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3 月 30, 2005

セグウェイでかくれんぼ

先日、家の近所を歩いていたら、中学生くらいの男の子が2人でセグウェイに乗って通り過ぎていった。5000ドルの電動スクーターですね。Kleiner Perkinsからの出資を受けて大騒ぎして開発され、世紀の大発明とか、大げさに喧伝されていたが、最近トンと聞かなくなったアレです。

それから一週間位して、同じところを通りかかったら、同じく中学生くらいの男の子が、セグウェイでかくれんぼをしていた。(セグウェイに乗っている子が鬼役で、30まで数えてから、残りの子達をセグウェイで探しに行っていた)。世紀の大発明の末路はかくれんぼだったのか・・・。

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3 月 24, 2005

シリコンバレーただいまの季節感

シリコンバレーは、
夏=日向は暑いが、日陰はヒンヤリ。クーラー要らず。サンフランシスコは夜は吐く息が白くなるほど寒い。
冬=雨の日が多く、気温は10度くらい。が、晴れれば、半そででゴルフ可能
という感じ。基本的に2シーズンしかなく、4-11月は一滴も雨が降らないのが普通。なので、この辺で元々育っている木は、冬の間に青々とした葉っぱが出て、夏はやや茶色っぽくなってじっと乾季を耐えます。しかし、夏の7-8ヶ月を、全く水なしで生きていける草木があるのは脅威。

そんな当地の今の季節感:


  • 気温が上がってきたので、猫が表に出ている時間が増えてきた

  • 庭にある桜と梅と桃と梨(20世紀)の花が全てほぼ同時に咲いて、全て散ってしまった

  • 2月から家のそばの小川で蛙が大合唱中


桜と蛙ってイマイチ相性が悪い気が。花札の柄だって、桜と蛙は同じカードに描いてないですよねぇ。。。しかし、この滅茶苦茶な感じがシリコンバレーの「春」なんですかね。

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3 月 23, 2005

アメリカ仕事関係統計あれこれ

Wall Street JournalのMaking a Good Last Impressionは、「どうやって仕事をやめるか」についての記事。後々別の仕事を探すときに元の職場の上司のreferralが必要になることも多いので、なるべく円満に仕事を離れましょう、というもの。このreferralというのは、日本にないですよね、あんまり。アメリカでは、マネジメントから庭仕事に至るまで、ことごとくreferral(=推薦)が利用される。ベビーシッターならぬ猫シッター(留守中に猫の面倒を見てくれる)もreferral先を紹介してくれた。というわけで、「鉛筆をバキっと折って辞める」とうのは格好いいが、後で自分の首が絞まる、という20代の人を対象とした記事です。

で、この記事の中に、アメリカ人平均の転職データが。いわく:

  • 18歳から34歳の間に平均して9.2個の仕事をする
  • 去年の11月時点で、会社で働く人の75%が別の仕事を探している(active, passive含む)

9.2というのは多い。一つの仕事に平均2年も居ないことになる。これは国民平均だから、例えば「コンビニとファーストフードを点々とする」という人も含まれている・・・というか、そういう人がかなり多いのだとは思うが、それにしても平均でこれは多い。75%が別の仕事を探している、というのもかなり高い。本当に転職する気がなくても、常に「転職したらどんな職場でいくらもらえるか」の自己査定をすべし、という教えも浸透している国ではあるが。

しかし、ありとあらゆるバックグランドの人の平均を教えられても判断に困るので、Harvard Business Review 3月号のOff-Ramps and On-Ramps: Keeping Talented Women on the Road to Success(有料です)へ。こちらは、4大を優秀な成績で卒業または大学院卒以上というバックグランドの人を調べた結果です。いわく、


  • 37%の女性は自ら望んで仕事を離れた(つまり首になって泣く泣く、ではない)休職期間があり、平均休職期間は2年

「一旦仕事を離れた女性はその後のキャリアで同等のバックグランドの同世代の男性に比べて地位・収入が劣る」という問題を喚起する調査なのだが、女性の離職率より驚いたのはこちら:


