の名前を連呼させるという、まるで「自分が作ったチェーン店に、自分の人形を置く」というカーネルサンダースのような人だったんですね。

なお、キカイダーには、明らかに観光地のホテルや旅館とタイアップして作っている回が何度かある。筋と関係なく、登場人物が
「まぁ、素敵な景色!」
とか言いながら、宿を出て近くの観光名所に行ったり
「あら、急行にのれば、東京からたった2時間でついてしまうのね!」
とか言いながら電車を下りるシーンが登場。

テレビCMの効果が薄れる昨今、この手の「物語の一部に宣伝を入れ込む」というのが新手の宣伝手法として語られるが、30年前からあったんですね。

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8 月 10, 2005

シリコンバレーの会社らしい唯一のシリコンバレーの会社

先日San Joseのダウンタウンにある、Adobeの本社にチラッと行ってきました。
こんな感じ。携帯カメラなのでヨレヨレしてますが。

「街中にある」「高層でピカピカのビル」という、この辺ではついぞ見かけないオフィス。
でも、「シリコンバレーのハイテク企業」と聞いて普通想像するような会社って、こういうのなんではないでしょうか?が、こういう会社って、実はAdobeしかないかも。Oracleも高層で(常軌を逸して)ピカピカですが、周りは何もないし。多くの会社は「平屋」とか「2階建て」とかだし。(そのかわり、会社の成長にしたがって、敷地面積がだだっ広くなる)

「シリコンバレーのハイテク企業を舞台にした映画」を本当にシリコンバレーで撮るとしたら、ロケ地はAdobeしかないなぁ、と思ったのでした。あとはなんか牧歌的すぎ。

以前、とあるシリコンバレーの会社と取引していた日本の人が、相手の会社を訪ねて、周りに何もないことにびっくり。
「とんでもなく寂れたところにあるのですが、もしかしてつぶれそうなのでは。。。」
と真剣に相談してきたことがありました。が、その会社は、メジャーな二つの高速道路が交わるところに程近く、しかも湾が一望でき、シリコンバレー的には「素敵なオフィス!」なんだったんですが。

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8 月 09, 2005

ゲームをやらずにゲームを非難するのは40歳以上

・・・なんだそうです。Economist 8月6日号の特集は「ゲーム」表紙はゲームをしている悪魔風の子供。

Breeding Evil?
Video Gaming: Chasing the dream

どちらも有料コンテンツなのでポイントを言うと
「ゲームはそれ自体、善でも悪でもない。ただし、うまく使えば大きな可能性が開ける有効なツール。19世紀にワルツが悪と捕らえられ、中には法律でワルツを演奏することを禁止した地域すらあったが今では笑い草。最近では、ロック音楽が、暴力や不順異性交遊や悪魔主義につながると思われたが、今ではおばあちゃんですらコールドプレーのアルバムを買う。ゲームの弊害がとやかく言われるのも今だけのことで、将来振り返れば『なんであんな拒否反応があったのか』ということになるだろう」ということ。

最近アメリカで問題になったGrand Theft Auto問題に端を発した記事です。

>Attitudes towards gaming depend to a great extent on age. In America, for example, half of the population plays computer or video games. However most players are under 40—according to Nielsen, a market-research firm, 76% of them—while most critics of gaming are over 40. An entire generation that began gaming as children has kept playing. The average age of American gamers is 30. Most are “digital natives” who grew up surrounded by technology, argues Marc Prensky of games2train, a firm that promotes the educational use of games. He describes older people as “digital immigrants” who, like newcomers anywhere, have had to adapt in various ways to their new digital surroundings.

後者のほうの記事より。アメリカのゲーム人口の76%は40歳以下で、ゲーマーの平均年齢は30歳。ということで、30代の人は結構ゲームをしている。そしてこの世代までは生まれも育ちもデジタルランドの「デジタルネーティブ」。一方ゲームの弊害を批評している側は40歳以上の「デジタルランド移民」。

40歳が分水嶺ってのはなんかわかる気が。40歳ちょっと位の人まではゲームやるって言う人がちらほらいますが、45くらいになるとてきめんにゲームとは遠い存在になる、という印象。

アメリカでは「ゲームをやると暴力的になる」という論がメインですが、暴力的なゲームをやったからって本当に暴力的になるかなぁ。。。ととある人が実験をしたら別に変化はなかった、という結果も記事には載ってます。日本では「ゲームをやるとばかになる」(んでしたっけ?)みたいな論もあるようですがもしそれが本当だったら、今頃私は痴呆症で病院行きです。