  • 24%の男性も自ら望んで仕事を離れたことがあり、平均休職期間は1年

フレキシブルですなぁ。確かに、私の友達♂でも、最近仕事してない人が何人かいて、平日にゴルフに行こうと誘われるんですよね・・・・。

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3 月 22, 2005

Do you wantの謎

軽い話ですが、アメリカでDo you want toなんとかと言うとき、質問者は何を意味してるか、ということ。実は「これしたい?」と聞いているのではなく、「これをやれ」と命令してることも多いのですな。

1.肯定文でYou want to...と言う場合

「何とかをしなさい」という命令文を「何とかをしたいでしょ」という感じに婉曲に言うことでちょっぴり丸くしている。

例えばタクシーの運ちゃんに指示
「You want to take left at the next light」

もちろん、左に曲りたいと思っているのは運転手ではなく指示している客。「Take left...」と言うところを曖昧にすることで、ちょこっとだけ丁寧にしてるわけです。

2.質問文Do you want to...

1.の発展形で、本当は「何とかをしてくれ」というところを「何とかをしたい?」と聞くことで婉曲化。

しかし、本当に純粋な質問でも同じ聞き方になるのですな。だから、ニュートラルに希望を聞かれているのか、「何かをしてくれ」とお願いされているかわからんのです。よくダンナに
「Do you want to go to (店の名前)?」
などと聞かれて、頼まれているのかと思って、まぁ頼まれてるなら行ってもいいかと「Yes」と言って、実際行ってみてよくよく聞いたら、純粋に私が行きたいかどうかの希望を問われていた、というような誤解が頻発。なので、Do you want me to go or are you asking my preferenceとか確認したり。

ま、アメリカ人的には「頼まれてもいやだったらいやという」という前提があるので、「頼んでいる」と「やってくれ」がごっちゃでもあんまり問題ないんでしょうね。

***

関係ないですが、笑えるスパムがきました。「宮下です。先日は遅くまでありがとうございました。来月中旬に御社にお伺いさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。」というもの。「覚えてもいない人に突然来られたら困る」と思わずReplyしかかってしまいました。危ない危ない。

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3 月 18, 2005

暴力を振るう可能性のあるパートナーを見分ける15項目

朝刊に殺人事件の話が。27歳の中国からの留学生が、不動産ディベロッパーを刺殺、その後ベランダに出て何度も自分を刺して失血で気を失っているところを発見され一命を取り留めている。彼女は、同じ不動産ディベロッパー氏を今年の1月にも襲撃しており、去年の3月には別の男性をナイフで切りつけて逮捕されている。

どうも、付き合っている(または自分が付き合っていると思い込んだ)相手との仲が上手くいかなくなると、逆上して刃物を持ち出す人のようだ。去年の3月に襲われた男性は留学中の日本人で、いわく「On the day of the attack, Yang(犯人) tried several times to get Ogi(男性) to talk to her by claiming she was thinking about suicide. Ogi ignored her. Later Ogi walked to his car. She burst out of the bushes, yelling in Japanese that she was going to kill him.」とのこと。

日本語で「I am going to kill you」という意味の言葉を叫んで飛びかかっとあるが、(コロシテヤル、か?)もしこのためだけに日本語のセリフを覚えたとしたら恐ろしい。大変恐ろしい。そうでなくても恐ろしいが。

こういう恐ろしいこともあるので、付き合う相手は気をつけて選びましょう。(気をつけていても、逃れられない不運もあるとは思うが、気をつけるに越したことはない。)このリンク先に「精神的または肉体的暴力を振るうようになる可能性の高いパートナーを見分ける15のポイント」があります。これまで3人の日本人女性にこのリンクを教えたところ、「前の彼氏が8個当てはまった」「ダンナが13個当てはまっている」という意見と、「リストの内容はひどいことばかり。複数項目が当てはまるパートナーと付き合っている人がいること自体ショック」という意見でした。リストは基本的に女性が男性を見分けるためのもののようですが、逆でも使えると思います。心配な方はごらんあれ。

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3 月 15, 2005

ゲーム・セミナー

JTPAでゲーム業界の方3人をパネリストに招いてセミナーを行った。法政大学のシリコンバレー・オフィスをお借りして、私がモデレータをしました。法政大学は、日本の全キャンパスともテレビ会議システムで繋ぐことができるOAシステム完備で、大画面がたくさんある。豪華。以下、パネリストの発言の中で私が面白いと思ったことをいくつか・・。

パネリストは下記の3人の方。

■関根 Tom氏: Chief Operating Officer, Capcom Studio 8
■橋本 和幸氏: Vice President of Technology, New Platforms, Electronic Arts
■吉田 修平氏: Vice President of Product Development, Sony Computer Entertainment America

アメリカでは来週発売予定のPSPを3台デモでもってきていただいたのだが、セミナー終了後、真剣にプレーする人続出でした。今回は子供も参加可、ということで、数名小学生~高校生も来てました。

私が面白いと思った点は・・・・・

■ゲームの好みの国際格差は広がっている

Play Stationが米国で発売された当初は、日本で開発されたゲームしかなかったこともあって、日本で作ったものがことごとく売れた。しかし、最近は分化しており、日米欧共通で売れるゲームはどんどん減っている。とはいうものの、日本で作ったゲームでアメリカで受けるものはあるのだが、その逆はダメ。アメリカで作ったゲームは全く日本で受けない。

■ゲームの作り手としての日本の優位性は減ってきている

キャラクターや、筋書きなど、表面的な部分では、好みに国際的な差があるが、基本的な動作などの作りこみは日本の開発者が優れている。が欧米の開発者もスキルアップして追いついてきている。

■こんなの売れないと思ったのにものすごく売れたゲームATV Off Road

砂漠のようなところをオフロードバイクでがんがん走る、というゲーム。カリフォルニアのスタッフも、大して売れないだろうと思って、10万本くらい出荷したら、意外にどんどん売れる。結局250万本近く売れてびっくり。調べてみると、アメリカの真ん中あたりの田舎では、オフロードバイクを趣味にする人が多く、そのあたりで受けたらしい。

(アメリカの田舎はとてつもなく田舎で、ラフな遊び方しかない、ということの証明か。・・・しかし、大して売れない、といっても10万本も出すのであるな。)

ちなみに、Sony Computer Entertainment Americaは700人いるうち日本から来ている日本人のスタッフは4-5人しかいないそう。アメリカで受けるゲームはアメリカ人が一番よくわかる、ということで。

また、一つのゲームを開発するのに昔は5人、なんていうこともあったが、最近では100人以上かかることも多く、時には250人などという超大作もあるとのこと。4-5人で作っていた時代は大当たりしたら個人の見返りも大変大きかったが、最近では・・という話。

しかし、超大作ばかりがゲームにあらず。2-3人でチャッと作って、インターネットで流通させて大あたりさせる、というのはこれからまたあるかもしれませんね。

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3 月 11, 2005

英語と日本語-訳せない言葉

[インターネットで聞ける英語素材を利用したヒアリング練習サイトListen-ITを作りました。(2005年5月)]

この間ラジオでIn Other Wordsという本の筆者を招いた番組があった。

いろいろな言語で、「他の言語に訳せない言葉」はたくさんあり、それこそがその言葉が話される国のカルチャーを体現する、というのがテーマ。いきなり日本語の例として「Yokomeshi」という単語が出てきて、「なんのこっちゃ」と思ったのだが、「外国人との(多くの場合気まずい)食事」という説明でやっとぼんやり「あー、そういえば、そういう単語あったかな」と思った。