しかし、年をとると「ゲームが体に悪い」というのは事実としてあります。肩こり、手首の疲れ、痛み、疲れ目、視力低下、などなど。仕方ないので、最近ピアノに切り替えました(仕事を忘れて熱中でき、緊張がほぐれ、精神衛生上よい、という効用面では、私にとってゲームとピアノは一緒)。が、2週間で右手から右肩、右背中が痛くなってしまい、ただいまピアノもお休み中。

もはや何事もとり憑かれたようにやる体力がなくなってきたのでしょうか。とほほ

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8 月 08, 2005

To do リスト扱い

新しいラップトップを家の802.11bワイヤレスネットワークに接続した。しかし、私の別のデスクトップがインターネットにアクセスするたびに接続が切断される。多分IPアドレス関係のトラブル。

我が家のネットワーク担当のダンナにクレーム。(うちのネットワークには、なぜかPCが6台ほどつながっている)。
「かくかくしかじか、だからIP関係の設定しなおす必要あるのではないだろうか。」
(訳:「今すぐ直せ」)

2時間ほどして
「あの件、どうなった?」
と聞いたら、
「To do listに入れたので、いつか問題は解決されるであろう」
・・・・・「されるであろう」、って受動態ですか。自分がやるという能動態じゃないアルですか。(だんなは英語しか話せない)。仕事並の扱いです。哀し。

今日、こんなニュースも知人からforwardされてきました: Men do have trouble hearing women
『男性の声を理解するには、言語を解する部分の脳だけで事足りるが、女性の声は音域も広くメロディアスなので、加えて音楽を解する部分の脳も必要。なので、理解するのが難しい。「彼氏(orダンナ)が、友達や同僚の話しはさっと聞き取れるのに、ワタシの言うことは聞いてくれない!」という女の苦情は実は科学的だった、、、』という説。うちのダンナの場合、聞いててもTo Do List入りだけど。

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アメリカのビジネス用インターネットの値段

以前、教えてPlease:日米間のインターネットの速さ で、日米間スピードをいろいろな方にコメントで教えていただきました。実効でもせいぜい3-4メガ、というところのようです。コメントに加え、Trackback先でも四元さんがご丁寧に解説して下さっています。
日米間のインターネット通信速度(1)
日米間のインターネット通信速度(2)
Windows XPで、1セッション当たり大体1Mbpsが最大とのこと。

うーん、こんなに丁寧に教えてもらえると、personal help deskとしてブログを使い倒したくなりますが、あんまりtakeばかりではイカン、と心を引き締め、お礼に、現時点でのシリコンバレー近辺の中小ビジネス用インターネット接続の相場をお伝えします。

まず、スピード。数十人のオフィスまではT1一本、というのが普通。T1は、1.5Mの専用線。相場は、月500-800ドル、というところ。

もっと速くしたい場合、T1をダブル、トリプルと増やします。これがbonded T1。ダブル・3Mで、月1500-1700ドルくらい。(T1を別々に2本引くより高くなります。)

日本の「ベストエフォート100M」に似たものが欲しい場合、burstableという選択肢があります。ある速さまでは基本料金に含まれ、それ以上のデータ負荷が生じる(burstする)と、その分だけ従量課金。高いです。たとえば、とある会社の「ベース12Mで45Mまでバースト可能」というので、基本料金が月4000ドル弱、加えて1Mあたり100ドル強の従量課金。場所によっては、もう少しリーズナブルなburstableなのがあることもあります。ベースが数百Kで数メガまでいけるというので月数百ドルとか。

エキゾチックなのではNextWebという会社が提供しているワイヤレスというのもありました。シリコンバレーで数メガのアクセスが必要な場合、これが一番安い。バックアップに一本、というのも乙なもの。1.5 burstable to 6Mbpsで$399/mo だそう。

あと、ビジネス用ではあっても、ごく普通にウェブサイトが見られて、Eメールの送受信ができればよい、というのであれば、Comcastで一般家庭用のケーブルインターネットを引くのがよいかも。下り4か6M、上り数百kで月50ドル弱です。

それにしても、日本の感覚で言うとヒョエー、では。少々品質が違うかもしれないとはいえ、12メガで毎月40万円。

逆に、アメリカの業者に日本のプライシングを言うと絶句します。
「う、自分のいるアクセス業界はヤバイ。そんな価格体系になった日にはオレの仕事はない。新しいこと考えないと」
と思った人もいるかも・・・。

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