というわけでこの番組を聴きながら思い出した、私の「英語にならない日本語」「日本語ならない英語」です。ま、カルチャーの違い、まで行かないものもありますが。

英語にならない日本語

■ 金縛り
この間書きました。

■ 渋い
味です。渋い食べ物がない、ということもあり、味覚の仲間に入れてもらってないみたい。ワインの渋さは、味ではなく物理的刺激として感じるらしいです。「口の中に膜が張ったよう」という意味で「Filmy」と言う言葉を使う人もたまにいます。(ワイン通は「タンニン」と物質名で表現しますが。)

(以下ちょっと猥談)
■ 童貞
男も女も「virgin」です。

■ 包茎
申し訳ない、いきなり。でも、殆どの男の子は新生児のとき割礼(ちょきっと皮膚を切っちゃう。circumcisionといいます)するので、この状態は存在しないようだ。1990年ごろまでに生まれた人はまず100%に近いくらい割礼を受けていると聞いたこともある。赤ちゃんの健康によくないとかで、最近しない人も増えているらしいが。私の友達♀も、生まれてくる男の子にcircumcisionをすべきかどうか悩んでいたので、「いやー、しておけば将来問題が生じることもないから、しちゃった方がいいんじゃない?」と言ったところ、「一体全体どんな問題が生じる可能性があるの?」と詰め寄られた。客観的に問題を説明したところ、「うーむ、それは初耳だ」と考え込んでいた。

その後、村上春樹の「かえる君東京を救う」という短編の英語訳(super-frog saves tokyo)(after the quake収録)が出たところで、「包茎」というセリフがどう訳されているか見てみた。答えはphimotic。仲のいいアメリカ人にこっそり聞いてみたら、みんな知らなかった。

というわけで、これは単語がないわけではないが、殆どの人は知らない、という例でしょうか。

日本語にならない英語

■ commitment
月並みだが。「長期的な実行を伴う決意」というか「長期にわたって実行するという意思」。結婚したがらない人のことをcommitment phobia (コミットメント恐怖症)という。

■ accountability
これも前書きました。私のお勧めする訳は「落とし前をつける義務」です。responsibilityとaccountabilityの違いも以前のエントリを参照下さいませ。

■ tender
「痛いところ」といった意味で、「tender spot」と言う。sore spotとほぼ同義(ちょっとtenderの方が痛みが弱い感じかな?)。実際に体が痛いときも、心が痛いときもどちらでもOK。「弱いところ」という意味で、「あまりに好きで、判断力が鈍ってしまう」といったような時にも使う。

体のときは、「昨日したたかにぶつけて、今ではだいぶ痛みが和らいだが、まだ触ると鈍痛があるところ」みたいなのがtender spot。

tenderはLove me tenderのtenderで、「優しい」という意味もある。優しいがどうして「じんわり痛い」になっちゃうのか。でも、なんだか奥が深い単語でもあります。

■ upset
ネガティブな感情のかなりをカバーする。気分を害する、とか、むかつく、とかそのあたり全般かな。日本語だと「怒った」「いらいらした」「あせった」など様々な表現を使うところがかなりupsetの一言で片付いてしまう。angry、frustrated、anxiousなど個別の表現もあるが、ちょっとそこまでいうと強すぎるときはupsetがオールマイティ。

イメージ的には、何かの出来事がある→まずはショックを感じ、upset状態に→その後angry, frustratedなど、より分化した感情が生じる、という感じもある。

■ dove-pigeon
はと。白いハトがdoveでグレーのがpigeon。どっちもハトじゃないのかい、と思うが、幸せの象徴はdoveだけ。かわいそうなpigeon。

■ rat-mouse
ドブネズミとネズミ(ハツカネズミとか)。なぜかネズミはかわいくて、ドブネズミはとても怖い動物として扱われている。Mickeyはmouseだからかわいいわけ。片手に乗るくらいのがmouse、両手でつかむような感じなのがRatとか。「道端で犬が傷ついて倒れていたから獣医に連れて行ってあげたら、これはratです、といわれた」という笑い話をラジオでしてました。(それくらい大きいratもいる、という例ですね)

あー、まだ一杯ありますが、とりあえず。何かいい例があったらコメントで書いてください。

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3 月 09, 2005

超装甲リンカーンと塊魂

先月号のBusiness2.0の記事Do You Need a Thicker Skin?

命を狙われる可能性がある人向けに装備された防弾車のお話。

「チームで襲撃、タイヤを撃って動けなくした後、マシンガンを乱射してガソリンタンクを爆発させ、フロントガラスや屋根など、弱めのところを狙って、雨あられのように銃撃してくる暗殺者」というのを想定して作られているそう。至近距離で爆弾が炸裂しても大丈夫だそうです。

売りは、後から改造して強化した車と違って、まるで普通のリンカーンと変らず、見た目が地味なこと。でも、強化ガラスの厚みは4センチもあって、ドアは一つ当たり130キロ近い。タイヤはパンクしたまま走行可能。

いわく、

Here's what your assassin is most likely to do: If he's acting with a team, they will try to block the Town Car's path and box you into a "kill zone." They will shoot out your tires. They will pepper your vehicle's rear underside with rounds, attempting to explode the fuel tank, and spray the front grille, hoping to pierce the engine block. The primary shooter will concentrate fire at the far edge of the front windshield -- typically a weak spot on many armored cars. If one of the attackers has sufficient elevation, he will try to blast through the roof, again aiming at structural joints. Always, the shooters will focus round after round into the same bullet hole, hoping to crater away steel and glass until a piece of lead worms into the cabin and begins striking flesh.

こんな襲撃も2005 Lincoln Town Car Ballistic Protection Series(リンカーンタウンカー・防弾シリーズとでも訳すのか・・・)があれば大丈夫、ということです。

Fordでは、150台を米国国内で、同じく150台をラテンアメリカ・中近東などに輸出する計画だとか・・・。

これを読んだ日、ついでにプレーステーション2で塊魂をしてから寝た。塊魂は、周り中のものを巻き込んで、どんどん大きな塊をつくる、というゲーム。最初は画鋲とか消しゴムとかしか巻き込めないが、最後は、ゴジラ、ネッシー、高層ビル、竜巻、球場、島なども巻き込めるようになる。シンプルだけど快感。

そうしたら、「襲撃+塊魂」な夢を見た。私は警察・軍隊総動員で追われ、絶対壊れない黒いリンカーンに乗って逃げている。ガンガンといろいろなものにぶつかりながら、どんどん突き進む。道行く人も片っ端から轢いていく。同じ道をぐるぐると回っていて、新しいラウンドになるたびに、いろいろなものがなくなってがらんとした風景になっていく、という夢。西武新宿線の駅が中心地でした。怖かったし、長い夢なので疲れました。

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3 月 08, 2005

私の一日(とゲームセミナー)

co代表を勤めるNPO、JTPAのニュースレター用に私の一日というコラムを書きました。「癒していらない・私のほのぼの毎日」みたいな感じです。

そうそう、JTPAでは、3月15日にベイエリアはBurlingameでゲームセミナーをやります。ソニーのプレーステーション・ゲーム開発の米国責任者、ゲームソフト開発米国最大手のElectronic ArtsのVP、日本のゲームソフト会社カプコン米国開発スタジオのCOOの皆様をパネリストに招いて、私がモデレータです。PSPのデモもあり。ご興味のある方はこちらをご覧の上お申し込みください。

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3 月 07, 2005

ボーイング 24 Netflix

ボーイングのCEOが辞任した。女性重役との不倫が発覚したからである。

不倫大国、日本の常識的には、たかが不倫ごときで大げさであるのだが。

不倫といえば、テレビドラマ24。テロ対策ユニットのNo.1(男)とNo.2(女)が不倫、その後No2とNo.3(男)が恋愛関係になる。で、ユニットのスーパーバイザーから、「この部署はいろいろあって困る」みたいないやみをクチクチ言われたりするが、それは当然であろう。っていうか、そういうことは多々あると思うが、社内中に知れ渡らないよう、もっとこっそり付き合えないのかね。

さて、で、24のDVDをレンタルするためにNetflixに入ってしまった。2インターネットと郵送によるDVDレンタル屋さんである。大変快適。

仕組みはシンプル。
1)Netflixのサイトで、ユーザー登録(住所・クレジットカード情報など)
2)同じくサイトで、借りたいDVDのリストを登録。500枚までリストに載せられる
3)リストの上から順番に郵送でDVDを送ってくる
4)見終わったら送り返すと、次のDVDを送ってくる

常に複数のDVDをキープできる。キープできる枚数は最初に指定。3枚が標準パターン。1枚送り返せば1枚新しいのが送ってくる。2枚返せば2枚。家にある枚数が3枚でさえあれば、そのうち1枚は1年ずっと持ちっぱなしでも構わない。この3枚キープパターンで、月会費は17ドル99セント、約2000円。送り返すのも含め送料は無料。

Netflix1こういう風に、ただの紙のケースに入ったDVDがそのまま封筒に入って送ってくる。

Netflix2宛名の書いてある表の紙を切り取り線で取ると、そのまま返送用封筒になる。DVDを見終わったら、この封筒に入れて、家の郵便ポストに入れればおしまい。(アメリカの郵便配達の人は、家の郵便受けに発送したい郵便を入れておくと、配達時についでに持っていってくれる)

24は面白い面白いとみんな言うので見ようかなと思っていたが、いくらなんでも24時間も見るのはちょっと、、、と躊躇していた。が、やっと思い立ってファーストシーズンの最初の4時間分が入っているDVDをBlockbusterで借りた。そしたら面白かった。が、残りを見るには後5枚も借りないといけない。面倒くさい。なので、やっと重い腰をあげてNetflixにも入った次第。

しかし、10時間目くらいからちょっとだれてきて「まだあと14時間もあるのか・・・」とつらくなった。が、10時間も見たのだから残りを見なくては・・・ということで意地で見ている。(やっと20時間分見たところ)これぞまさにEscalation of Commitment。「今までこんなにやってしまったんだから途中でめる訳には行かないと」いやいやながらも残りをやってしまう「決心の泥沼」。

Netflixに入ろうと思ったもう一つの理由はLa Dolce Vitaが見たかったから。1961年に作られたフェリーニの名作、だが、去年初めてDVDになった(と思う)。が、Blockbusterを数軒探したがない。しかし、もちろんカタログの豊富さで知られるNetflixにはある。

ちなみにBlockbusterやWalmart、AmazonもNetflixと同様のインターネット+郵送のDVDレンタルをはじめた。いずれもNetflixより安いが、カタログがNetflixほど豊富でない。「見逃した昔の映画が見たい」「あまりメジャーでない外国の映画が見たい」というのがインターネット+郵送DVDレンタルに加入する最大の目的なので、カタログが豊富でなかったら月数ドル安くても意味がない。「大ヒットDVD」(スパイダーマンとか)は個別にはレンタル売上が大きいと思うが、あんまりメジャーじゃないDVDをたくさんそろえると、個別にはたいした売上にならなくても、それ目当てで集まる顧客で繁盛する、というのの典型。Long Tailですね。

しかし、昔ながらのビデオだったら、郵送費だけでばかにならないから、Netflixモデルは通用しない。DVDが薄っぺら、というのはとっても大切なことだったんですね。

全然関係ないが、昔NetscapeのEメールソフトで、「新しいメールがあります」というマークとして「赤い棒が立っている」というのがあった。アメリカでは、郵便配達の人にピックアップしてもらいたい郵便を自分の郵便受けに入れたら、郵便受けの横にある赤い棒を立てる、というのが習慣なので、「この棒を見れば、誰でも直感的に新しいメールがあるとわかるはず」ということでデザインしたけど、国際的には全然通用しなくて、海外(日本とか)では「なんじゃこれは」となってしまったらしい。で、Netscapeの社内で「うちの会社、国際的じゃない」と反省した、ということを聞いたことが。ま、この手の失敗はよくありますが。

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